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コアモデルだからこそ変革に挑戦──新型レクサス「RX」の進化に迫る|LEXUS

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コアモデルだからこそ変革に挑戦──新型レクサス「RX」の進化に迫る|LEXUS

ネクストチャプターとして、カーボンニュートラル社会の実現と多様なマーケットのニーズやライフスタイルに応えるクルマづくりに取り組むレクサスが、新たにお披露目した新型RXはいかなる進化を遂げたのか。次世代レクサスのクルマづくりを紹介するプレス向けイベントに出席したモータージャーナリストの小川フミオ氏がリポートする。

LEXUS RX|レクサスRX

次世代レクサス第4弾モデル「RX」がワールドプレミア|LEXUS

コアモデルだからこそ変革に挑戦──新型レクサス「RX」の進化に迫る

ネクストチャプターとして、カーボンニュートラル社会の実現と多様なマーケットのニーズやライフスタイルに応えるクルマづくりに取り組むレクサスが、新たにお披露目した新型RXはいかなる進化を遂げたのか。次世代レクサスのクルマづくりを紹介するプレス向けイベントに出席したモータージャーナリストの小川フミオ氏がリポートする。

Text by OGAWA Fumio|Photographs by LEXUS

クルマの素性を徹底的によくするという次世代レクサスのクルマづくりが結実

SUVといえば、機能も大事であるけれど、同時に走りやスタイルからくるエモーションも大切にしたい、という人にはコレかも。レクサスが、2022年6月1日に世界初公開した「RX」だ。

コアモデルだからこそ変革に挑戦──新型レクサス「RX」の進化に迫る|LEXUSラウンドテーブルに参加したレクサスのチーフエンジニア陣。左から大野貴明氏(RX)、渡辺剛氏(RZ)、、加藤武明氏(NX)、横尾貴己氏(LX)、そしてレクサスデザイン部部長の須賀厚一氏via Web Magazine OPENERS

お披露目の場は、「LEXUS NEXT CHAPTER」と題されて、レクサスのクルマづくりを紹介するラウンドテーブル(少人数を対象にした説明会)。2021年11月の新型NX、22年1月のLX、それに22年夏発売予定のRZと並んで置かれた。

レクサスRXは、ブランドにとってのコアモデル。1998年から2022年4月末時点で、約95の国と地域で累計約350万台を販売してきた。時間が来て、新型RXのベールが剥がされると、斬新なスタイリングに会場からは大きなどよめきがあった。

コアモデルだからこそ変革に挑戦──新型レクサス「RX」の進化に迫る|LEXUSvia Web Magazine OPENERS

「新型RXはいってみれば集大成」。そう語ったのは、上記4台の主査とともに、ラウンドテーブルの進行役も務めたレクサスのデザイン部部長の須賀厚一氏だ。

「かつて“レクサス(車)はつまらない”と批評されたのを機に一念発起してのレクサスのクルマづくりが、いまNEXT CHAPTER(ネクストチャプター)に入っています。クルマの素性を徹底的によくするという、新型NXから積み上げてきた次世代レクサスのクルマづくりが、ここに結実しているのです」

新しいRXは、新世代の「スピンドルボディ」なる、グリルとボディが一体となった斬新なテーマのフロントマスクを持っている。先に公開されたBEV(バッテリー駆動のピュアEV)であるRZでも見られたデザインテーマの採用だ。

コアモデルだからこそ変革に挑戦──新型レクサス「RX」の進化に迫る|LEXUSvia Web Magazine OPENERS

新型RXをみると、先代で特徴的だったウィンドウグラフィクス(サイドウィンドウの輪郭)は継承され、イメージ的には近いものがある。

「でも遠くから見て、新しい、と感じていただき、近寄っていくと、先代とイメージを共有していると思い、もっと近寄ると、まったく異なるデザインだ、と思い直す、そんなクルマです」。須賀氏の解説を聞いて、見直してみると、なるほどと納得した。

コアモデルだからこそ変革に挑戦──新型レクサス「RX」の進化に迫る|LEXUSvia Web Magazine OPENERS

「主市場のひとつである北米では従来型にあたる4代目の販売がずっと好調で、サイズを含めて大きく変えてくれなくていい、って言われてました」。会場でそう明かしてくれたのは。主査を務めたトヨタ自動車の大野貴明氏。

「開発当初は、北米が無理に変えなくていいって言うから……っていうムードがありました。ところがマスタードライバー(豊田章男ブランドホルダー)から、コアモデルだからこそ変革に挑戦しようってハッパかけられまして、そこから開発陣は一丸となって仕事に取り組んだんです」

日本での発売は、2022年秋頃

日本での発売は、2022年秋頃

はたして、開発陣の努力によって「RX500h F Sport Performance」なるハイブリッドモデルが生まれた。電動化を活用したと謳われる4輪駆動力システム「DIRECT4(ダイレクトフォー)」と、やはり新世代のシリーズパラレル式ハイブリッドシステムを搭載している。

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「パフォーマンス」という新しい名称を与えられたこのモデル。2.4リッターエンジンと、高出力電気モーターによるハイブリッドシステム(従来のTHS IIではない)のレスポンスのよい伸びやかな加速をはじめ、緻密な4輪駆動力制御で、前後輪のグリップを最大限に活かすとともに車両の姿勢コントロールも行うという。「電動車の新たな走りを実現」とレクサスではする。

RX500h F Sport Performanceのハイブリッドシステムは、6段オートマチック変速機を使う。そしてトルクコンバーターでなくクラッチによってモーターと変速機をつなげるし、モーターとエンジンのあいだにもクラッチが設けられた。結果、効率性とレスポンスのよさが実現したという。

コアモデルだからこそ変革に挑戦──新型レクサス「RX」の進化に迫る|LEXUSvia Web Magazine OPENERS

加速時にターボチャージャーの過給が追いつかないときは、モーターが回って前後輪にトルクを積み増す。あらゆる回転域でするどい加速を実現すること。これが新しいハイブリッドシステムの働きなのだ。出力の数値などは未公表。

DIRECT4は、緻密な4輪制御技術で前後輪のグリップ力を最大限に活かし、車両姿勢のコントロールも行うもの。「電動化技術を活用した」システムと説明される。従来ハイブリッド4WDはE-Fourというものだったが、モーターを活用して、さらなる走りのよさを追求した結果、RZとRXでこの技術が実用化されることになった。

コアモデルだからこそ変革に挑戦──新型レクサス「RX」の進化に迫る|LEXUSvia Web Magazine OPENERS

先に触れた通り、NX、LX、それにRZと、続いて発表された最新のレクサス車は、サイズも車型も多様。それでも「(大型SUVの)LXでレクサスの走りの味をどう出そうか“味みがき”を徹底的にやって納得いくクルマに仕上がりました」(LXの横尾貴己主査)という発言通り、どのモデルも、ドライブがとても楽しい。RXにも大いに期待してしまう。

新型RXのラインナップは、上記「RX500h F SPORT Performance」を筆頭に、多様だ。特筆すべきは、ガソリンエンジンはすべて4気筒となったこと。多気筒エンジンはもはや用意されない。

「RX450h+」は、2.5リッターエンジンの「THSII」ハイブリッドモデル。18.1kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載。4WDのみで、システムは後輪をモーターで駆動する「E-Four」となる。


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「RX350h」も、2.5リッター直4エンジンを使った「THSII」ハイブリッドシステム採用。後輪がモーター駆動の「E-Four」と、前輪駆動の2本立ての展開だ。電池はニッケル水素となり、出力はRX450h+より低めの設定。

さらにICE(内燃機関=エンジンで走るモデル)として「RX350」が、前輪駆動と、フルタイム全輪駆動で設定。2.4リッター4気筒ガソリンエンジンは、燃費を追求した徹底した制御が行われていると謳われる。カーボンニュートラルも重要なテーマなのだ。

日本での発売は、2022年秋頃という。新しい世界を見せてくれそうで、新型RXの発売が楽しみだ。

レクサスインフォメーションデスク

Tel.0800-500-5577(9:00-18:00、365日年中無休)

https://lexus.jp/

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みんなのコメント

7件
  • 情弱で騙されたい人は
    トヨタレクサス日野を買いましょう〜🎶
  • トヨタをバカにする奴はマイナス投票連打させていただきます
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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