5ナンバーミニバンの選択肢は今やフリードにシエンタ、それにセレナの一部グレードとごくわずか。かつてはスバルですら参入していたのだ。それも我らがサンバーベース!! ちょっと個性的な顔だったけど値段もサイズもちょうどよかった。だからこそ今こんなモデル必要じゃない!?!?
文:小鮒康一/写真:ベストカーWeb編集部
フリード・シエンタだけでいいの!? ブチャイク顔がよかったのよ!! ちょうどいいサイズのミニバン「ドミンゴ」って今こそ必要じゃない!?
■さすがサンバー!! 4駆性能ハンパなし!! しかも3列目も快適!?!?
初代モデルは角目ライト!! オプションのサイドデカールもイイね
普段は狭い道を走ることが多いからボディは小さい方がいいけれど、たまに多人数乗車する……という相反する使い方をする人にとって、軽自動車は人が乗れないしミニバンは大きすぎるという悩みがあるだろう。
そんな悩みを抱える人が少なくない現在にこそ復活して欲しいと思えるのが、スバルの隠れた名車のひとつである「ドミンゴ」ではないだろうか?
現在は国内のラインナップの中に3列シート車を持たないスバル。しかし、1983年に初代が登場したドミンゴは、圧倒的にコンパクトなボディの中に意外にも大人がちゃんと座れる3列シートを備えた魔法のようなモデルだった。
ベースとなっているのは見た目でも分かる通り、軽のワンボックスカーであるサンバー。
大型のバンパーなどでボディサイズこそ軽自動車の枠を超えていたが、ボディシェル自体はサンバーのものを使っていたため、室内空間は軽自動車同等のものとなっていた。
しかし室内空間を巧みに活用することで、決して広く快適とは言えないものの、大人がしっかり座ることができるシートレイアウトを備えていたのだ。
コンパクトなボディと4WD仕様もあったことも相まって狭い山間部での送迎などでも重宝されていたほど。
また搭載エンジンもデビュー当初は全車1Lエンジンとなっており、軽自動車よりは高額であるものの、維持費の安いリッターカーである点も人気となっていた(のちに4WDモデルは1.2Lとなる)。
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■30年前なのにCVTなのよ!! キャンプ好き垂涎のポップアップもいたゾ
ナンバー取付位置を変えればもう少しカッコよくなる気も
1994年に2代目にフルモデルチェンジを果たしたドミンゴだが、ベースは引き続きサンバー(もちろん新世代の)となっており、ボディシェルが軽自動車のままというのも同様。
しかし初代では5速MTのみだったトランスミッションにCVTも新たに設定されたことで、より幅広いユーザーにマッチするモデルとなった。
さらに1996年にはポップアップルーフを備えたメーカー純正キャンピング仕様の「アラジン」も追加されるなど、現在の軽キャンパーブームを先取りするような先見性も兼ね備えていたのである。
ただ残念ながらドミンゴは1998年末に生産終了となり、現在まで後継車種と言えるモデルは登場していない。
さすがに現代の安全基準などを鑑みると軽自動車のボディのまま3列シート化したモデルを販売するのは難しいと思うが、1台くらいは可能な限りミニマムなボディに3列シートを備えた個性的なモデルがあってもいいのではないだろうか。
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みんなのコメント
フリードやシエンタよりも小さい3列シート車など安全基準的にも商品性的にも成立しないからこそどこも造らないのに、無責任に好き放題書き散らせばいい気楽なご身分なことですね。
「さすがサンバー!! 4駆性能ハンパなし!!」なんて小見出しにしても(こちらは編集者か)、初代ドミンゴの"フルタイム"四駆は基本的に後輪の回転数が前輪を上まわるときにしか四駆にならない(良路旋回時は四駆にならない)ワンウェイクラッチ式だったことなど露ほども知らないのでしょうね。