■2025年に発売される新型「プレリュード」に次世代技術「Honda S+ Shift」を搭載!
ホンダは2024年12月18日に同社のハイブリッド「e:HEV」に搭載する次世代技術「Honda S+ Shift」を世界初公開しました。
【画像】超カッコいい! これが「新型プレリュード」です! 画像で見る(77枚)
このS+ Shiftは、2025年に発売される新型「プレリュード」から順次搭載されていきます。
今回、ホンダは同社独自の2モーターハイブリッドシステム「e:HEV」に関する取材会を開催しました。
e:HEVとは、ホンダの電動化コア技術である高効率・低燃費な2モーターハイブリッドシステムのグローバル呼称です。
この「e:」には「electric(電気)を energy(原動力)にして、みんなの笑顔と元気を強く energize(活気づける)していく」という意味が込められていると言い、2020年に登場した「フィット」からこの呼称が使われてきました。
なお特徴としては、高効率の2モーターハイブリッドシステムがもたらす圧倒的な燃費の良さと、大出力モーターによる上質で爽快な走りを両立するホンダ独自の技術です。
実際には運転状況や走行環境に応じて、モーター駆動とエンジン直結駆動を最適に使い分けることが可能となり、走行状態に応じた緻密な制御によってドライバーが意識して運転しなくても低燃費を実現できます。
さらには、ドライバーの運転操作にリニアに呼応する意のままの走りも実現するなど、イイコトが多いハイブリッド技術と言えます。
今回の取材会では大きく2つのテーマがお披露目されています。
ひとつは、前述の新型プレリュードに搭載される次世代技術のS+ Shiftです。
もうひとつは、2026年末から2027年に掛けて登場するホンダの次世代e:HEV搭載車に関する中型プラットフォーム&小型・中型パワートレインについてです。
そのなかで、先行して登場するS+ Shiftとはどのようなものなのでしょうか。
S+ Shiftは、前述のe:HEVの特性を生かしながら、さらにドライバーとクルマの一体感を際立たせる「操る喜び」を追求した新機能です。
これまで車速とエンジンサウンドを連動させる制御「リニアシフトコントロール」が前述のフィットから採用されてきました。
今回は、そのリニアシフトコントロールをさらに進化させ、e:HEV ならではの高い環境性能はそのままに、加減速時に緻密にエンジン回転数をコントロールして、ダイレクトな駆動レスポンスとい変速を実現したのがS+ Shiftです。
具体的には、シフトホールドが作動する状態で運転状態に合わせた最適なエンジン回転数を維持することにより、再加速時におけるエンジン発電電力を駆動力へ活用します。
これにより、アクセルを踏んだ際のモーター初期応答時間を大幅に短縮させ、ドライバー操作と直結した、リニアなレスポンス性を発揮します。
さらにはメカニカルな変速機構を持たないe:HEVにおいても、S+ Shift作動時にはパドル操作による変速も行い、あたかも有段ギアを変速したかのようなドライブフィールを実現します。
さらにS+ Shiftは、エンジン回転数と同期した迫力のある音をスピーカーから流すことでエンジンサウンドの音質を高める「アクティブサウンドコントロールシステム(ASC)」と協調し俊敏に反応するメーターなどにより五感を刺激し、よりドライバーとクルマがSynchronize(一体化)」するような、爽快で意のままの走りの提供を目指して開発されました。
S+ Shiftの特徴について開発担当者は、次のように説明しています。
「加速に関しては、シフトフィーリングの応答性を従来のスポーツDCTバーよりも速くし、ドライバーの操作に対して、体幹と聴覚、視覚を速いスピードで返してあげる、こういったところで五感に響く意のままなフィーリングを提供します。
一方、減速において従来e:HEVでは減速時にEV領域となるため、ドライバーに対するインフォメーションとして、希薄な部分が多少ありました。
そこに対して、今回の新型プレリュードのようなスポーティなモデルを作るにあたって、しっかりとドライバーインフォメーションを提供するという意味合い込めて、ブレーキに応じてダウンシフトを行います。
これのメリットとして、再加速する際にハイブリッドエンジンの出力と発電電力とバッテリーの出力に応じて駆動をさせます。
これにより、高いエネルギーを維持することで、再加速時の動きに素早くエンジンが効率力で発電することが可能になります。
それによって、アクセルに対する駆動のレスポンスがさらに飛躍的に向上します。
今回のS+ Shiftは、このような部分にまで踏み込んで開発をしています」
※ ※ ※
そんなS+Shiftの名称には「S600」や「S2000」、「TYPE S」など、ホンダの操る喜びの根源となるスポーツスピリットを表すモデル・技術に冠する「S」に加え、「Synchronize」「Special」「Sensational」など、この機能がもたらす新たな価値を「+(プラス)」し、ヒトとクルマを新たな世界に「Shift:(シフト)」させていくという思いが込められています。
なお冒頭の通りS+ Shiftは、2025年に発売予定の新型プレリュードを皮切りに、次世代e:HEV搭載の全機種に順次搭載していく予定です。
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みんなのコメント
若者がプレリュードを買えた1990年前後の日本が懐かしい。