現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > フリード・シエンタだけでいいの!? ブチャイク顔がよかったのよ!! ちょうどいいサイズのミニバン「ドミンゴ」って今こそ必要じゃない!?

ここから本文です

フリード・シエンタだけでいいの!? ブチャイク顔がよかったのよ!! ちょうどいいサイズのミニバン「ドミンゴ」って今こそ必要じゃない!?

掲載 14
フリード・シエンタだけでいいの!? ブチャイク顔がよかったのよ!! ちょうどいいサイズのミニバン「ドミンゴ」って今こそ必要じゃない!?

 5ナンバーミニバンの選択肢は今やフリードにシエンタ、それにセレナの一部グレードとごくわずか。かつてはスバルですら参入していたのだ。それも我らがサンバーベース!! ちょっと個性的な顔だったけど値段もサイズもちょうどよかった。だからこそ今こんなモデル必要じゃない!?!?

文:小鮒康一/写真:ベストカーWeb編集部

フリード・シエンタだけでいいの!? ブチャイク顔がよかったのよ!! ちょうどいいサイズのミニバン「ドミンゴ」って今こそ必要じゃない!?

■さすがサンバー!! 4駆性能ハンパなし!! しかも3列目も快適!?!?

初代モデルは角目ライト!! オプションのサイドデカールもイイね

 普段は狭い道を走ることが多いからボディは小さい方がいいけれど、たまに多人数乗車する……という相反する使い方をする人にとって、軽自動車は人が乗れないしミニバンは大きすぎるという悩みがあるだろう。

 そんな悩みを抱える人が少なくない現在にこそ復活して欲しいと思えるのが、スバルの隠れた名車のひとつである「ドミンゴ」ではないだろうか?

 現在は国内のラインナップの中に3列シート車を持たないスバル。しかし、1983年に初代が登場したドミンゴは、圧倒的にコンパクトなボディの中に意外にも大人がちゃんと座れる3列シートを備えた魔法のようなモデルだった。

 ベースとなっているのは見た目でも分かる通り、軽のワンボックスカーであるサンバー。

 大型のバンパーなどでボディサイズこそ軽自動車の枠を超えていたが、ボディシェル自体はサンバーのものを使っていたため、室内空間は軽自動車同等のものとなっていた。

 しかし室内空間を巧みに活用することで、決して広く快適とは言えないものの、大人がしっかり座ることができるシートレイアウトを備えていたのだ。

 コンパクトなボディと4WD仕様もあったことも相まって狭い山間部での送迎などでも重宝されていたほど。

 また搭載エンジンもデビュー当初は全車1Lエンジンとなっており、軽自動車よりは高額であるものの、維持費の安いリッターカーである点も人気となっていた(のちに4WDモデルは1.2Lとなる)。

[articlelink]

■30年前なのにCVTなのよ!! キャンプ好き垂涎のポップアップもいたゾ

ナンバー取付位置を変えればもう少しカッコよくなる気も

 1994年に2代目にフルモデルチェンジを果たしたドミンゴだが、ベースは引き続きサンバー(もちろん新世代の)となっており、ボディシェルが軽自動車のままというのも同様。

 しかし初代では5速MTのみだったトランスミッションにCVTも新たに設定されたことで、より幅広いユーザーにマッチするモデルとなった。

 さらに1996年にはポップアップルーフを備えたメーカー純正キャンピング仕様の「アラジン」も追加されるなど、現在の軽キャンパーブームを先取りするような先見性も兼ね備えていたのである。

 ただ残念ながらドミンゴは1998年末に生産終了となり、現在まで後継車種と言えるモデルは登場していない。

 さすがに現代の安全基準などを鑑みると軽自動車のボディのまま3列シート化したモデルを販売するのは難しいと思うが、1台くらいは可能な限りミニマムなボディに3列シートを備えた個性的なモデルがあってもいいのではないだろうか。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油7円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

「これが売れなかったら四輪撤退…」→超ロングセラーに! 世界の「シビック」を生んだ“妙な納得感のある理論”とは
「これが売れなかったら四輪撤退…」→超ロングセラーに! 世界の「シビック」を生んだ“妙な納得感のある理論”とは
乗りものニュース
沼にハマる 『レトロモビル2025』でフランス車の魅力に迫る 高い技術力と芸術的デザインの融合
沼にハマる 『レトロモビル2025』でフランス車の魅力に迫る 高い技術力と芸術的デザインの融合
AUTOCAR JAPAN
トヨタ「86」&スバル「BRZ」用クラッチは「歯打ち音」を低減!「ヤリス」用は半クラが扱いやすい…待望のアイテムが「小倉クラッチ」からリリース!
トヨタ「86」&スバル「BRZ」用クラッチは「歯打ち音」を低減!「ヤリス」用は半クラが扱いやすい…待望のアイテムが「小倉クラッチ」からリリース!
Auto Messe Web
帽子を焦がしたレーシングシャシー ブガッティ・タイプ57 S コルシカ(1) バラバラからの再生
帽子を焦がしたレーシングシャシー ブガッティ・タイプ57 S コルシカ(1) バラバラからの再生
AUTOCAR JAPAN
先端の「クマ」も再現 ブガッティ・タイプ57 S コルシカ(2) 受賞多数のオープンボディ
先端の「クマ」も再現 ブガッティ・タイプ57 S コルシカ(2) 受賞多数のオープンボディ
AUTOCAR JAPAN
トヨタ勝田貴元、惜しくも優勝逃す2位フィニッシュ……3.8秒差で僚友エバンスに軍配|WRCラリー・スウェーデン
トヨタ勝田貴元、惜しくも優勝逃す2位フィニッシュ……3.8秒差で僚友エバンスに軍配|WRCラリー・スウェーデン
motorsport.com 日本版
スズキの超ハイルーフ「本格SUV」に期待大!「ジムニー」超える“悪路走破性”に「まるで軍用車!?」な斬新デザイン採用! 日常から“アウトドア”まで大活躍の「エックスヘッド」コンセプトがカッコイイ!
スズキの超ハイルーフ「本格SUV」に期待大!「ジムニー」超える“悪路走破性”に「まるで軍用車!?」な斬新デザイン採用! 日常から“アウトドア”まで大活躍の「エックスヘッド」コンセプトがカッコイイ!
くるまのニュース
10トン超えのバッテリーを搭載して航続距離500km……ってホントにエコ? 大型トラックはBEVよりもFCVのほうが最適解
10トン超えのバッテリーを搭載して航続距離500km……ってホントにエコ? 大型トラックはBEVよりもFCVのほうが最適解
WEB CARTOP
被災3年…ついに架設スタート! 阿武隈川を渡る国道399号“軽くなる”新しい橋の姿は?
被災3年…ついに架設スタート! 阿武隈川を渡る国道399号“軽くなる”新しい橋の姿は?
乗りものニュース
“ランクル250”をハードコアにカスタマイズ!? オフロードチューニングのスペシャリストが最新コンプリートカー「AT37」を発表!
“ランクル250”をハードコアにカスタマイズ!? オフロードチューニングのスペシャリストが最新コンプリートカー「AT37」を発表!
VAGUE
FDJ2がMIDホイール一色に! 公式ワンメイク化でドリフトシーンに新時代到来!!…大阪オートメッセ2025
FDJ2がMIDホイール一色に! 公式ワンメイク化でドリフトシーンに新時代到来!!…大阪オートメッセ2025
レスポンス
【特集】レッドブルの非情なドライバー育成……しかし彼ら以上にドライバー育成に注力してきた存在はゼロ
【特集】レッドブルの非情なドライバー育成……しかし彼ら以上にドライバー育成に注力してきた存在はゼロ
motorsport.com 日本版
前の車との「車間距離」めちゃ大事! でも運転中「どうやって」測る!? 「高速」や「一般道」で適切な車間を取る方法とは
前の車との「車間距離」めちゃ大事! でも運転中「どうやって」測る!? 「高速」や「一般道」で適切な車間を取る方法とは
くるまのニュース
まるでリアルRPG!? 目指せ鈴鹿8耐優勝! レーシングライダー石塚健が新チーム立ち上げを発表
まるでリアルRPG!? 目指せ鈴鹿8耐優勝! レーシングライダー石塚健が新チーム立ち上げを発表
バイクのニュース
デジタル装備が進化、走行性能もアップ!フリークも納得した新型「ゴルフ8.5 GTI」の高い実力
デジタル装備が進化、走行性能もアップ!フリークも納得した新型「ゴルフ8.5 GTI」の高い実力
@DIME
【MotoGP】ホンダは思ったより大丈夫? アプリリアから加入のアルベシアーノ「革命は必要ない」
【MotoGP】ホンダは思ったより大丈夫? アプリリアから加入のアルベシアーノ「革命は必要ない」
motorsport.com 日本版
「これが普段使い!?」メルセデスAMG A35が“異次元”サウンドマシンに進化 Pro Shop インストール・レビュー by レジェーラ 後編
「これが普段使い!?」メルセデスAMG A35が“異次元”サウンドマシンに進化 Pro Shop インストール・レビュー by レジェーラ 後編
レスポンス
スーパーフォーミュラの改革は話題づくりだけじゃない。さらなる発展に不可欠な“制度整備”……ハンドボールリーグ元事務局長が荒地を耕す
スーパーフォーミュラの改革は話題づくりだけじゃない。さらなる発展に不可欠な“制度整備”……ハンドボールリーグ元事務局長が荒地を耕す
motorsport.com 日本版

みんなのコメント

14件
  • pro********
    相変わらずの小鮒クオリティ。
    フリードやシエンタよりも小さい3列シート車など安全基準的にも商品性的にも成立しないからこそどこも造らないのに、無責任に好き放題書き散らせばいい気楽なご身分なことですね。

    「さすがサンバー!! 4駆性能ハンパなし!!」なんて小見出しにしても(こちらは編集者か)、初代ドミンゴの"フルタイム"四駆は基本的に後輪の回転数が前輪を上まわるときにしか四駆にならない(良路旋回時は四駆にならない)ワンウェイクラッチ式だったことなど露ほども知らないのでしょうね。
  • kkt********
    スバル ドミンゴがなくなってから、スズキ エブリイ+「のちのランディ」やダイハツ アトレ7やこのOEMのトヨタ スパーキーもありましたよ。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

107.7178.9万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

59.989.9万円

中古車を検索
ドミンゴの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

107.7178.9万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

59.989.9万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村