6月17~18日に富士スピードウェイにおいて開催されるGTワールドチャレンジ・アジア第2ラウンドのエントリーがこのほど発表され、36台のGT3車両、4台のGT4車両が出場することが明らかになった。
今年のGTアジアシリーズは、開幕ラウンドがタイ・ブリラムのチャーン、最終ラウンド(第6ラウンド)がマレーシアのセパンで開催。第2~5ラウンドは富士、鈴鹿、岡山で開催となり、この4ラウンドは別途”ジャパンカップ”としてカウントされる。このため、ジャパンカップだけにエントリーする車両はGT3が16台、GT4が4台と計20台もあり、上記4ラウンドでは参加台数が膨れ上がる。
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日本で開催されるレースでGT3車両が36台もエントリーするのは、2019年の「鈴鹿10H」以来となる。さらに昨年GTアジアを制したカーガイ・レーシングは今年のニュルブルクリンク24時間で初の総合優勝を果たしたフェラーリ296 GT3でのエントリーとなる。
GT3クラス36台の内訳は、ポルシェが10台と最多で、メルセデスが7台、アウディとフェラーリが各4台、マクラーレンが3台で、ランボルギーニ、アストンマーチン、コルベットが各1台、さらに国産勢ではホンダNSXとトヨタRC Fが各1台で日産GT-Rが2台。このうち20台はGTアジア全戦、16台はジャパンカップのみの参戦となる。
GT3クラスのエントリーのほとんどは、Pro-Amクラス、つまりジェントルマンドライバーとプロドライバーの組み合わせで、今回は4チームのみがAmクラス、つまりジェントルマンドライバー同士の組み合わせとなる。プロドライバーが揃う第2レースは白熱したバトルが期待でき、ジェントルマンドライバーによる第1レースはジェントルマンたちならではの戦いが演じられそうだ。
今年のGTアジア・ジャパンカップは、昨年の大会が好評で盛り上がったことからエントリー希望が多く、エントリーできなかったチームもあったようだ。スーパーGTに参加するGT3車両はその車両で他のカテゴリーには出場できないが、スーパー耐久に参加する車両は自由ということで、チーム・5ZIGENもS耐参戦のGT-Rでエントリーしている。
スーパーGTで360号車を走らせるランナップ・スポーツから出場する車両は、一昨年途中までスーパーGTを走っていた車両。同チーム監督であり、GTワールドチャレンジ・アジアでは田中篤のチームメイトとしてドライバーを務める西川正明は、若いころMINEサーキットやオートポリスでのレース経験を持ち、現在もオートポリスのレースにスポット参戦をしている。
「チームのミーティングを重ねているうちにレースの醍醐味を経験してもらいたいと思い提案しました。Pro-Amのどこまで行けるか楽しみですし、Amクラスの表彰台も狙いたい」とGTドライバーの田中篤。「私も40代最後のチャレンジをしてみようかなと思い切って決めました。レースを楽しみたいです」と西川監督は控えめに話した。
そのようなエンジョイ型のチームもあれば、シリーズ制覇を狙うPro-Amクラスのチームもあり、いろいろな角度でレースを楽しむことができそうだ。17日(土)は予選、ピットウォーク、第1レース、そして18日(日)は第2レースが行なわれる。入場料は大人が1,200円で駐車料は無料となっている。
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