アウトランダーPHEVの改良を発表した三菱自動車だが、その影でフィリピンの三菱自動車が驚きの発表を行った。10月24日に始まるフィリピンモーターショーで、SUVコンセプトをワールドプレミアするというのだ。これってひょっとしてパジェロでは?
文:ベストカーWeb編集部/写真:三菱自動車、ベストカーWeb編集部
こいつはパジェロか? 突如フィリピンで発表された三菱の謎SUVの正体とは?
【画像ギャラリー】暗号のように隠れた「DST」の文字はここ!(11枚)
■新型のパジェロスポーツか?
現行パジェロスポーツ
10月1日に公開された三菱自動車フィリピンのリリースにはこう書いてある(※原文英語)。
「三菱自動車の歴史上初めて、フィリピンが世界的な舞台となります。三菱自動車フィリピン株式会社(MMPC)が、最新のコンセプトカーである7人乗りSUVコンセプトを世界初公開します」
「この7人乗りSUVコンセプトは、ドライバーの冒険心を呼び覚まし、乗る人全員にワクワク感を与える充実したモビリティライフを提供するという三菱自動車の取り組みを体現しています」
こうしたテキストとともに公開されたのが、2点の写真。1点はフロント部分向かって右半分を上から撮影したカット、もう1点はボディ後端のC~Dピラー部分を撮影したカットだ。
いったいこのクルマはなんだろう。ヒントは7人乗りSUVだということ。
アウトランダーは新型が出たばかりだから、もちろんこのクルマはアウトランダーじゃない。となると他の7人乗りだが、ASEAN地域ではエクスパンダーとパジェロスポーツが販売されている。
このうちエクスパンダーはミニバンだから除外する。となると残るは一つ。新型パジェロスポーツが浮上してくる。実際、現行パジェロスポーツは2015年に登場し、今年で9年目となるモデルだから、フルチェンジには合点がいく。
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■ディスティネーターという謎の名前が急浮上!
三菱エクスフォース
唯一気になるのは、公開された画像からは、パジェロに求められる「タフさ」が希薄なように思えることだ。画像から受ける印象はパジェロスポーツより小ぶりで、都市型SUVっぽいイメージ。どちらかというと、新興国向けに売られているエクスフォースに近い。
なにやら捜査が行き詰まった感じだが、ここで思わぬ展開が。ふとリリースに貼られた画像のalt属性(画像の代替テキスト)を見てみると、「DST Concept」という記述があるのだ。
こいつがなにか手がかりにならないか。そこでDSTというキーワードをヒントに三菱自動車の商標を検索してみると、関連がありそうな名前が。三菱は2022年にディスティネーターという名前を商標出願している。「DESTINATOR」。これならDSTと省略することもできそうだ。
はたしてこのクルマはディスティネーターという新型車か? それとも新型パジェロスポーツか? 現時点ではまだ正解が分からない。とはいえまもなくその答えは明らかになる。10月24日のフィリピン自動車ショー開幕を楽しみに待とうじゃないか!
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みんなのコメント
当然Aピラーは立ててください!
今風の寝かしたAピラーは死角が多く運転席の圧迫感もあり、街乗りSUVならいざ知らず本格四駆のパジェロにはそぐわないです。