いま日本国内で購入できるBEV(電気自動車)の中から、もっとも魅力的なクルマを決める「BEVオブ・ザ・イヤー 2022」を開催。本誌お馴染みの執筆陣+編集長が採点。No.1を決定する。今回は第3位に選ばれた、三菱eKクロスEVへの「称賛コメント」をお伝えしよう。(Motor Magazine 2023年1月号より)
第6位 テスラ モデルY:秀逸な運動性能が魅力のひとつ
石井昌道さん(2位):テスラはモデル3もそうだったが、ドライバビリティやシャシ性能などが想像以上に良くできている。運動性能はあきれるほど高いのだ。もちろんガジェット的な魅力にも溢れているから、ファンになったら抜け出せなくなりそうだ。
●【くるま問答】ガソリンの給油口は、なぜクルマによって右だったり左だったりするのか
清水和夫さん(2位):コクピットに座ると、デザインプロトタイプのために試作されたモックアップのような印象を受ける。ハンドルのクラクションボタン以外、スイッチがないのだ。すべてセンターに配置された大型のスクリーンで操作することになるが、慣れれば使いやすい。またモデルYのADAS機能にはカメラで得られた膨大なデータを車内で必要なデータだけを取り出し、クラウドで機械学習する本格的なAIシステムを搭載。まるで生き物のように日夜進化している。
岡本幸一郎さん(4位):すべてが面白い。もはやキーは存在せず、スマートフォンでOK。ツルンとしたインパネの中央に配されたタブレット状のディスプレイにほぼすべての機能が集約されていて、このサイズとフォルムでありながら広い車内空間と車体の前後にストレージを確保した天才的なパッケージングにも感心。走りも極めて静かでなめらかで、上級の「パフォーマンス」ならこの価格帯でこれほど高い性能を持つBEVなんて他に心当たりがないほどめっぽうに速い。
島下泰久さん(4位):いかにもテスラらしい独善的でもあるが先進感たっぷりのインターフェイスに、至極よくまとまった走りを、扱いやすいサイズに大容量の荷室を備えたSUVボディに収めた。モデル3はハッチバックじゃなかったので購入候補から外れていたが、このクルマは条件をすべて満たす。自宅充電器が設置できず、一方で近所にスーパーチャージャーがある私にとって、今もっともリアルに購入を考えられるBEVがこのモデルYなのだ。
第7位 BMW i7:ゴージャスな快適性と操縦性の高さが高次元で融合
こもだきよしさん(1位):リチウムイオンバッテリーを剛性の高いアルミフレームで囲いフロア下に収めたことで、乗り心地にもハンドリングにも素晴らしい効果を発揮している。不整路面でも微振動を室内に伝えず、揺れても振動が残らないのでロールスロイス並の快適性を生んだ。ハンドルは微小舵から正確に反応し、直進でもコーナーへのターンインでもドライバーの意思どおり。低重心なのでロール角も小さく、重量級なのにハンドリングカーに仕上がっている。
島下泰久さん(1位):内燃エンジン車と車体は共通ということで、専用設計のモデルに対してどうかな? と思ったが、実際に乗ってびっくり。静止状態から発進までの転がり感の滑らかさは極上だし、その後の加速もひたすらにスムーズと、数あるBEVの中でも別格の洗練度を味わわせてくれた。走りも内燃エンジンモデルに負けていない・・・というか、ラグジュアリーサルーンとしてはもはや、BEVの方が(充電を除く)あらゆる面で優位だと痛感させられた驚愕の1台。
[ アルバム : 【ランキング】第6位テスラ モデルY/第7位BMW i7 <Motor Magazine執筆陣が選ぶBEV オブ・ザ・イヤー 2022> はオリジナルサイトでご覧ください ]
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