もくじ
ー 発売前にフェイスリフト
ー オフロードでの実用性を追求
発売前にフェイスリフト
ランドローバー・ディフェンダーに似たボリンジャーの電動SUV、B1はまだ発売されていないにも関わらずフェイスリフトを受けた。
アメリカのスタートアップSUVメーカーであるボリンジャーは、このB1が最も過激でタフな電動オフローダーだと主張している。このクルマが今回ボンネット、ヘッドライト、グリルなどの変更を受け、空力性能を改善したようだ。
B1は2019年半ばごろの発売が予定されているが、以前の仕様ではフロントに400kgのリフトが、リアに350kgのダウンフォースが発生していた。これを均一化するため、フロントグリルとボンネットのベントが変更された。
ニューヨーク州ホバートに本拠地をおくボリンジャー・モータースはB1開発の最終段階に達している。この4WD車は前後に搭載されたモーターにより、総合出力360ps、最大トルク65.3kg-mを発生する。フロントとリアの電動ロッキングデフとふたつの2速ギアボックスによりトルクが制御される。
60kWhのバッテリーによる航続距離は193km程度だが、それを320kmまで延長する100kWhバッテリーの搭載を検討しているという。
オフロードでの実用性を追求
ボリンジャーのエンジニア、ジョン・ハッチンソンによれば、「このような電動SUVは他にありません。低回転から豊かなトルクを発生する電動ドライブトレインはオフロードでの使用に最適です。B1はオフロードでの遊びの他、農作業での使用も想定しています。それらの使用目的では長距離走行をすることは少ないため、航続距離はそれほど問題となりません」とのことだ。
ボクシーな外装はランドローバー・ディフェンダーにも似ているが、インテリアは非常に無骨だ。シャシーとボディーワークはアルミ製で、生産の効率化とオフロードでの実用性や交換のしやすさを追求している。安全のため、スチール製ロールケージが装着される。
B1は非常に過酷なオフロードでの使用を想定されており、394mmの最低地上高と254mmのホイールトラベル量が確保されている。全長3810mm、全幅1943mm、そしてホイールベースは2667mmだ。リアシートを取り外せば、2690ℓもの荷室が使用可能だ。
エンジンがないことの利点を生かして設計されており、フロントの荷室には貫通部が設けられ、長尺物の積載も容易だ。
B1は産業デザイナーであるロバート・ボリンジャーのアイデアにより誕生した。このプロジェクト発足以来1万件以上の問い合わせが届いているとし、現在は生産パートナーを選定中とのことだ。B1は米国市場に焦点を置いているが、2020年以降中東を中心に輸出も行う方針だ。
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