フォーミュラEの第2戦ディルイーヤePrixのレース2は、フィニッシュ後に多くの審議が行なわれ、順位変動も複数起きることになった。そのうちのひとりが2番手フィニッシュを果たしていたBMWのマキシミリアン・ギュンターで、結局11位に降格させられることとなった。
ギュンターは最後のセーフティカーが解除された際、コントロールラインの手前でルーカス・ディ・グラッシ(アウディ)とストフェル・バンドーン(メルセデス)を抜いてしまい、24秒加算のペナルティを受けたのだ。
■フォーミュラEディルイーヤ2決勝:BMWが1-2フィニッシュ。ただ審議対象者多数……
レギュレーションでは、セーフティカーランが解除された際、コントロールラインを通過するまでオーバーテイクを行なうことは許されていない。ターン19のアウト側にあるアタックゾーンを通過し、アタックモードを起動させたドライバーであっても、抜くことは許されないのだ。しかしギュンターは、ディ・グラッシとバンドーンをコントロールラインの前で抜いてしまった。
ギュンターは2番手でチェッカーを受けたが、このオーバーテイクの件についてレース後に審議対象となった。
「残念ながら、レギュレーションではコントロールラインに到達するまでオーバーテイクすることはできないということだ」
そうFIAのレースディレクターであるスコット・エルキンズはmotorsport.comに対して語った。
「いくつかのことが同時に起きた。我々が抱えていた問題で、その時に多くのことが起こったということだった」
「数人のドライバーが、アタックモードを起動させた。そしてそのほかの数人は、ピットに入った。多くのことが起きていたので、実際に何が起きたのかということを解明するために、非常に長い時間がかかったのだ」
「アタックゾーンが、セーフティカーラインに非常に近かった。それはこのサーキットの問題の一部だった」
ギュンターはこのペナルティの結果11位に落ちた。そしてディ・グラッシが2位、バンドーンは3位となり、2レース連続でのポイントを獲得した。
レース後にペナルティを受けたのは、ギュンターだけではなかった。
メルセデスのニック・デ・フリーズは、チームが公式サプライヤーの指示に従わなかったとしてバッテリーの違反を問われ、5秒のペナルティを受けた。さらにセーフティカーラン中にオーバーテイクしたということで、24秒のタイム加算ペナルティも受けている。この結果、デ・フリーズは7番手でフィニッシュしたものの、最終的には16位になった。
さらにNIOのオリバー・ターベイは、規定されていた最大エネルギー量を0.06kWh上回るエネルギー使ってしまったことでレース失格となった。
これらのペナルティの結果、ジャン-エリック・ベルニュ(DSテチータ)とブレンドン・ハートレー(ドラゴン)、アントニオ・フェリックス・ダ・コスタ(DSテチータ)がポイント圏内に浮上することとなった。
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