クルマ好きなら一発でわかるけれど、「ちょっと詳しい」くらいではパッと車名が浮かばない、というクルマは多いはず。それでも一台一台には作り手と売り手と買い手の思いが詰まっています。
さまざまな思い出が詰まったクルマに、もう一度スポットライトが当たることを願ってお送りする本企画。車名がわかった方、ぜひSNSで思い出とともに高らかに「いいクルマだった!」とシェアしていただければ幸いです。
タイでもカローラクロス大ブーム!! 迎え撃つホンダが投入した意外な車種とは!?
文/山城颯太
写真/ホンダ
難易度/★★★☆☆
【写真ギャラリーで車名を当てろ】何台わかる? 往年の名車、珍車に光を当てよ!!
■正解はこちら!
●正解:ホンダ・Z(2代目/1998-2002)
ホンダ・Z(2代目/1998-2002)
SUV風の外観で登場したホンダZ。駆動方式は4WDのみで、ランボルギーニのディアブロと同じミッドシップ4WDを採用した点がユニークでした。車体中央の床下に3気筒エンジンを配置し、50:50に限りなく近い理想的な重量配分を実現しました。
車重がNA車が960kg、ターボ車は970kgと重めで、動力性能は非力感が否めませんでした。価格は114万8000円からと、当時の軽自動車としては割高であったこともあり、販売は低迷。2002年8月に販売を終了しました。
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みんなのコメント
ところでこの2代目「Z」、不人気に終わった「迷車」とよく紹介されたり
していますが、ホンダがこのクルマを出した本来の目的は
「軽でありながら普通車並みの衝突安全性の確保」というところにあった
のではないでしょうか。
オフセット衝突64km/h正面衝突55km/hでの、当時としては世界最高水準の
衝突安全性能の実現は、後のホンダ車の開発設計に対しても多大な貢献を
与えたといっても過言ではないでしょう。
また2代目「Z」はフロントにエンジンを持たないことから、小回り性能にも
優れていたことも特筆すべき点かと思います(最小回転半径:4.6m)
肝腎の走りの性能は残念なものでしたが、技術的に見れば実は「地味にスゴイ」
のが2代目「Z」であったかと思います。
次の車を買いかえる時、下取りがめちゃくちゃ高かったのは、覚えてる。。。