マクラーレンのランド・ノリスは、F1マイアミGPスプリントのスタート直後、アストンマーティン勢とメルセデスのルイス・ハミルトンを含むインシデントに巻き込まれてリタイアを喫した。
そしてノリスはマシンを降りた後、マーシャルの許可を得ずサーキットを横断し、ピットへ戻ろうとしたことで、戒告処分と罰金5万ユーロ(約824万円)が科されることとなった。
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FIAレーススチュワードは裁定の中で次のように記した。
「1周目にクラッシュした4号車のドライバー(ノリス)は、ランオフエリアにマシンを置き、ピットへと戻った」
「この時、彼はマシンが走行している状態のコースを横切った。そして彼はマーシャルの許可を得ずに行なった」
「ヒアリングの中で、4号車のドライバーはこの状況が彼にとって非常に危険なモノであったことに気がついていた」
「スチュワードは、マシンが走行している状態のコースを横断することは非常に危険な状況を引き起こす可能性があり、ドライバーがそれに関して非常に慎重でなくてはならないという事実を強調した」
「スチュワードは、(部分的に免除される)多額の罰金を科すことに加え、FIAフォーミュラ1競技規則第18.2条に従い、シーズン中に一定回数の戒告処分を受けると重大なドライビングペナルティが科されることを念頭に置いて、ドライバーを戒める」
コース無断横断によるペナルティに関しては前例があり、昨年のカタールGPではハミルトンが同様の処分を受けた。
ノリスにとっては、今回が2024年シーズン最初の戒告処分となり、5回の戒告処分を受けると自動的にグリッド降格ペナルティが科されることとなる。
ただ規則では、5回のうち少なくとも4回がドライビングに関して戒告処分が下った場合にのみ適用されることとなっているため、ノリスのマイアミGPでの戒告処分はこれに該当しない。
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