600台限定のGRスープラあらわる！ A91-CF Edition登場へ

6月2日、トヨタの北米法人は、現行の「GRスープラ」をもとにした限定モデル「A91-CF Edition」を発表した。

600台限定のA91-CF Editionは、2022年モデルのGRスープラがベースで、カーボンファイバー製のパーツを多数装着したのが特徴だ。グレード名の“CF”はカーボンファイバーの略称である。

オリジナルのカーボンファイバー製フロントスプリッターやサイドロッカー、リアスポイラーなどによって空力性能が向上し、走行安定性が高まったという。マットグレーの19インチ・アルミホイールが足もとを引き締める。ボディカラーは「アブソリュート・ゼロ・ホワイト」と「ニトロ・イエロー」の2色を用意した。

人工皮革の「アルカンターラ」とレザーを使った内装は、ブラックとレッドの2トーン。シートは14ウェイ電動調整とヒーター機構付きだ。

搭載する3.0リッター直列6気筒ガソリンターボ・エンジンはベース車とおなじ。最高出力は382psに達し、0～60マイル（約96km/h）の加速タイムは3.9秒を誇る。ZF製の8ATを介して後輪を駆動する。

GRスープラ A91-CF Editionの価格は、数カ月以内に明らかになるそうだ。顧客へのデリバリーは今秋を予定する。

文・稲垣邦康（GQ）

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