新型ミニバン「シエンタ」はカラバリも「オシャ！」 新色も加わり「どれが好き!?」全10パターンをチェック

■ナチュラル系デザインにもマッチ！ 新型「シエンタ」のカラバリ「10パターン」

　2022年8月23日、7年ぶりのフルモデルチェンジを実施したトヨタのコンパクトミニバン「シエンタ」。扱いやすい5ナンバーサイズを維持しながら室内空間を拡大し、使い勝手も向上しました。
　
　シンプルな「シカクマル」をモチーフにしたナチュラル系デザインにもマッチする、新型シエンタのカラーバリエーション 全10パターンを紹介していきます。

　新型シエンタのボディサイズは、全長4260mm×全幅1695mm×全高1695mm、ホイールベース2750mm。全高が20mmアップした以外、先代（2代目）シエンタと同一の5ナンバー小型車規格に収まる寸法を維持しています。

　狭い街中などでも扱いやすいコンパクトさはそのままに、最小回転半径も従来型の5.2mから5.0mに縮小されました。

　また水平基調のインパネ形状や、低くなったサイドウィンドウのラインにより、ドライバーからの視界も大きく改善したことと相まって、取り回し性も大幅に向上しています。

　さらにTNGA 新GA-Bプラットフォーム化によりパッケージングも全面的に見直され、サイドウィンドウの直立化や車高のアップなどと相まって、室内空間が拡大したのもポイントです。

　そしてなにより、先代とはデザインの方向性を転換させたことが大きなニュースといえます。

　先代シエンタは、アクティブさを強調するシャープなデザインが特徴でした。これに対し新型シエンタは、丸と四角の形状を組み合わせたシンプルなデザインで印象を変えているのです。

　トヨタでは新型の外観デザインについて「生活の道具としての機能性をかたちに表した」と説明しています。

　側面や前後バンパーの角など車体の随所には素材色の黒い樹脂パーツがあしらわれ、カジュアルな雰囲気を高めると同時に「気兼ねなく使えるツール」としての機能性を表現しています。

　そんな新型シエンタのカラーバリエーションを見てみましょう。

　先代シエンタには、蛍光色を想わせる鮮やかなイエロー（エアーイエロー）など、外観とマッチする派手目のアクティブなカラーバリエーションも印象的でした。外観の変化が大きかった新型シエンタでは、ボディカラーの色味も大きく変わっています。

　新型シエンタでは全7色のボディカラーが用意されるほか、ダークグレーのルーフカラーと組み合わせた2トーンを2種類加え、全9パターンのカラーバリエーションから選択できます。

　アースカラーを想わせるナチュラルな色味も多く、シンプルな外観デザインとのマッチングも良好です。

　トヨタのデザイナーは「生活に溶け込むライフツール」としてカラーをセレクトしたといいます。

　なかでもカタログなどでメインに紹介される「アーバンカーキ」は、新型シエンタのテーマカラーといえます。

　砂漠の砂色のような「ベージュ」や、抑えたトーンの「グレイッシュブルー」も同様のテイストです。

　なおグレイッシュブルーでは2トーンカラーも選択できます。

　そしてもうひとつのテーマカラーが「スカーレットメタリック」。ワインレッドとはまたひと味違うオシャレなカラーです。

　こちらも2トーン仕様が選択できます。

　このほか「ブラック」「ソリッドグレー」「ホワイトパールクリスタルシャイン」の定番色も用意されます。

　これで全9パターンですが、実は福祉車両「ウェルキャブ」のみに、もう1色「スーパーホワイト2」の選択肢が加わるので、本当は「新型シエンタは全10パターンのカラバリ」が正しい表現になります。

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　新型シエンタの消費税込み価格は、195万円から310万8000円です。

　1.5リッター「ダイナミックフォース」ガソリンエンジン車はFF（前輪駆動）のみの設定で、1.5リッターハイブリッド車は、FFと4WD（E-Four）の選択肢が用意されます。

Comments

こういうクルマでも結局白買っちゃう日本人

このタイプの車としてスタイルはフランス車にも負けていないと思うので、もう少し鮮やかな色があっても良いかと思います。