注目度の高いモデルが並ぶトヨタ
コロナ禍、オリンピック、半導体不足と、悲喜こもごもさまざまな事件のあった2021年。
【画像】2021年の「顔」といえるクルマ 3モデル展開 違いを細かくみる【詳細】 全146枚
それでも数多くの新型モデルが日本市場に投入された。どんなモデルがあったのかを振り返ろう。
まず、トヨタの2021年の新型車登場は7月のアクアからスタートする。そして10月までの3か月の間に5モデルが登場。
夏から秋にかけて計6モデルが投入されたのだ。
特にトヨタ・ブランドの新型車は、ベストセラーカーであるアクアに、トヨタSUVのフラッグシップであるランドクルーザー、そしてヒット濃厚なカローラ・クロス、スポーツカー・ファン待望のGR86というように、注目度の高いモデルばかりであった。
中でもアクアとカローラ・クロスは、大ヒット間違いなしの2台。
今年は年の中盤での投入であるため、年間ランキング上位進出は難しいが、来年は大躍進することだろう。
7月19日発売:アクア
8月2日発売:ランドクルーザー
8月26日発売:レクサスES
9月14日発売:カローラ・クロス
10月7日発表(11月以降発売):レクサスNX
10月28日発売:GR86
主力モデルを投入したホンダと日産
ホンダと日産の新型車は以下のようになる。
ホンダ
4月22日発売:ヴェゼル
8月5日発売:シビック
日産
6月4日発表(2022年1月発売予定):アリア
8月17日発売:ノート・オーラ
数こそ少ないものの重要モデル
新型車の数こそ少ないものの、ホンダと日産、どちらもメーカーにとっては非常に重要なモデルだ。
ホンダにとってシビックは歴史があるだけでなく、アメリカ市場の主力モデルの1つ。
また、ヴェゼルは日本におけるホンダの主力。ブランド的にもビジネス的にも重要な2モデルと言えるだろう。
同じように日産もブランドとビジネスの両面を支える2モデルが登場している。
ノート・オーラは、ベースとなるノートの上級を担うモデルだが、ノートと共に日産の日本市場をささえる量販モデルでもある。
ちなみに、最新のノートは昨年12月23日に発売を開始。ノートとノート・オーラの2台は、2021年の年間販売ランキングで日産車の中でトップになっている。
また、ノートとノート・オーラは、今年の日本カーオブザイヤーも獲得。今の日産を代表するモデルと言えるだろう。
一方、アリアは今年に発表されたものの、正式な販売は来年だ。
とはいえ、プレミアムなEVのSUVとして日産のイメージを牽引することが期待される。
これもまた、日産にとって非常に重要なモデルと言えるだろう。
スバル3、スズキ2、三菱1車種
続いて、スバル、スズキ、三菱自動車の新型車は以下のようになる。
スバル
7月29日発表:BRZ
10月7日発表:レガシィ・アウトバック
11月25日発売:WRX S4
スズキ
8月27日発売:ワゴンRスマイル
12月10日発売:アルト
三菱
10月28日発表(12月発売):アウトランダーPHEV
意外? スバルは新型3モデル
ちょっと意外であったのが、スバルが3モデルもの新型車を投入したこと。
話題としてはスポーティなWRX S4やBRZの方が高いが、ビジネス的にはアメリカ市場の主力となるレガシィ・アウトバックの方が重要。
話題と実利の2方面で重要なモデルの投入だ。
スズキは、両側スライドドアを備えた派生モデルのワゴンRスマイルと、ベーシックな軽自動車アルトの2モデル。
ワゴンRスマイルは派生モデルとはいえ、人気の両側スライドドアを装備したことで、それなりの販売数が期待できる。
また、アルトはスズキの歴史ある重要モデル。やはり2モデルとも力の入った新型と言えるだろう。
三菱自動車のアウトランダーPHEVは、同社の現在のフラッグシップともいえる存在。
得意の電動化技術と4WD技術を結集した力作となる。
販売数もさることながら、業界や市場の評価が気になるところだ。
マツダとダイハツ、新型車の投入なし
最後にマツダとダイハツは新型車の投入なし。寂しいようだが両社とも、情勢が悪いわけではない。
マツダは、北米向けのCX-50を筆頭にFRプラットフォームの新しい商品群の投入を予告しているし、ダイハツはトヨタにOEM供給するライズとルーミーが大ヒット。
11月には、大ヒットの予感が漂うロッキー/ライズのハイブリッド版を発売している。
両社とも、勢いのある2022年を予感させる状況なのだ。
ブランド面/ビジネス面で重要車種
ふりかえれば、最も数多くの新型車を投入したのはトヨタであった。
それ以外では、ホンダが2、日産が2、スバル3、スズキ2、三菱自動車1の新型車投入であり、数的には少々寂しいものがあった。
しかし、数は少ないものの、どのメーカーも投入したのは、ブランド面やビジネス面で重要なモデルばかり。
コロナ禍や半導体不足という厳しい状況だからこそ、新車投入は重要なモデルに絞ったのかもしれない。
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