現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 【ボクらの時代録】1997年の日本カー・オブ・ザ・イヤー。21世紀に間に合った、初代トヨタ・プリウス(NHW10型)の未来フィール

ここから本文です

【ボクらの時代録】1997年の日本カー・オブ・ザ・イヤー。21世紀に間に合った、初代トヨタ・プリウス(NHW10型)の未来フィール

掲載 10
【ボクらの時代録】1997年の日本カー・オブ・ザ・イヤー。21世紀に間に合った、初代トヨタ・プリウス(NHW10型)の未来フィール

世界初の量産ハイブリッドの衝撃

 環境対応のエース候補といわれるハイブリッド車が、ついに正式デビューした。量産乗用車としてはもちろん世界初登場である。
 イメージスケッチから抜け出てきたような姿に戸惑う人もいるかもしれないが、ボクは好きだし、斬新で合理的なプロポーションを見ていると、「これからのセダンはきっとこうなる」という思いに駆られた。
 プリウスはとても快適なキャビン空間の持ち主でもある。文字どおり大人4名がくつろいで乗れるし、大きなガラス面積はキャビンに明るさと開放感をもたらしている。

【復刻版カタログ】1997年の日本カー・オブ・ザ・イヤー/トヨタ・プリウスの肖像

 さて、プリウスの走りだが、初めに結論をいえば「とてもよくできている」。エンジンと電気モーターという2種類の動力を適宜使い分けて走るわけだが、そのコントロールはすべて電子制御化されているので、いままでのAT車とほとんど同じ手順で走るだけでいい。難しいことなど、何ひとつない。出足は実用上、十分に力強い。モーターでスタートして、後からエンジンがフォローし、速度が上がるにつれてエンジンがメインになりモーターはサブ側に回る。そして、加速や登坂など強い力が必要なときにはバッテリーから電気を取り出し、エンジンとモーターが力を合わせる。

こんな記事も読まれています

【ボクらの時代録】2003年の日本カー・オブ・ザ・イヤー。4代目スバル・レガシィ(BP5/BL5型)が誇ったグランドツーリング性能
【ボクらの時代録】2003年の日本カー・オブ・ザ・イヤー。4代目スバル・レガシィ(BP5/BL5型)が誇ったグランドツーリング性能
カー・アンド・ドライバー
【ボクらの時代録】1981年の日本カー・オブ・ザ・イヤー。初代トヨタ・ソアラ(MZ11/MZ10型)の未体験パフォーマンス
【ボクらの時代録】1981年の日本カー・オブ・ザ・イヤー。初代トヨタ・ソアラ(MZ11/MZ10型)の未体験パフォーマンス
カー・アンド・ドライバー
【ボクらの時代録】1982年の日本カー・オブ・ザ・イヤー。3代目マツダ・カペラ(GC6/GC8型)のテイスティワールド
【ボクらの時代録】1982年の日本カー・オブ・ザ・イヤー。3代目マツダ・カペラ(GC6/GC8型)のテイスティワールド
カー・アンド・ドライバー
【ボクらの時代録】2001年の日本カー・オブ・ザ・イヤー。初代ホンダ・フィット(GD1/2︎型)の明るいスモール提案
【ボクらの時代録】2001年の日本カー・オブ・ザ・イヤー。初代ホンダ・フィット(GD1/2︎型)の明るいスモール提案
カー・アンド・ドライバー
【ボクらの時代録】2002年の日本カー・オブ・ザ・イヤー。7代目ホンダ・アコード(CL7/8/9型)が提示した走りの本質
【ボクらの時代録】2002年の日本カー・オブ・ザ・イヤー。7代目ホンダ・アコード(CL7/8/9型)が提示した走りの本質
カー・アンド・ドライバー
【ボクらの時代録】2000年の日本カー・オブ・ザ・イヤー。7代目ホンダ・シビック(EU1/2︎/3︎/4型)の大胆な変身
【ボクらの時代録】2000年の日本カー・オブ・ザ・イヤー。7代目ホンダ・シビック(EU1/2︎/3︎/4型)の大胆な変身
カー・アンド・ドライバー
【ボクらの時代録】1980年の日本カー・オブ・ザ・イヤー。マツダFFファミリア(BD1031/1051型)の光る先進性
【ボクらの時代録】1980年の日本カー・オブ・ザ・イヤー。マツダFFファミリア(BD1031/1051型)の光る先進性
カー・アンド・ドライバー
【復刻版カタログ】元祖「羊の皮を被った狼」。一見ジェントルながらスポーツカーを凌ぐ性能を見せつけた初代スカイライン2000GTの凄み
【復刻版カタログ】元祖「羊の皮を被った狼」。一見ジェントルながらスポーツカーを凌ぐ性能を見せつけた初代スカイライン2000GTの凄み
カー・アンド・ドライバー
【注目モデル試乗】本物を知る大人のコンパクトSUV、レクサスLBXのこだわり世界を体感
【注目モデル試乗】本物を知る大人のコンパクトSUV、レクサスLBXのこだわり世界を体感
カー・アンド・ドライバー
日産が次期「エルグランド」匂わせ!? 斬新デザインは実現する? 元祖「キング・オブ・ミニバン」が全面刷新したら「どうなる」のか
日産が次期「エルグランド」匂わせ!? 斬新デザインは実現する? 元祖「キング・オブ・ミニバン」が全面刷新したら「どうなる」のか
くるまのニュース
トヨタ新型「クラウンセダン」発売! 唯一の5m超えボディ採用の「正統派」が登場! なぜ「3つのクラウン」とは違うモデルにした?
トヨタ新型「クラウンセダン」発売! 唯一の5m超えボディ採用の「正統派」が登場! なぜ「3つのクラウン」とは違うモデルにした?
くるまのニュース
【最新モデル試乗】ベーシックモデルでも光る完成度。SUBARUインプレッサの愛すべき個性と走り
【最新モデル試乗】ベーシックモデルでも光る完成度。SUBARUインプレッサの愛すべき個性と走り
カー・アンド・ドライバー
北米トヨタが新型クラウンのエステートモデルとなる「クラウン・シグニア」を発表
北米トヨタが新型クラウンのエステートモデルとなる「クラウン・シグニア」を発表
カー・アンド・ドライバー
ボルボ初のコンパクト電動プレミアムSUV「EX30」の日本におけるオンライン販売が開始
ボルボ初のコンパクト電動プレミアムSUV「EX30」の日本におけるオンライン販売が開始
カー・アンド・ドライバー
【新車価格情報】軽自動車 デビュー&改良情報(ダイジェスト)※2023年11月20日時点
【新車価格情報】軽自動車 デビュー&改良情報(ダイジェスト)※2023年11月20日時点
カー・アンド・ドライバー
欠点が見つからない!? 新型インプレッサが完全無敵すぎる!! 運転しやすさが頭抜けたクルマ
欠点が見つからない!? 新型インプレッサが完全無敵すぎる!! 運転しやすさが頭抜けたクルマ
ベストカーWeb
日産が新型「高級セダン」初公開! 斬新“黄金に輝くグリル”採用! キラキラ感が美しい「Vision Qe コンセプト」に称賛の声
日産が新型「高級セダン」初公開! 斬新“黄金に輝くグリル”採用! キラキラ感が美しい「Vision Qe コンセプト」に称賛の声
くるまのニュース
MINI カントリーマン 新型、米国向けは241馬力ターボ搭載…日本より30馬力以上パワフル
MINI カントリーマン 新型、米国向けは241馬力ターボ搭載…日本より30馬力以上パワフル
レスポンス

みんなのコメント

10件
  • 初代プリウスに乗ってました、ちょっと未来になった感じがしてそれなりに楽しくドライブしてました。今は五代目のプリウスに乗ってますがその進歩には感無量です。
  • まさかフェラーリまでハイブリッドになるなんて、この時は想像もできなかった。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

275.0460.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

3.7628.0万円

中古車を検索
プリウスの買取価格・査定相場を調べる

査定を依頼する

あなたの愛車、今いくら?

複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?

あなたの愛車いまいくら?
メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで! 登録してお得なクーポンを獲得しよう
マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

ログイン

中古車探しをもっと便利に

  • 中古車お気に入り管理
  • おすすめ中古車の表示

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

275.0460.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

3.7628.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

あなたの愛車、今いくら?

複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!

あなたの愛車いまいくら?
メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村