アメリカン・マッスルカーもついに電動化へ。
ガソリン・エンジンのような排気音を再現!
8月17日、ダッジ・ブランドを擁するステランティスは、新型「チャージャー・デイトナSRTコンセプト」を発表した。
チャージャーは1966年に初代が登場。高性能エンジンを搭載する「マッスルカー」を代表する1台だ。日本へも、並行輸入車両が多数上陸している。
今回発表された新型チャージャー・デイトナSRTコンセプトは2ドア・クーペのBEV(バッテリー式電気自動車)だ。
興味深いのは、BEVにもかかわらずガソリン・エンジンのような排気音を再現したという。「Fratzonic Chambered Exhaust」と呼ばれる新機能は、車両後部に設置された専用アンプなどで構成され、音量は最大126デシベルに達する。最新のヘルキャットV8ガソリン・エンジン並みの轟音を響かせるそうだ。
搭載する電動パワートレインは、ポルシェ「タイカン」などとおなじく800Vのシステム電圧を採用。ヘルキャットV8ガソリン・エンジン搭載モデルよりも、あらゆる面で優れた性能を発揮するという。「パワーショット」と呼ばれる、一時的に出力を高める機能も備わる。
これまでのチャージャーが後輪駆動だったのに対し、新型チャージャー・デイトナSRTコンセプトは4WDに変更された。組み合わされるトランスミッションは「eRuptマルチスピードトランスミッション」と呼ぶタイプ。詳細は明かされていないが、タイカンなどとおなじく2速式となるようだ。これにより加速性能を高める。
エクステリアは初代チャージャーを彷彿とさせるものだ。ただし、灯火類をフルLEDとするなど、モダナイズされている。ドアハンドルは空力性能を高めるべく格納式だ。
ホイールは21インチの大径サイズで、大パワーを受け止めるべく6ピストン・ブレーキを組み合わせる。
インテリアは、12.3インチのインフォテインメント用ディスプレイと、16インチのメーター用ディスプレイが目をひく。リアシートは可倒式で、すべて倒せば広大なラゲッジスペースがあらわる。
新型チャージャー・デイトナSRTコンセプトの価格や登場時期などの詳細は不明だ。
文・稲垣邦康(GQ)
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