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ダイハツの新世代軽クロスオーバーモデル「タフト」がいよいよ発売。車両価格は135万3000円~173万2500円に設定

掲載 更新 9
ダイハツの新世代軽クロスオーバーモデル「タフト」がいよいよ発売。車両価格は135万3000円~173万2500円に設定

「ジブン、オープン、青空SUV」のキャッチフレーズを掲げて登場したDNGA第3弾となるダイハツ・タフトは、X/G/Gターボの3グレードで構成。世界観を広げる3つ「スタイルパック」もオプション設定

 ダイハツは6月10日、新世代軽クロスオーバーモデルの「タフト(TAFT)」を発売した。
車種展開は以下の通り。
X:2WD135万3000円/4WD147万9500円
G:2WD148万5000円/4WD161万1500円
Gターボ:2WD160万6000円/4WD173万2500円
なお、月間販売目標台数は4000台に設定する。

ダイハツ・タフト追加情報2:ボディカラーは新色アースカラー3色を含む全9色を設定


 新型タフトは、新型タントと新型ライズに続く、ダイハツの新世代のクルマづくり「DNGA(Daihatsu New Global Architecture)」の第3弾に位置する。“Tough&Almighty Fun Tool”を商品コンセプトに、SUVのタフさとハイトワゴンのユーティリティを兼ね備え、日常生活からレジャーまでアクティブに使える新感覚の軽規格クロスオーバーというキャラクターを有している。

 エクステリアに関しては、タフさ・力強さ・SUVらしさを表現したデザインに仕立てたことが特徴だ。フロント部はやや吊り目にアレンジした異形角型ヘッドランプに高い地上高とリフト感を強調するバンパー、タフな印象を与えるアンダーガードなどでオリジナリティあふれるマスクを演出。サイドビューは分厚いボディと薄いキャビンに、太いセンターピラーや大型の樹脂製フェンダー、グリップ式のドアハンドル、フラットで存在感のあるドアパネルなどを組み合わせてSUVらしさを表現する。また、FF軽乗用車最大の外径サイズとなる大径タイヤ(165/65R15 81S)を装着して力強いイメージを強調した。そしてリアセクションは、ほぼ平面構成のゲートパネル面にクリアタイプのコンビネーションランプと鮮やかなガーニッシュ、フロントと同イメージで仕立てたバンパーおよびアンダーガードなどを配して存在感を高める。ボディサイズは全長3395×全幅1475×全高1630mm/ホイールベース2460mmに設定した。

 外装色はこのタフで力強いデザインに相応しい、新色アースカラー3色を含む全9色をラインアップ。具体的には、イメージカラーのレイクブルーメタリックとフォレストカーキメタリックのほか、サンドベージュメタリック、レモンスカッシュクリスタルメタリック、スプラッシュブルーメタリック、ブラックマイカメタリック、ブライトシルバーメタリック、シャイニングホワイトパール、コンパーノレッドを用意する。また、いずれの外装色も、アンダーガードおよびアンダーガーニッシュやフェンダー、ルーフレールなどの樹脂パーツをブラック基調で仕上げ、鮮やかで印象的なコントラストを創出した。

 インテリアについては、タフさと機能性、そして遊び心を具現化したデザインでアレンジする。ブラック基調のインパネはレゴブロックを積み立てたイメージでアレンジし、GおよびGターボにはオレンジメタリックのアクセントカラーを効果的に配色。前席には長時間のドライブでも疲れにくく、オレンジの差し色とカモフラージュ柄で個性も表現した専用シートを装備した。

 新しいパッケージングコンセプトとして、「Backpackスタイル」を採用したことも新型タフトのトピックだ。出かけるときに動きやすいバックパックを背負う人の姿をイメージして、車両パッケージングを構築している。

 まず前席は、「クルースペース(Crew Space)」と呼称。ワクワク感を表現したデザインと多彩なポケッテリアを採用して、タフト独自の“気分を高める”空間を創出する。各部の特徴を見ていこう。天井には大型ガラスルーフの「スカイフィールトップ」を設定し、乗員の圧倒的な開放感を演出。また、紫外線と赤外線を減らすスーパーUV&IR機能付きガラスや開閉できるシェードを組み込んで高レベルの快適性を確保した。一方、インパネまわりのデザインはレゴブロックを積み立てた遊び心あふれるイメージで仕立てたうえで、600mlのペットボトルが収納できる堀込式カップホルダーやティッシュBOXが収まる大型インパネトレイ、上層にETC/ドライブレコーダー本体/Wi-Fiルーターが収納可能な2層構造グローブボックスなどを装備して機能性を大きくアップさせた。

 次に後席・荷室は、「フレキシブルスペース(Flexible Space)」と呼称。自由自在にアレンジ可能なリアシートとラゲッジによって、アクティブに活動できる軽快さと高い積載性を両立する。各部の特徴を見ていこう。後席自体にはシートバックの分割可倒機構を内蔵し、前席と合わせた4名乗車はもちろん、3名乗車+長物、2名乗車+大きな荷物(完全フラットモード)といった多彩な使い方が可能。シートバックには、汚れにくく拭き取りやすい加工を施す。一方、荷室の床面にはフレキシブルボードを装備。下段に設定した際はスーツケースなどの荷物を安定して載せることができ、たてかけた際はボードに備えたフックなどを活用して高さのある荷物を積載することが可能だ。また、ボード表面にはシートバックと同様、汚れにくく拭き取りやすい加工を実施している。

 搭載エンジンは、マルチスパークの採用や燃料噴射方法の改良(スワール噴霧)を図ったKF型658cc直列3気筒DOHC12Vの自然吸気(52ps/6900rpm、6.1kg・m/3600rpm)とインタークーラー付ターボ(64ps/6400rpm、10.2kg・m/3600rpm)の2機種を設定。トランスミッションには、エンジンの回転をタイヤに伝えるCVTにスプリットギアを組み込んだD-CVTを組み合わせる。また、駆動レイアウトには2WD(FF)とフルタイム4WDの2タイプを設定した。一方、基本骨格はDNGA新プラットフォームをベースに、進化した軽量高剛性ボディ「Dモノコック」を採用して車両剛性を向上。懸架機構にはセッティングを最適化した前マクファーソンストラット/後トーションビーム(2WD。4WDは後3リンク)を採用する。また、SUVらしい走破性を実現するために、190mmの高い最低地上高と大径タイヤに加えてアプローチアングル27度、ディパーチャーアングル58度を確保。さらに、ぬかるんだ道や凸凹の多い路面でタイヤが空転した際に、空転した車輪に制動力を掛けて空転を抑制し、もう片輪に駆動力を伝えることでタイヤのグリップ状態をキープして発進・加速をサポートするグリップサポート制御も組み込んだ。

 安全・運転支援機能の拡充も見逃せない。予防安全機能「スマートアシスト」には、約3年半ぶりに一新したステレオカメラを使用し、イメージセンサーの変更によって撮像性能を向上することで夜間歩行者へ対応。また、カメラ認識処理の改良により検知性能も向上させる。そして、衝突回避支援ブレーキの対応速度引き上げと夜間の歩行者検知機能の設定、路側逸脱警報機能、ふらつき警報機能、標識認識種類増加(従来の進入禁止に最高速度および一時停止を追加)という5つの新機能を追加し、全17種類の予防安全機能を組み込んだ。また、停車保持機能により利便性が向上した、全車速追従機能付ACC(アダプティブクルーズコントロール)も設定。さらに、ダイハツ初となる電動パーキングブレーキを全車に採用し、加えてオートブレーキホールド機能も標準で装備した。
 一方、コネクティッド面では、つないでサポート/見えるドライブ/見えるマイカー/つないでケアという4つの機能で構成する“ダイハツコネクトサービス”、ダイハツコネクト対応のディスプレイオーディオやカーナビゲーションの購入者を対象に車内で使用可能な Wi-Fiサービスを提供する“ダイハツWi-Fi”、SmartDeviceLinkやApple CarPlay/Android Auto対応のスマートフォンアプリをディスプレイ上で表示・操作可能とした9インチスマホ連携ディスプレイオーディオおよび6.8インチスマホ連携ディスプレイオーディオ(オプション設定)を採用したことが特徴。安全性と快適な利便性を高次元で実現している。


 新型タフトでは、新世代軽クロスオーバーモデルの世界観を広げる3つ「スタイルパック」を、GおよびGターボにメーカーオプション設定したことも訴求点だ。まず「ブラックパック」では、ブラック塗装の樹脂パーツ(ドアミラーおよびドアハンドル)とガンメタリック塗装のアルミホイールを採用。ディーラーオプションのダークブラックメッキパックを組み合わせることで、タフなルックスをさらに強化する。次に「クロムパック」では、メッキドアアウターハンドルとシルバー塗装のアルミホイールを設定。ディーラーオプションのメッキパックを組み合わせることで、いっそう上質なスタイルに昇華する。そして「ホワイトパック」では、ホワイト塗装のドアミラーカバー/ドアアウターハンドル/スチールホイールを組み込むことでリラックス感のあるキャラクターを表現した。

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みんなのコメント

9件
  • 月間販売目標台数4000台以上売れる売れる
  • エントリーグレードの鉄チンホイールは白黒カラーだけど
    ハスラーみたいにデザインされてないのね、正直言ってダサいです
    いくらハスラーより1万安くてもこれはちょっと・・・
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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