CX-5がリフレッシュ。アウトドア志向のニューモデル誕生
マツダ・グローバル販売の約3分の1を占める基幹車種、CX-5がリフレッシュした。全車の前後ランプ意匠を変更し、ダイナミクス面は、新たな車両構造技術「スカイアクティブ・ビークルアーキテクチャー」の考え方を導入。車体フレームに減衰構造を採用するとともに、サスペンション特性を見直し、車体とシートフレームの取り付け剛性の向上を図った。さらにシート形状の改良とロードノイズの静粛化を追求し、一段と「疲れの少ないクルマ」を目指している。
マツダCX-8のExclusive ModeとBlack Tone Editionがエンジンラインアップを拡充
ラインアップは、ユーザーのライフスタイルを表現する複数の特別仕様車を用意。中でもアウトドア志向のフィールドジャーニーの設定がニュースだ。
フィールドジャーニーはプロアクティブ4WDをベースに各部に専用デザインを施し、17インチのオールシーズンタイヤを装着。走行モード選択(Mi-DRIVE)に、オフロードモードが新設定された。エンジンは2.2リッターディーゼル(200ps/450Nm)と 2リッターガソリン(156ps/199Nm)から選べる。
4WDの緻密な制御に驚嘆。高いオフロード性能の持ち主
試乗車は、ジルコンサンドメタリックのディーゼル仕様。ジルコンサンドメタリックはフィールドジャーニーを想定した新色。オフロードをタフに走り回っても汚れが目立たず、適度にワイルドな印象を与える魅力的なカラーリングである。
まずは4WD性能を確認するため、専用コースに挑戦。4輪が大きくストロークするスロープと傾斜路を試す。オフロードモードをセレクトして走り出すと、スロープをあっけなく走破した。オフロードモードは、1輪が空転するとその車輪にブレーキを掛け、接地輪のトラクションを確保する。ディーゼル仕様は450Nmの太いトルクの恩恵で終始優れた駆動力を発揮。まさに力強く走り抜けた。
傾斜路では途中で停車。ステアリングを傾斜方向に切るとアイドリング回転数が上昇、反対に切ると回転数が下がった。車両が自動的に進行方向が登りか下りかを判断し、きめ細かく発進トルクを調節するのだ。ここまで緻密な制御は数ある4WDの中でも少数派だ。
以前、本格オフロードコースを走ったときも、CX-5のイメージ以上のオフロード性能に驚いたが、フィールドジャーニーの実力は、さらにアップしている。都会的なスタイリングからは想像できない、走破性の持ち主である。
一般路では、あらためて2.2リッターディーゼルの滑らかさとパワフルさを実感。ゆったりとした乗り味にも好感を抱いた。聞けば、フィールドジャーニーは、キャラクターに合わせた専用設定の足回りだという。最新のCX-5には、どこまでも完璧を示すマツダ技術陣のこだわりが凝縮されている。
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