2020年2月、レクサスは昨年の世界新車販売実績を発表した。それによると総販売台数は76万5330台。前年比10%増、そして過去最高の成績となった。
2019年1~12月の主要地域別の販売実績は以下の通り。北米では横ばいながら、他の全ての地域で前年比プラスとなっているのが目を引く。
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・北米約 32.5万台(前年比 100%)
・中国約 20.2万台(前年比 125%)
・欧州約 8.7万台(前年比 114%)
・日本約 6.2万台(前年比 113%)
・中近東約 3.2万台(前年比 108%)
・東アジア約 3.4万台(前年比 108%)
そんな、「波に乗っている」と表現していいレクサス。新車登場の予定は2020年こそ1台のみとちょっと寂しいが、翌2021年はピュアEVである「UX300e」の登場を筆頭に、注目車が目白押しとなっている。詳しく見ていこう。
■2020年 新車登場予定カレンダー
6月 レクサス LCコンバーチブル
■2021年 新車登場予定カレンダー
1月 レクサス UX300e/6月 レクサス LF/10月 レクサス LS F/11月 レクサスIS
●【画像ギャラリー】UX300e、IS、LF、LS F…現行の特別仕様車、コンセプトカーたちとともにチェック!!!
※本稿は2019年12月・2020年1月のものです。新車スケジュールは2019年12月時点で当編集部および流通ジャーナリストの遠藤徹氏が、各メーカーや新車販売店に取材した結果を反映したものであり、発売日が近づくことによって流動する可能性があります。新型車の発表スケジュールについては、新情報が入り次第更新していきます
文・写真・予想CG:ベストカー編集部
初出:『ベストカー』2020年1月26日号・2月10日号
■レクサス UX300e(2021年1月登場予定)
●航続距離400kmのピュアEV
レクサスのコンパクトSUV、UXに追加設定されるブランド初のピュアEV。
搭載されるリチウムイオンバッテリーの容量は54.3kWhで、1充電あたりの航続可能距離は400km。充電に要する時間は急速充電で50分ほどが想定されている。
レクサス UX300e
モーター出力は150kW/300Nm(約204ps/30.6kgm)。
バッテリーをフロアに固定することで重心高を低め、さらにブレースの追加やショックの減衰力最適化など細部にわたるチューニングが施された結果、SUVながらスポーツカーに近い走り味を実現しているという。
左ハンドルモデルの写真だが、通常モデルとの差別化がわかる
価格はUXの従来モデルより上昇するが、それだけの価値が与えられた上質感のあるモデルとなっている。
■レクサスUX300e予想スペック
・全長×全幅×全高:4495mm×1840mm×1540mm
・ホイールベース:2640mm
・車両重量:1850kg
・モーター出力:150kW/300Nm
・バッテリー:リチウムイオン
・バッテリー容量:54.3kWh
・航続可能距離:400km
・価格:480万~600万円
フロア下に固定された54.3kWhのリチウムイオンバッテリー。車重が200~300kg程度増えるが、その重量増が逆に走りに上質感を与える
■レクサスLF(2021年6月デビュー予定)
●年々拡大する高級SUV市場にレクサスが投入する新型ラグジュアリーSUV
ベントレーやマセラティなど、今世界の高級車ブランドから続々と登場しているのが豪華で贅沢なSUV。
レクサスLXに対して、よりサルーンに近い最上級SUVとして登場するLF(画像はベストカー予想CG)
このクラスにレクサスが投入するラグジュアリーSUVがLFだ。パワーユニットは、4L V8ツインターボと、3.5L V6ハイブリッドの2本立て。
シャシーはLSで採用されているGA-Lプラットフォームを採用。レクサスの新たな高級SUVが誕生する。
■レクサスLS F(2021年10月デビュー予定)
●レクサスのフラッグシップサルーンにもハイスペックな「F」モデル登場!
2017年にフルモデルチェンジした現行LS。この最上級サルーンにレクサスのハイパフォーマンスモデル「F」が加わる。
LS Fは専用エアロバンパーや専用セッティングのサス&ブレーキシステムが奢られ、外観も迫力あるものになる(画像はベストカー予想CG)
これまで「F」モデルは5L V8NAエンジンを搭載していたが、このLSFは4L V8ツインターボを搭載。
このエンジンは670ps/66.3kgmを発揮するというから期待できる。価格は2000万円超えか?
■NEWレクサスIS(2021年11月デビュー予定)
●新型ISはBMW製直6ターボモデルも加わって、さらにスポーティなラインナップへと生まれ変わる!
レクサスISは、今年マイナーチェンジが行われ、フルモデルチェンジが先延ばしされるという情報もあるが、当初の計画だと2021年11月に新型へと切り替わる。
※画像はベストカーWeb予想CG
その新型のボディサイズは現行モデルとほとんど変わらない予定。シャシーは現行クラウンから採用される「TNGA」のFR用プラットフォームへと変わり、操縦性能をはじめ、走りの質感は大きく向上することが期待できる。
パワーユニットは、現行にも設定される直4の2L直噴ターボと2.5L直4ベースのハイブリッド、それに新開発の2.4L直4ターボを積む計画がある。
が、それだけではなく、新型はさらにパワフルなパワーユニットもラインナップされるという。
新型ISはスポーティな性格を高めたラインナップに生まれ変わり、BMW製直6ターボ搭載車も設定される予定(画像はベストカーWeb予想CG)
BMW製直6ターボを搭載するグレードが用意されるという情報があるのだ。スープラが搭載する3L直6ターボで、最高出力/最大トルクは340ps/51.0kgm。
新型の車重はスープラよりも100kgほど重くなることが予想されるが、とはいえ力強い走りを見せるはずだ。
なお、このモデルは、スポーティなプレミアム仕様という位置づけになりそうで、デビューは通常モデルの1年後、2022年の登場が予想される。
■IS予想スペック
・全長×全幅×全高:4700mm×1820mm×1420mm
・ホイールベース:2850mm
・車両重量:1580kg
・エンジン:直列6気筒DOHC3L+ターボ
・最高出力:340ps/5000rpm
・最大トルク:51.0kgm/1600-4500rpm
・価格:490万~700万円
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