現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 苦手な人が多い「クルマの左寄せ」見えにくい左側の車両感覚をつかむ“画期的な方法”があった! JAFがオススメするコツとは

ここから本文です

苦手な人が多い「クルマの左寄せ」見えにくい左側の車両感覚をつかむ“画期的な方法”があった! JAFがオススメするコツとは

掲載 42
苦手な人が多い「クルマの左寄せ」見えにくい左側の車両感覚をつかむ“画期的な方法”があった! JAFがオススメするコツとは

■クルマを上手に左に寄せる方法とは

 日本車は運転席が右側にあり、道路の左側を通行します。そのため、運転席から遠い左側の車両感覚がつかみづらいと感じるドライバーが多く、なかにはクルマの左寄せが苦手という人もいることでしょう。
 
 路肩に停めるときや狭い交差点で左に曲がるとき、左に曲がりながらバックするときなど、左側の車両感覚がつかみづらく運転しにくい場面は日常的に存在しています。

【画像】「えっ…!」これが左寄せがカンタンにできる「スゴい鏡」です!

 近年は、モニターによって後ろの様子が確認できたり、クルマを真上から撮影しているような映像をモニターで見ることができるため、「車両感覚がなくても問題ないのでは…?」と思う人もいるかもしれません。

 しかし、左側の車両感覚をしっかり把握できれば、巻き込み事故や接触事故を起こす可能性が減らせるので、目視での確認が必要なのは、最新のクルマであっても変わりません。

 そんななか、JAFは左側の車両感覚をつかむコツを紹介。左前方の見え方を意識することが大切だといいます。

 左側の車両感覚をつかむコツとして、例えば駐車場に停める際、白線など目印になるラインをもとに左前輪のタイヤをその線の上に乗せ、クルマと線が平行になるように動かします。

 この時、乗用車であれば、正しい運転姿勢をとっていると大体ボンネットの中央付近に線が見えます。

 この線の見え方を覚えて、左側に寄せる際の参考にして繰り返し練習すると良いでしょう。

 車種やドライバー体格によって、目印の見え方が異なることもあるので、自分の場合はどこが目安となるのか、まずはしっかり確認しましょう。

 慣れないうちは、左寄せの目印となる白線などの位置に合わせてダッシュボードに付箋やテープを貼っておくと目安になります。

 なお、運転中に前かがみになったり座席位置が変わったりすると見え方が変わり、実際の線の位置が変わってくる可能性があるので注意が必要です。

 左側に寄せる場合だけでなく、前方の車両感覚も似たような方法で確認することができます。

 まず、停止線で止まるときなど、運転席で正しい姿勢をとり、クルマの前に白線が来るように停めると、乗用車の多くは白線がサイドミラーのやや下あたりに見えるはずです。

 サイドミラーの下でなくても、サイドミラーからどれくらいの位置にあるのかを確認すると、感覚がつかみやすいです。

 運転の練習に付き添ってくれる人がいれば、壁や塀に向かってゆっくりとクルマを近づけ、クルマの先端と壁の距離感を確認してもらうのもひとつの手です。

 また、ライトを点けて練習すると、壁に近づくにつれてライトの照射範囲が狭まっていき、距離感がつかみやすくなるのでおすすめです。

 ただし壁に向かっての練習では、ギリギリを攻めすぎてぶつからないように気を付けましょう。

 左側と前方の車両感覚がつかめてきて余裕が出てきたら、是非後方の車両感覚も身に着けるといいでしょう。

 左側のときと同じように左タイヤを白線の上に乗せ、リアウインドウのどの位置に白線が見えるかを覚えます。

 なかなか覚えられないという場合は、白線が通る部分にテープなど簡単な目印をリアウインドウに貼っておき、それ目安にすると後方の感覚も把握できるようになります。

 車両感覚を身に着けるために大切なのは、コツを参考に繰り返し練習することです。

 車両感覚はなんとなく覚えるというものではなく、例えば白線の上に停めたら、白線はドライバーからはこの位置で見えるという、はっきりとしたエビデンスを元に身に着けるものです。

 なんとなくのまま運転し続けていたら、いつまでも運転は上手になりません。ぜひ一度自分の車両感覚を見つめ直してみましょう。

※ ※ ※

 なお、ホンダの軽自動車「N-BOX」には、「ピタ駐ミラー」という便利なアイテムを装備しています。

 ピタ駐ミラーは、助手席側のAピラーの根元と助手席側のドアミラーの車体側の一部に鏡を設置し、ドアミラー側の鏡が写した左前のタイヤ周辺をAピラー根元の鏡で反射させ、運転席側から左側を確認できるというものです。

 モニターなどを介さずに、鏡だけで左側の死角を確認できるとあって、ユーザーから重宝されています。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

ターボ=正義ではないのよ! ロードスターにターボがない[納得]のワケ
ターボ=正義ではないのよ! ロードスターにターボがない[納得]のワケ
ベストカーWeb
走りは爽快!! 中古で人気の4代目ルノー ルーテシアは新型フィットより魅力的!?【10年前の再録記事プレイバック】
走りは爽快!! 中古で人気の4代目ルノー ルーテシアは新型フィットより魅力的!?【10年前の再録記事プレイバック】
ベストカーWeb
自転車の「ながら運転」厳罰化! ドイツにはもっと厳しく複雑な自転車ルールがありました…逆走には要注意です【みどり独乙通信】
自転車の「ながら運転」厳罰化! ドイツにはもっと厳しく複雑な自転車ルールがありました…逆走には要注意です【みどり独乙通信】
Auto Messe Web
ジュリエッタ・ユーザーを呼び戻す? アルファ・ロメオ・ジュニア・エレットリカへ試乗 HVも登場!
ジュリエッタ・ユーザーを呼び戻す? アルファ・ロメオ・ジュニア・エレットリカへ試乗 HVも登場!
AUTOCAR JAPAN
160万円でガルウイングドアが買えた! トヨタ「セラ」はバブルが生んだマイクロスーパーカーでした…今見ても新鮮なデザインに再注目です
160万円でガルウイングドアが買えた! トヨタ「セラ」はバブルが生んだマイクロスーパーカーでした…今見ても新鮮なデザインに再注目です
Auto Messe Web
オコン&ガスリーの幼なじみペアがダブル表彰台に感無量「最終ラップ、カート時代に思いを馳せた」アルピーヌは6位に
オコン&ガスリーの幼なじみペアがダブル表彰台に感無量「最終ラップ、カート時代に思いを馳せた」アルピーヌは6位に
AUTOSPORT web
F1がまだ「めちゃくちゃ」だった頃の話 ひどいチームで溢れかえった80~90年代 歴史アーカイブ
F1がまだ「めちゃくちゃ」だった頃の話 ひどいチームで溢れかえった80~90年代 歴史アーカイブ
AUTOCAR JAPAN
ジャガー、英国で新車販売終了 ラインナップ総入れ替え 2026年まで中古車のみ
ジャガー、英国で新車販売終了 ラインナップ総入れ替え 2026年まで中古車のみ
AUTOCAR JAPAN
特別な青を纏ったベントレー「ベンテイガS」完成! 英国ファッションデザイナーとコラボした限定車は、電動化延期が影響していた…!?
特別な青を纏ったベントレー「ベンテイガS」完成! 英国ファッションデザイナーとコラボした限定車は、電動化延期が影響していた…!?
Auto Messe Web
ホンダ新型「スーパーカブ×ハローキティ」初公開! サイドカバーの「飛び出すキティ」が凄すぎ! 超人気の「2大巨頭」奇跡のコラボで発売へ!
ホンダ新型「スーパーカブ×ハローキティ」初公開! サイドカバーの「飛び出すキティ」が凄すぎ! 超人気の「2大巨頭」奇跡のコラボで発売へ!
くるまのニュース
スペックはディーゼルに見劣りするトヨタ「ランドクルーザー250」のガソリン車 “気になる街中での印象”は? 充実した装備類で“コスパは最強”
スペックはディーゼルに見劣りするトヨタ「ランドクルーザー250」のガソリン車 “気になる街中での印象”は? 充実した装備類で“コスパは最強”
VAGUE
真夏も真冬も車内で寝る必要があるトラックドライバー! アイドリングが御法度なイマドキの「冷暖房」事情
真夏も真冬も車内で寝る必要があるトラックドライバー! アイドリングが御法度なイマドキの「冷暖房」事情
WEB CARTOP
F1の新規ファンが増えない根本理由 75周年を機に開かれる未来への道筋とは?
F1の新規ファンが増えない根本理由 75周年を機に開かれる未来への道筋とは?
Merkmal
「僕よりも大変な人たちがいる」アロンソ、激痛襲われるもサンパウロ完走でマシン修復のチームや豪雨被害バレンシアに勇姿見せる
「僕よりも大変な人たちがいる」アロンソ、激痛襲われるもサンパウロ完走でマシン修復のチームや豪雨被害バレンシアに勇姿見せる
motorsport.com 日本版
【BMW 1シリーズ 新型】色々なボディカラーで楽しんで
【BMW 1シリーズ 新型】色々なボディカラーで楽しんで
レスポンス
PPのノリス、赤旗で後退しタイトル争いにも打撃「ライバルはラッキーだったが、僕は不運だった。戦略に誤りはない」
PPのノリス、赤旗で後退しタイトル争いにも打撃「ライバルはラッキーだったが、僕は不運だった。戦略に誤りはない」
AUTOSPORT web
「“暗い色”増えたなぁ…」 自動車カラーのトレンドが一気に“地味化”へ!? “とにかく明るい色”から一転のワケ
「“暗い色”増えたなぁ…」 自動車カラーのトレンドが一気に“地味化”へ!? “とにかく明るい色”から一転のワケ
乗りものニュース
「ヘッドライトが眩しいクルマ」なぜ増えた? 信号待ちで「ライト消さない人」が多数派になった理由とは? ヘッドライトの“新常識”ってどんなもの?
「ヘッドライトが眩しいクルマ」なぜ増えた? 信号待ちで「ライト消さない人」が多数派になった理由とは? ヘッドライトの“新常識”ってどんなもの?
くるまのニュース

みんなのコメント

42件
  • lan********
    運転席から遠い左側の車両感覚がつかみづらいと感じるといいながら高速道路では左側に死角を大量に作る追越車線に居座る。

    意味不明だよね。
  • hel********
    とにかく、まずはスピードを落とせ。
    バス停にすっぽり入っているバスの横を抜けるのに、どうして猛スピードで対向車線にはみ出す。それも対向車が目の前なのに。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

169.0192.2万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

1.0285.0万円

中古車を検索
N-BOXの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

169.0192.2万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

1.0285.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村