■ヨーロッパ、アメリカ、アジアの3つのトーナメント
ランボルギーニは2021年5月20日、第2回目となるeスポーツレースの世界大会「The Real Race」を開催すると発表した。
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ランボルギーニ初のeスポーツの大会として2020年におこなわれたThe Real Raceには、109か国から2500人以上のドライバーが参加し、大成功を収めた。
今季2年目となる同大会が、ヨーロッパ、アメリカ、アジアの3つのトーナメントをメインとする新しいフォーマットで戻ってくるという。
今回も世界を代表するシムレーサーたちが、シミュレーションレースゲーム「アセットコルサ コンペティツィオーネ」でランボルギーニ ウラカン GT3 EVOのドライビングを競い、イタリアのランボルギーニ本社への招待や、初のランボルギーニ公式シムドライバーになる機会を獲得することができる。
アセットコルサ コンペティツィオーネは自動車メーカーとの共同開発で、ランボルギーニ最新のレーシングシリーズにダイナミックなプラットフォームを提供。このゲームは、ランボルギーニ・スクアドラ・コルセの公式テストドライバーやレースに参戦するドライバーが、実際のトレーニングで使用しているものである。
ドイツのシムレーサー、ニルス・ナウジョクス選手が優勝した2020年の第1回大会に続き、今年のランボルギーニeSportsは、リアルレースへの新しいグローバルアプローチを提供。レーサーは、地域のリーダーボード内でポイントを獲得するために、従来のグランプリと3つの耐久レースの両方で競うことになる。
デイトナ24時間レースで3度の優勝を果たしたランボルギーニ ウラカンGT3 EVOのハンドルを握り、eスポーツ競技をおこなうことで、シミュレーションレースのコミュニティを活性化。ランボルギーニの社内デザイン部門であるCentro Stile(チェントロ・スティーレ)は、レース専用のカラーリングを作成し、このカラーリングを使用することで、参加者はマシンを12種類のバージョンにカスタマイズ可能となる。
なお、各車にはパートナーであるKaspersky(カスペルスキー)とAssetto Corsa Competizione(アセット・コルサ・コンピツィオーネ)のトレードマークのロゴが表示されるという。
同大会は2021年6月から11月にかけておこなわれ、世界中のシムレーサーが、月曜日から金曜日までの平日に開催されるオープン予選に申し込むことが可能。オープン予選の上位40名は、毎週土曜日に開催されるクローズド予選に参加することになる。
そして最後に、クローズド予選の上位20名が日曜日に開催されるThe Real Raceに参加し、同じコースで2回対戦。各地域で毎週おこなわれる10回の予選では、参加者はそれぞれの地域ランキングのポイントを獲得し、次の地域チャンピオンになるための階段を上るチャンスを得ることができる仕組みだ。
ランボルギーニのチーフ・マーケティング&セールス・オフィサーであるフェデリコ・フォッシーニ氏は、同大会について次のようコメントする。
「eスポーツは、我々が大きな役割を果たしたい分野です。The Real Raceは、6か月間にわたるイベントで、プレイヤーは世界最高のシムレーサーたちとのレースの準備や参加を通じ、真の競争のスリルを味わうことができます。
我々はこの大会を主催し、The Real Raceの優勝者にランボルギーニの世界でのリアルな体験を味わい、eSportsでのキャリアの可能性を提供できることを誇りに思います」
なお、このThe Real Raceの第2回目は、ランボルギーニのeSportsシーンへのサポートとコミットメントを強化するものである。ランボルギーニは昨年、初のデジタルコンペティションを開始した後、「Rocket League」や「Asphalt 9:Legends」などのeSportsシーンにおける主要なゲームブランドとパートナーシップを結んでいる。
それらのパートナーシップにより、「ウラカン STO」や「Essenza SCV12」などのランボルギーニモデルを運転する機会が、プレイヤーに提供されている。
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