8月1日(木)、WRC世界ラリー選手権第9戦『ラリー・フィンランド』のデイ1が行われ、SS1終了時点でヒョンデ・シェル・モービスWRTのティエリー・ヌービル/マルティン・ウィダグ組(ヒョンデi20 Nラリー1)が総合首位に立っている。日本人ラリードライバーの勝田貴元(トヨタGRヤリス・ラリー1)は、総合2番手で大会初日を終えた。
全13戦の2024年シーズンも徐々に終盤へと差し掛かり、北欧最大のラリーイベントである第9戦『ラリー・フィンランド』を迎えた。
【順位結果】2024年WRC第9戦ラリー・フィンランド SS1後
シェイクダウンが行われた1日(木)の夕方、サービスパークのある『ユバスキュラ』の近郊にて、グラベル(未舗装路)とターマック(舗装路)の混合路面からなる『ハルユ』のスーパーSSでラリーの幕が開けた。
現地時間19時05分に始まった『ハルユ』は、ターマックとグラベルを交互に走る全長3.48kmのステージ。開始前に少し雨が降ったこともあり、所々で滑りやすいコンディションとなった。
最初にコースインしたのは、TOYOTA GAZOO Racingワールドラリーチーム(TGR-WRT)のチーム代表であり、今大会はWRC2クラスにスポット参戦しているヤリ-マティ・ラトバラ(トヨタGRヤリス・ラリー2)だ。2分58秒0というベンチマークタイムを刻む。
以降は続々とラリー2マシンがアタックへ向かい、ラリー2マシンの最速となったのは2分55秒7のヨアン・ロッセル(シトロエンC3ラリー2)、WRC2クラスのポイント有効エントリーのなかでの首位は2分55秒9のオリバー・ソルベルグ(シュコダ・ファビアRSラリー2)となった。
そしていよいよラリー1マシンの走行が始まり、こちらも今回スポット出走となっているTGR-WRTのサミ・パヤリ(トヨタGRヤリス・ラリー1)からアタックを開始した。
ステージの側道では大勢のファンが見守っているなか、各車はフルスピードでのアタックを披露。トップタイムは2分46秒1のヌービルとなり、1.1秒差の2番手には勝田が入ってTGR-WRT勢のトップに立った。
3番手はオット・タナク(ヒョンデi20 Nラリー1)、4番手はセバスチャン・オジエ(トヨタGRヤリス・ラリー1)、5番手はカッレ・ロバンペラ(トヨタGRヤリス・ラリー1)と続き、トップ5はヒョンデとトヨタが占める開幕の展開だ。
そして、Mスポーツ・フォードWRTのトップはアドリアン・フルモー(フォード・プーマ・ラリー1)の6番手となり、7番手にはアウト側のタイヤバリアにヒットするシーンもあったエサペッカ・ラッピ(ヒョンデi20 Nラリー1)がつけた。
ポイントランキング3位のエルフィン・エバンス(トヨタGRヤリス・ラリー1)は8番手と慎重なスタートとなり、9番手にはパヤリ、10番手にはグレゴワール・ミュンスター(フォード・プーマ・ラリー1)が続いている。
本格的な走行が始まるデイ2は、SS2からSS10までの全9本が予定されている。全ステージの総走行距離は116.33km、リエゾン(公道区間)も含めた総距離は554.91kmだ。
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