現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > えっ! 「新プリウス風SUV!?」まもなく登場! 斬新サメ顔×ハリアーサイズ採用! 詳細分かったトヨタ新型「bZ3C」とは 25年春までに中国で発売

ここから本文です

えっ! 「新プリウス風SUV!?」まもなく登場! 斬新サメ顔×ハリアーサイズ採用! 詳細分かったトヨタ新型「bZ3C」とは 25年春までに中国で発売

掲載 3
えっ! 「新プリウス風SUV!?」まもなく登場! 斬新サメ顔×ハリアーサイズ採用! 詳細分かったトヨタ新型「bZ3C」とは 25年春までに中国で発売

■トヨタ新型「bZ3C」、中国政府機関サイトより詳細判明

 トヨタが2025年春までに中国で発売する予定の新型「bZ3C」の一部詳細が判明しました。

【画像】「えぇぇぇぇ!」これがトヨタ「プリウス風SUV」です。(42枚)

 その詳細は中国政府機関のウェブサイトで明らかになっていますが、いったいどのようなクルマなのでしょうか。

 2021年にローンチされたトヨタのBEVサブブランド「bZシリーズ」は現在、グローバル向けSUV「bZ4X」と、中国向けセダン「bZ3」の2モデルを販売しています。

 bZ3は2021年12月に発表されたコンセプトモデル「bZ SDN」の量産車で、中国の自動車メーカー「BYD」と共同で立ち上げた合弁会社「BYD TOYOTA EV TECHNOLOGY(BTET)」が主体となって開発されました。

 バッテリーにはBYD製リン酸鉄リチウムイオン電池を採用し、それ以外の制御面や車体、パッケージングなどはトヨタが設計しています。

 また、実際の生産と販売は第一汽車との合弁会社「一汽トヨタ」が担当する形になります。

 bZ SDNのほかにも、bZシリーズからはコンパクトSUV「bZ Compact SUV」、「bZ Small Crossover」、大型SUV「bZ Large SUV」といった3種類のコンセプトモデルが発表されました。

 その後、2022年11月のロサンゼルスオートショー2022では「bZ Compact SUV Concept」、2023年4月の上海モーターショー2023では「bZ Sport Crossover Concept」「bZ FlexSpace Concept」。

 そして2023年11月の広州モーターショー2023では「bZ Flex Cabin Concept」といった市販化予定のモデルを次々とお披露目しています。

 そして2024年4月に開催された北京モーターショー2024では、bZシリーズの次なる量産モデルとなる「bZ3C」「bZ3X」が発表されました。

 bZ3Cは「bZ Sport Crossover Concept」をベースに「一汽トヨタ」が、bZ3Xは「bZ FlexSpace Concept」をベースに広州汽車との「広汽トヨタ」が製造・販売を担当するモデルです。

 実際の商品設計の段階から中国の消費者が求める要素を反映させるべく両会社が携わっており、bZ3Cでは流行に敏感な若年層をターゲットに、bZ3Xでは安全性を重視するファミリー層をターゲットに見据えた電気自動車(BEV)となります。

 そんな中国向けの新しいBEVとなるbZ3Cですが、詳細なスペックが情報が明らかとなりました。

 この情報が判明したのは中華人民共和国工業情報化部(通称:工信部)の公式サイトです。

 工信部は日本でいうところの経済産業省や総務省の業務を扱う機関となり、中国では自動車メーカーが中国国内で製造する新型モデルを正式発表する前に、その情報を工信部に届け出る必要があります。

 公開された届出情報によると、bZ3Cは全長4780mm×全幅1866mm×全高1510mm、ホイールベース2880mmです。

 日本でも販売されているトヨタのSUV「ハリアー」が全長4740mm×全幅1855mm×全高1660mm、ホイールベース2660mmなので、大体のサイズ感は近いと言えます。

 bZ3Cはコンセプトモデル公開時、そのローでワイドなフォルムが話題を呼びました。

 量産モデルでもコンセプトモデルほどではありませんが、クーペスタイルのシルエットはしっかりと受け継がれており、SUVながらもしっかりとスポーティーさを演出しています。

 また、タイヤの外径は比較的大きいため、近くで見てもボディの厚ぼったい印象を感じさせないデザインとなっています。

 実際に工信部の情報からは「225/60R18」「225/45R21」の2種類のホイール・タイヤサイズが用意されることが判明しています。

 肝心の駆動用バッテリーは事前に発表されていた通り、BYDの車載バッテリー部門「フィンドリームズ」が製造を担当しています。

 種類はリン酸鉄リチウムイオン電池と記載されていますが、これは昨今の中国製BEVで採用が進む、安価で安全性に優れると言われているタイプのバッテリーです。

 また、駆動モーターも同じくフィンドリームズが製造するものを採用しており、出力は268hpと記載されています。

 記載方法から察するにこれは二輪駆動モデルと推察できますが、果たして四輪駆動モデルも用意されるかは不明です。

 同じく届けられている車体の写真からは装備の詳細も判明しています。

 特筆すべきなのはフロントガラス上部に位置する、高度運転支援に用いるLiDARユニットです。

 また、リアゲート上部や両側フロントフェンダーには高精細カメラも搭載されています。

 これに加えて、車体色はショルダーラインより上をブラックに仕上げたツートンカラーも選択できると記載されています。

 2024年4月にトヨタが発表した「bZ3C」「bZ3X」はどちらも2025年春までの発売を予定しています。

 すでに一汽トヨタが販売しているbZ3に次ぐ中国専売BEVということで、中国内外で注目を浴びているモデルです。

 中国市場では同じ車格でより安い価格で販売される中国メーカーのライバルがたくさん存在しており、消費者に対してどのように「トヨタ特有の良さ」をアピールしていくかが肝心と言えるでしょう。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油7円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

えぇ!? [約10万円]も得するかも?? スズキの売れっ子[スペーシア]のおすすめグレード!!
えぇ!? [約10万円]も得するかも?? スズキの売れっ子[スペーシア]のおすすめグレード!!
ベストカーWeb
「100% BEVに」と宣言したメーカーと現在の戦略…「君子豹変す」は褒め言葉ですよ!!
「100% BEVに」と宣言したメーカーと現在の戦略…「君子豹変す」は褒め言葉ですよ!!
ベストカーWeb
ハイラックス買うなら必見!人気の年式やおすすめグレードまで【人気のクルマ中古購入ガイド】
ハイラックス買うなら必見!人気の年式やおすすめグレードまで【人気のクルマ中古購入ガイド】
グーネット
GRヤリスの3気筒ターボで300馬力超えって凄くない!? クルマの技術・装備はどのくらい進化した?
GRヤリスの3気筒ターボで300馬力超えって凄くない!? クルマの技術・装備はどのくらい進化した?
ベストカーWeb
彼女の2台目となるダイハツ「コペン」は「ザク」をイメージ! 最初の愛車は東日本大震災の津波で流され…仲間に協力してもらいカスタムしてきました
彼女の2台目となるダイハツ「コペン」は「ザク」をイメージ! 最初の愛車は東日本大震災の津波で流され…仲間に協力してもらいカスタムしてきました
Auto Messe Web
『サーキットの狼』の中でもランボルギーニ「ミウラ」は別格だった! 憧れの地「ミウラ牧場」を訪ねる夢を実現しました【極私的スーパーカーブーム】
『サーキットの狼』の中でもランボルギーニ「ミウラ」は別格だった! 憧れの地「ミウラ牧場」を訪ねる夢を実現しました【極私的スーパーカーブーム】
Auto Messe Web
充分に濃い「旨味」 ケータハム・セブン CSR 20へ試乗 213psと5速MTに620kg 過去1番に快適!
充分に濃い「旨味」 ケータハム・セブン CSR 20へ試乗 213psと5速MTに620kg 過去1番に快適!
AUTOCAR JAPAN
1210万円からトヨタ「ハイラックス」が超カッコいいキャンピングカーに! 2025年もっとも注目の「アストラーレGX4」を紹介します
1210万円からトヨタ「ハイラックス」が超カッコいいキャンピングカーに! 2025年もっとも注目の「アストラーレGX4」を紹介します
Auto Messe Web
アリババで「フェラーリのボディ」が“丸ごと”買える! だからクラッシュしても安心!? ランボやベントレーのパーツも充実した「ワケあり業者の正体」とは
アリババで「フェラーリのボディ」が“丸ごと”買える! だからクラッシュしても安心!? ランボやベントレーのパーツも充実した「ワケあり業者の正体」とは
VAGUE
三菱「デリカD:5」にポップアップルーフ装備車があった!? 西尾張三菱自動車販売から購入した「D:POP」で日本全国を走って楽しんでます
三菱「デリカD:5」にポップアップルーフ装備車があった!? 西尾張三菱自動車販売から購入した「D:POP」で日本全国を走って楽しんでます
Auto Messe Web
出口まだ…? 世界最長の道路トンネル 10選 巨大な地下建設プロジェクト
出口まだ…? 世界最長の道路トンネル 10選 巨大な地下建設プロジェクト
AUTOCAR JAPAN
最新ミニの安全性は? ユーロNCAPで新型「ミニ・カントリーマン」をテスト!
最新ミニの安全性は? ユーロNCAPで新型「ミニ・カントリーマン」をテスト!
VAGUE
【第4回】浜先秀彰の絶対的カーグッズ!:ディスプレイオーディオのススメ
【第4回】浜先秀彰の絶対的カーグッズ!:ディスプレイオーディオのススメ
AUTOCAR JAPAN
綺麗なオイルを入れたのに秒で真っ黒! 乗用車と違いトラックのエンジンオイルがすぐに汚れるワケ
綺麗なオイルを入れたのに秒で真っ黒! 乗用車と違いトラックのエンジンオイルがすぐに汚れるワケ
WEB CARTOP
高速道路に「激レアの“青い”通行券」が存在するって本当ですか? どうすれば貰えるのでしょうか。
高速道路に「激レアの“青い”通行券」が存在するって本当ですか? どうすれば貰えるのでしょうか。
乗りものニュース
2024年に「消えたクルマ」何があった? 「超人気車」&異例の「ロングセラーモデル」にも幕… 惜しまれつつ「生産終了したクルマ」とは
2024年に「消えたクルマ」何があった? 「超人気車」&異例の「ロングセラーモデル」にも幕… 惜しまれつつ「生産終了したクルマ」とは
くるまのニュース
クラウン クロスオーバーRSはクラウンを名乗らなきゃよかったってガンさんなぜ!? 黒沢元治×石田貴臣【動画】
クラウン クロスオーバーRSはクラウンを名乗らなきゃよかったってガンさんなぜ!? 黒沢元治×石田貴臣【動画】
WEB CARTOP
スバルの斬新モデル「“丸目”のカサブランカ」が凄かった! 伝統の「水平対向エンジン×四輪駆動」採用! 高級感あふれる“走り”実現する「超レトロ風モデル」に反響あり!
スバルの斬新モデル「“丸目”のカサブランカ」が凄かった! 伝統の「水平対向エンジン×四輪駆動」採用! 高級感あふれる“走り”実現する「超レトロ風モデル」に反響あり!
くるまのニュース

みんなのコメント

3件
  • godriver
    トヨタの出荷目処みると本当に お問い合わせください ばかりで中国も市場だろうけどもう少し日本の購入層のことも考えて欲しいな。まあ、あの会長じゃ無理か。
  • rur********
    中国で販売する車を熱心に記載しても
    なんにもメリットない
    日本で発売する車を載せて下さいよ
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

312.8453.8万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

39.8674.8万円

中古車を検索
ハリアーの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

312.8453.8万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

39.8674.8万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村