2019年8月29日、レクサスは、SUV「RX」のマイナーチェンジモデルを販売開始した。
改良は、主に内外装にフォーカスしている。エクステリアは、フロントとリアのバンパー、「スピンドルグリル」なるフロントグリル、そしてヘッドランプのデザインが変更された。
フロントは、バンパーやグリルなどのデザインが変更された。リアはバンパーなどのデザインが変更された。インテリアは、デザインこそ変わらないものの機能性が向上している。インパネ上部に設置されたインフォテインメント用ディスプレイは、タッチディスプレイに変更された。そして、インフォテインメント・システムは、Apple CarPlayやAndroid Autoにも対応する最新版にアップデートされた。
くわえて、センターコンソールにスマートフォン用の収納箇所が新設されたほか、充電用USBソケットも増設された。
インテリア・デザインに大きな変更はない。インパネ上部に設置されたモニターは、新たにタッチパネル化された。インフォテインメント・システムは、新たにApple CarPlayやAndroid Autoに対応した。なお、3列シート仕様「RX 450hL」のインテリアは、セカンド/サードシートの仕様が見直された。
セカンドシートは、新たに2座独立タイプのキャプテンシートが選べるようになった(オプション)。サードシートは、ふたつのシートポジション(乗員スペース優先/ラゲッジスペース優先)のいずれかをワンタッチ(電動式)で調整出来るようになった。
3列シート仕様「RX 450hL」のセカンドシートは、2座独立タイプのキャプテンシートが選べるようになった(オプション)。サードシートは、ふたつのシートポジション(乗員スペース優先/ラゲッジスペース優先)をワンタッチ(電動式)で調整出来るようになった。走行性能も向上!パワーユニットこそ従来と変わらないものの、走行性能は高まったという。
たとえばボディは、構造用接着剤の接着範囲などを拡大して高剛性化を実現し、優れた操縦安定性と乗り心地をもたらしたという。さらに、サスペンションのハブベアリング剛性を高め、車両の応答性を向上させたとのこと。
くわえて、アンダーステアを抑制する新システム「アクティブ・コーナリング・アシスト(ACA)」機構を新たに搭載し、かつ横滑り防止システムを改良して操縦安定性を高めたという。
駆動方式はFWD(前輪駆動)と4WDが選べる。スポーティグレードの「F SPORT」は、くわえて、新タイプのダンパーをフロントおよびリアに採用したほか、瞬時にロールを抑制する「電動アクティブスタビライザー」を搭載し、よりシャープなハンドリングを実現したという。
スポーティグレードの「F SPORT」は、専用デザインのエクステリアパーツを多数装着する。先進安全装備も拡充された。ハイビームの配光をより緻密に制御する「ブレードスキャン式アダプティブハイビームシステム(AHS)」や昼間の自転車運転者や夜間の歩行者も検知可能になった衝突軽減ブレーキ、より高度な操舵支援を実現する運転支援機能「レーントレーシングアシスト(LTA)」などを搭載する。
ハイビームの配光をより緻密に制御する「ブレードスキャン式アダプティブハイビームシステム(AHS)」は、一部グレードで装着可能。新型RXの価格は、2.0リッター直列4気筒ガソリンターボ・エンジン搭載の「RX300」が503万1818円~630万3273円、3.5リッターV型6気筒ガソリン・エンジン+モーターを搭載するハイブリッドモデル「RX450h」が615万6000円~758万9455円、そして、RX450hの3列シートモデルである「RX450hL」が781万5273円。
駆動方式は、RX300とRX450hがFWD(前輪駆動)ないしは4WD、RX450hは4WDのみである。
RX450hLは4WDのみの設定。ちなみにRXは、FWD(前輪駆動)の日本製SUVのなかで唯一の500万円オーバーモデルだ。ゆえに、主たるライバルは輸入ブランドのSUVである。
とはいえ、FWDの500万円オーバーSUVは多くはない。価格帯が近いアウディ「Q5」(636万円~893万円)やボルボ「XC60」(614万円~924万円)は、いずれも日本市場では4WDモデルしか選べない。
アウディ Q5は、レクサス RXやボルボ XC60には設定されないディーゼル・エンジン搭載モデルが選べる。したがって、RXにFWD(前輪駆動)モデルがあるのは競争力上の武器になる。また、Q5やXC60には3列シート仕様の設定がないから、RXは幅広いニーズにこたえられるはずだ。
文・稲垣邦康(GQ)
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