現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > ところで……今更だけど日産の[ハイウェイスター]って何のこと?

ここから本文です

ところで……今更だけど日産の[ハイウェイスター]って何のこと?

掲載 2
ところで……今更だけど日産の[ハイウェイスター]って何のこと?

 日産のミニバンを中心にラインアップされている「ハイウェイスター」。もはや定番となっているハイウェイスターだが、そもそもその誕生経緯やコンセプトはどのようなものなのだろうか? 今回は改めて、日産車の定番であるハイウェイスターを立ち位置も含めて振り返ってみるという記事なのだ!!

文:西川 昇吾/写真:ベストカーWeb編集部

ところで……今更だけど日産の[ハイウェイスター]って何のこと?

【画像ギャラリー】ハイウェイスターが存在しているクルマたち……全部売れっ子たちやないかい!!(13枚)

■ハイウェイスターの特徴とは?

日産が誇る最上級グレードのハイウェイスター。搭載車両はミニバン多めだ

 現在、日産ではセレナやエルグランド、デイズやルークスにラインアップされているハイウェイスター。そのラインアップを見れば分かると思うが、基本的にハイウェイスターはミニバンに用意される仕様だ。

 基本的に上級グレードに位置しており、標準的なグレードとの大きな違いは専用のエアロパーツが装着されている点だ。また、インテリアも独自のカラーや素材が使われていることも多い。

 基本的に、上級グレードをベースにエアロパーツを始めとした加飾がメインの独自パーツが装着されるため、快適性や利便性に関する装備は不満の無い内容となっているのも特徴だ。

 言い換えてみれば「上級グレードにエアロパーツを装着したグレード」といったところだろうか。

【画像ギャラリー】ハイウェイスターが存在しているクルマたち……全部売れっ子たちやないかい!!(13枚)

■初登場は1995年のラルゴ

普段はあまり見かけないラルゴだが、実はセレナより上級車種扱いであった!!

 日産のミニバンでは伝統的なグレードとなっているハイウェイスター。その始まりは1995年であった。セレナよりも上級車種として位置していたラルゴに「ラルゴハイウェイスター」が追加されたのだ。

 このモデルはオーテックが手掛けており、専用のエアロパーツや大きなボディストライプステッカーなどを装備。これまでのミニバンとは一味違ってスポーティな雰囲気を身にまとったスタイリングに仕上がっていた。

 1990年代は各メーカーからミニバンが登場し、後半にかけて徐々にミニバンをカスタマイズするトレンドや文化が登場し始めた。そのような背景があったのか、ハイウェイスターは登場すると人気モデルとなる。

 当初は通常グレードの完成車をオーテックで架装する車両であったが、あまりの人気から完成車工場で架装する形となった。

【画像ギャラリー】ハイウェイスターが存在しているクルマたち……全部売れっ子たちやないかい!!(13枚)

■今日まで続いているのは人気の証拠

今じゃハイウェイスターを選ぶ人は少なくない。日産の戦略がハマったと言えるだろう

 その後、ハイウェイスターは採用車種を増やし、今日まで続いている。日産ミニバンの定番グレードとなっている訳だが、今日まで続いているのは人気の証拠と言えるだろう。

 これは個人的な推測であるが、日産車と言えば1980年代から1990年代は高性能をアピールしていた。

 そんな時代に日産のスポーツカーやスペシャリティカーを購入していた人たちが、パパになってミニバンを購入しようとしたときに、他とは違うスポーティな雰囲気を売りにしたハイウェイスターが心を射止めて大ヒットとなったのではないだろうか?

 先日改良を受けたセレナにも当然ハイウェイスターはラインアップされている。今後日産のこの定番グレードがどのように進化していくかも楽しみだ。

【画像ギャラリー】ハイウェイスターが存在しているクルマたち……全部売れっ子たちやないかい!!(13枚)

投稿 ところで……今更だけど日産の[ハイウェイスター]って何のこと? は 自動車情報誌「ベストカー」 に最初に表示されました。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油7円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

カッコよすぎるトヨタ[ミニバン]に変貌 [大胆シエンタ]にざわつく!
カッコよすぎるトヨタ[ミニバン]に変貌 [大胆シエンタ]にざわつく!
ベストカーWeb
ポルシェやメルセデスのお膝元「シュトゥットガルト」の交通事情…日本と違う交通標識や罰則にはご注意を【みどり独乙通信】
ポルシェやメルセデスのお膝元「シュトゥットガルト」の交通事情…日本と違う交通標識や罰則にはご注意を【みどり独乙通信】
Auto Messe Web
視界をクリアに、運転をもっと安全に! 日本精機が後付けヘッドアップディスプレイ「LumieHUD」を新発売
視界をクリアに、運転をもっと安全に! 日本精機が後付けヘッドアップディスプレイ「LumieHUD」を新発売
くるまのニュース
極上エクスプレス・アウディ 新型 S6 e-トロン・スポーツバックへ試乗 見事に調教された「野獣」
極上エクスプレス・アウディ 新型 S6 e-トロン・スポーツバックへ試乗 見事に調教された「野獣」
AUTOCAR JAPAN
TRDの試作パーツを組み込んだトヨタ「86」に試乗!「14R-60」を参考に剛性バランスをアップさせた驚きの走りとは?【デモカー試乗】
TRDの試作パーツを組み込んだトヨタ「86」に試乗!「14R-60」を参考に剛性バランスをアップさせた驚きの走りとは?【デモカー試乗】
Auto Messe Web
沖縄パワーで表彰台へ! 平良響とオキナワドリームレーシングが2025年TGR GR86/BRZ Cupに参戦
沖縄パワーで表彰台へ! 平良響とオキナワドリームレーシングが2025年TGR GR86/BRZ Cupに参戦
AUTOSPORT web
英国で一番忙しい? 日産の巨大工場でクリスマス 休みの日も設備アップグレード
英国で一番忙しい? 日産の巨大工場でクリスマス 休みの日も設備アップグレード
AUTOCAR JAPAN
“EV”の「Gクラス」実際どう? 「Aクラス」4台分のパワー誇る「G 580」が凄すぎ!? メルセデス・ベンツ史上最強の「オフローダー」の実力とは
“EV”の「Gクラス」実際どう? 「Aクラス」4台分のパワー誇る「G 580」が凄すぎ!? メルセデス・ベンツ史上最強の「オフローダー」の実力とは
くるまのニュース
「バック駐車」に勝るものはない! 「前向き駐車」を推奨するメディアに一言 英国記者の視点
「バック駐車」に勝るものはない! 「前向き駐車」を推奨するメディアに一言 英国記者の視点
AUTOCAR JAPAN
ランボルギーニのポリスカー3選…イタリア警察で活躍したファイティングブルの任務は? スピート違反取締ではなく緊急医療対応でした
ランボルギーニのポリスカー3選…イタリア警察で活躍したファイティングブルの任務は? スピート違反取締ではなく緊急医療対応でした
Auto Messe Web
23XIとFRMによるNASCAR独占禁止法訴訟は長期化へ。仮差し止め命令適用でチャーター購入は一部承認か
23XIとFRMによるNASCAR独占禁止法訴訟は長期化へ。仮差し止め命令適用でチャーター購入は一部承認か
AUTOSPORT web
『ホンダNSX GT2(1994年~1996年)』オール日本人クルーで掴んだル・マンの栄冠【忘れがたき銘車たち】
『ホンダNSX GT2(1994年~1996年)』オール日本人クルーで掴んだル・マンの栄冠【忘れがたき銘車たち】
AUTOSPORT web
「ゴツゴツ鳴らない」高速道路の橋、その仕組みは? 全部を“非ゴツゴツ化”できる? 昔は「鳴るのが普通」
「ゴツゴツ鳴らない」高速道路の橋、その仕組みは? 全部を“非ゴツゴツ化”できる? 昔は「鳴るのが普通」
乗りものニュース
ルノー『アルカナ』改良新型、展示・試乗イベント開催へ…2025年新春に東京と兵庫で
ルノー『アルカナ』改良新型、展示・試乗イベント開催へ…2025年新春に東京と兵庫で
レスポンス
約183万円! スバル新型「シフォントライ」登場の反響は? 660cc「直3」エンジン&スライドドア搭載! タフ顔の「5ドア“軽”SUV」に「興味ある」声も
約183万円! スバル新型「シフォントライ」登場の反響は? 660cc「直3」エンジン&スライドドア搭載! タフ顔の「5ドア“軽”SUV」に「興味ある」声も
くるまのニュース
キャデラックのラグジュアリーSUV新型「リリック」が2025年春に上陸へ! 全長5mの“威風堂々”とした電動モデルはどんなクルマ?
キャデラックのラグジュアリーSUV新型「リリック」が2025年春に上陸へ! 全長5mの“威風堂々”とした電動モデルはどんなクルマ?
VAGUE
さようなら、Bowさん【長尾循の古今東西モデルカーよもやま話:第2回】
さようなら、Bowさん【長尾循の古今東西モデルカーよもやま話:第2回】
AUTOCAR JAPAN
ネット通販ですぐに荷物が届かなくなってから嘆いてももう遅い! 荷物の3割が運べなくなる「2030年問題」に危機しか感じない!!
ネット通販ですぐに荷物が届かなくなってから嘆いてももう遅い! 荷物の3割が運べなくなる「2030年問題」に危機しか感じない!!
WEB CARTOP

みんなのコメント

2件
  • qfm********
    高速道路の星
    う〜激しい嵐
  • プリンUMAi
    ラルゴのエンジンオイル交換等、整備性の悪さで辛い目にあった思い出のある人多そう
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

245.0356.3万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

49.0152.0万円

中古車を検索
ラルゴの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

245.0356.3万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

49.0152.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村