SUVではなくRVと呼ばれた時代の先駆者、ビッグホーン
乗用車を生産していた時代のいすゞは、RV(レジャービークル)が人気でした。1981年に初代が登場したビッグホーンは、それまで本格的なオフローダーばかりがラインアップしていた時代に乗用車スタイルの荷室を設けた現在のSUVの先駆けとして登場。1991年登場の2代目は、ワゴン(乗用車)登録でありながら、質実剛健な本格的4輪駆動車として、RVブームを支えたのです。
「べレット」「117クーペ」など、いすゞの名車が勢揃い! スバル車をはじめ昭和な旧車が集まった「いすゞ・スバルプラス オーナーズミーティング2024」とは
子どもの頃から当たり前に存在したファミリーカー
2024年11月3日に福岡県朝倉市あまぎ水の文化村で開催されたいすゞスバルプラス オーナーズミーティング2024にいすゞ「ビッグホーン」で参加していた“TOMO”さん。現在の愛車は幼少期からずっと家にあったファミリーカーだという。1992年に父親が新車で購入したその車の時、“TOMO”さんは小学2年生。それからずっと家族の生活を支えてきたビッグホーンを、14年前に自らの愛車として迎え入れた。40歳になる“TOMO”さんは26歳の頃に父親から譲り受けて、それ以来ずっと乗り続けている。
「子どもの頃からビッグホーンが好きでした。ボディのデザインや内装の雰囲気などが独特で、できることならいつか自分のクルマとして乗りたいと幼少期からずっと思っていました」
じつは、“TOMO”さんはスズキ2代目JA11型「ジムニー」や2ストロークの「ジムニー」も所有している。こういったRVが好きになったきっかけは、ビッグホーンが原体験だったという。
改造せずに、できるだけ純正のまま維持
“TOMO”さんの愛車は、1992年式のビッグホーン ハンドリングバイロータスである。足まわりはロータスがチューニングしており、フロントにダブルウィッシュボーンを採用したことで、しなやかな乗り心地が特徴である。内装は、3列シート7名定員で、アームレスト付きキャプテンシートが装備された豪華仕様である。
「基本的に改造したくないので、できるだけノーマル状態で維持しています。今までエアコンやタイミングカバーの裏からの水漏れ、ラジエーター交換などの修理を行いましたが、意外と純正部品の供給が良いためパーツ入手に関しては不自由していません。パーツガイドや車両整備書を持っているので、メンテナンスなどはできるだけ自分で対応し、ずっと乗り続けるつもりです」
この2代目ビッグホーンには、あらゆる機構を省略したBASICや、スポーティグレードのイルムシャー、オーバーフェンダー装着の「XSプレジオール」など、多彩なグレードが設定されていた。しかし、ハンドリングバイロータスならではの乗り味が“TOMO”さんのお気に入り。
「当時売れたはずなのに、乗り続けている人は少ないイメージですね」
“TOMO”さんがRVの魅力を知る、原体験となったビッグホーン。ファミリーカーとして、いつまでも大切にしてくれることだろう。
>>>2023年にAMWで紹介されたクルマを1冊にまとめた「AMW car life snap 2023-2024」はこちら(外部サイト)
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みんなのコメント
エンジンルームには海外製の後付スーパーチャージャー(その時、初めてS/Cを見た ノーマルと差が分からん?)
4駆なんて初めてで(ジムニーくらいなら訳ないが)横に飛び出したトランスファーが重くてトランスミッションが横に倒れたがって積込みに苦労した。
その後、試乗して4駆のトラクションのスゴさに驚いたっけ
その数年後には4駆なんて珍しくも無くなったけれど
ファスター→ロデオ→ビックホーン