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スバル新型「レヴォーグ」は280万円台から!? 最新システムで手放し運転も可能に

掲載 更新 110
スバル新型「レヴォーグ」は280万円台から!? 最新システムで手放し運転も可能に

■新開発の1.8リッターターボエンジンへ一本化

 2019年10月に開催された東京モーターショー2019でスバル新型「レヴォーグ」が世界初公開されましたが、2020年8月20日から先行予約が開始します。

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 同年7月16日にはスペシャルサイトが公開されるなど、フルモデルチェンジへのカウントダウンが開始されたという状況ですが、気になる新型モデルの詳細や価格などはどうなるのでしょうか。

 初代レヴォーグは、「レガシィツーリングワゴン」の後継モデルとして2014年に登場。日本の道路事情にマッチするステーションワゴンとして開発され、当初は日本専用モデルでしたが、現在は欧州などでも販売されています。

 フルモデルチェンジで2代目となる新型レヴォーグは、2016年に登場した5代目の現行「インプレッサ」から採用されているスバルグローバルプラットフォーム(SGP)を搭載。

 高剛性化に寄与する「フルインナーフレーム構造」を採用することで、SGPが大きく進化しました。

 外観のデザインは、現行モデルのスタイルを維持しつつ、スバルのデザインフィロソフィーである「Dynamic × Solid」を深化。新デザインコンセプトである「BOLDER」を市販車として初めて採用。

 内装は、北米で販売されている「レガシィ」や「アウトバック」などに搭載されている、大型のタブレット型ディスプレイが装着されます。

 エンジンは、これまでの1.6リッターターボおよび2リッターターボに代わり、1.8リッター水平対向4気筒直噴ターボが搭載されます。

 新開発の1.8リッター直噴ターボエンジンには、リーンバーン(希薄燃焼)をはじめとするさまざまな新技術が投入されています。

 レギュラーガソリン仕様としながら、パワフルな動力性能を実現。燃費性能も向上し、パワーと経済性を兼ね備えたエンジンです。

 トランスミッションはリニアトロニックCVTが継続採用されますが、新エンジンに合わせて大きく改良が加えられました。AWDシステムにも新技術が搭載される可能性があるようです。

■新型レヴォーグは手放し運転もできる!? 気になる価格は?

 安全装備として、新世代アイサイトを採用。広角化した新開発のステレオカメラと、前後あわせて4つのレーダーによる360度センシングで、見通しの悪い交差点での出合い頭や右左折時まで、プリクラッシュブレーキ(衝突被害軽減ブレーキ)の作動範囲が拡大されます。

 さらに、GPSと準天頂衛星「みちびき」を介してロケーターがクルマの位置を正確に特定し、高精度マップを組み合わせて高速道路で行く先の道路形状を把握することが可能になりました。

 これにより、コーナー手前で減速したり、低速・中速域においては手放し走行を支援する最先端の運転支援システムも投入され、渋滞時のストレス軽減にも有効です。

 さらに、コネクティッドサービスを国内のスバル車として初めて搭載します。“つながる安全”として、万が一の衝突事故時にクルマから自動で緊急通報を発信する救急自動通報システムを採用。

 また、ドライバーが体調不良に陥るなどの緊急時には、ボタンひとつでオペレーターにつながるSOSコール機能も搭載されます。

 スバル販売店では、新型レヴォーグについて次のようにいいます。

「現行レヴォーグの販売はすでに終了しており、新型レヴォーグの先行予約は8月20日に開始される予定です。しかし新型コロナウイルスの影響で発売が遅れており、発売は11月以降になるものと思われます。

 新型レヴォーグの機能はかなり向上していて、一定条件下で手放し運転が可能なモデルも設定されます。

 エンジンは1.8リッターターボに一本化されますが、パワフルでありながら環境性能を兼ね備えたパワーユニットということで、自信をもっておすすめできるクルマに仕上がっています」

 新型レヴォーグの価格は、エントリーグレードが280万円台になると予想されます。

 ただし、エントリーグレードにはナビゲーションなどは装着されておらず、売れ筋となるのは300万円台以上のグレードになるとともに、前述のような自動運転のような機能を備えたモデルも、グレードのひとつとして用意されることになるといいます。

 また、現行モデルでは途中で追加された「STIスポーツ」グレードですが、新型モデルでは発売と同時に設定されます。

 新型レヴォーグ STIスポーツは、東京オートサロン2020で初公開。電子制御ダンパーをスバル初採用し、上質な乗り味と、スポーティな走りを高い次元で両立しました。

 さらに、スイッチひとつでクルマのキャラクターを変更できる「ドライブモードセレクト」もスバルとして初めて採用され、従来の「SIドライブ」のパワーユニット制御だけでなく、ステアリングやダンパー、AWDシステムについても制御することが可能です。

※ ※ ※

 昨今は国産ステーションワゴンのラインナップが減少していますが、そのなかでもレヴォーグは、スバルの基幹モデルとして多くのファンを獲得してきました。

 現行レヴォーグや前身となるレガシィツーリングワゴンのグランドツーリング思想を継承しながら、数々の先進的な機能を身につけたモデルに進化する新型レヴォーグに注目が集まります。

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みんなのコメント

110件
  • 目(ヘッドライト)がちっちゃくて離れてて、ボンネットが短くて、なんだかバランスの悪いスタイル。
    現行型の鋭い顔つきの方が好きかな。
  • オートマしか無いのが勿体ない。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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