ハンサムで実用的 走りも好印象な小型SUV
カッコイイ見た目と実用的なインテリアを備え、走りも好印象なファミリーSUVをお探しなら、プジョー3008は理想的な1台になると思う。中古車なら、コストパフォーマンスも申し分ない。
【画像】走りと見た目、使い勝手の三方良し プジョー3008 2008と5008 最新の408も 全113枚
エンジンのラインナップは、英国市場では多彩。3気筒のガソリンターボから、燃費で勝るディーゼルターボまで、複数の出力設定が用意されている。ガソリンエンジンに駆動用モーターを組み合わせた、プラグイン・ハイブリッド(PHEV)もある。
1番控えめな、130psを発揮する1.2L 3気筒ガソリンターボでも、3008のボディを活発に引っ張れる。エネルギッシュに回転し、数字以上にパワフルに感じられるだろう。
1.6L 4気筒ガソリンターボは、165psへパワーアップする。滑らかで動力性能にも余裕が生まれるが、燃費は1.2Lユニットに及ばない。
ディーゼルでは、130psを発揮する1.5L 4気筒ターボと180psの2.0L 4気筒ターボを英国では選べる。1.5Lでもトルクフルで粘り強く回り、速いとは感じないにしろ、定員分の大人を載せても不満はないはず。2.0Lはパワフルだが割高だ。
PHEVは、英国ではハイブリッド225とハイブリッド300の2択。225ps版でもたくましいら、300ps版は驚くほどの加速力を披露する。満充電なら駆動用モーターだけで最長64kmを走れるとプジョーは主張するが、現実的には45km前後と考えていい。
ベースグレードでも標準装備は充実
装備は充実。英国のベースグレードになるアクティブでも、デュアルゾーン・エアコンにリア・パーキングセンサー、衝突被害軽減ブレーキ、ブルートゥース付きデジタルラジオなどが装備される。アップル・カープレイとアンドロイド・オートにも対応する。
アリュール・グレードを選べば、インテリアのアンビエント・ライトにフロントのパーキングセンサーを獲得。リア側はバックカメラへアップグレードされ、18インチのアルミホイールで足もとが飾られる。
GTラインでは、LEDヘッドライトとワイヤレス・スマートフォン充電機能が追加。最上級のGTは、アダプティブ・クルーズコントロールにキーレスエントリー、パワー・テールゲート、パノラミックサンルーフ、レザー内装、19インチ・ホイールを得る。
インテリアは上質。ダッシュボードには実際に押せるハードボタンが殆ど残っていないが、スタイリッシュに見えることは間違いない。エアコンの操作系も、インフォテインメント用のタッチモニターへ集約されている。操作性に優れるとはいえないだろう。
メーターパネルは、12.3インチのモニター式。表示内容の変更が可能で、ドライバーが望む情報を映すことができる。
車内空間はクラスをリードするほどの広さではないものの、前後とも充分。フロアがフラットで、リアシート側は足もと空間に余裕がある。荷室容量も平均的な大きさだが、ベビーカーや数個のスーツケースなら問題なく載せられる。
素早く正確に反応するステアリング
プジョーらしく、乗り心地は同クラスのライバルより柔らかめ。凹凸が目立つ路面を通過しても、滑らかに衝撃を吸収してくれる。操縦性も良好で、小さなステアリングホイールを回せば、低速域でも素早く正確に反応する。
3008は2021年にフェイスリフトを受けており、見た目が凛々しくなっている。フロントマスクは縦に長いセイバーと呼ばれるLEDデイライトを獲得し、フロントグリルはフレームレスに。LEDテールライトもスモーク処理された。
英国の中古車市場を調べてみると、初期型の3008で1万3000ポンド(約209万円)程度から探せる。2019年式では1万3000ポンド(約257万円)、2020年式以降になると、1万9000ポンド(約305万円)程へ上昇する。
知っておくべきこと
3008は、背の高い見た目とは裏腹に燃費が良い。1.2L 3気筒ガソリンターボで、16.7km/Lがうたわれている。1.6Lでも14.0km/Lとなっている。
ディーゼルターボはさらに良好で、1.6LターボのMT車で25.0km/L、AT車でも23.8km/Lが主張されている。WLTP値より甘い、NEDC値ではあるが。後期型の1.5Lディーゼルターボでは、WLTP値で19.5km/Lとなっている。
トリムグレードとスペック
アリュール:ブラインドスポット・モニターに車線維持支援システム、オートライト、ドライバー監視機能などが備わる。安心感の一層高いファミリーSUVになる。
購入時に気をつけたいポイント
リコール
英国仕様では、2018年式以降のディーゼルターボで、排気系のプラスティック製部品がディーゼル微粒子フィルターに損傷を与える可能性があり、リコールが出ている。
シール材が正しく取り付けられていないことを理由に、エンジンオイル漏れする可能性も報告されている。牽引バーの固定金具の締め付け不良でもリコールが出された。購入時は正規ディーラーで1度確認しておきたい。
信頼性
3008では、ディーゼルターボよりガソリンターボの方が信頼性では上。AUTOCARの姉妹サイトの調査では、同カテゴリーに含まれる28台中、ガソリンが15位で、ディーゼルが25位となっている。プジョー自体の信頼性は程々。30社中22位となっている。
英国編集部の推しチョイス
ベスト:1.2 ピュアテック130
比較的短距離が中心のユーザーなら、3気筒ガソリンターボがオススメ。滑らかで充分にパワフルで、燃費も悪くない。1500rpmくらいからリミッターまで、爽快に吹ける。
ワイルドカード:ハイブリッド4 300
0-100km/h加速を5.9秒でこなす、快速なPHEVの3008。それでいて燃費は、71.1km/Lが主張されている。こまめな駆動用バッテリーの充電が必要だが。四輪駆動で冬場の安定性も高い。中古車でも少々値は張るけれど。
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みんなのコメント
ディーゼルは>2.0Lはパワフルだが割高だ
1.5ディーゼル入れてくださいよステランティスさん
パワーオブチョイスなんでしょ?