ホンダ「フィット」がマイナーチェンジ 走り追求した「RS」新設定

車種別・最新情報 [2022.10.06 UP]


ホンダ「フィット」がマイナーチェンジ　走り追求した「RS」新設定

ホンダ　フィット e:HEV RS
　ホンダは10月6日、コンパクトカー「フィット」をマイナーチェンジし、10月7日より発売すると発表した。今回のマイナーチェンジでは、走りを追求した新グレード「RS」を設定するとともに、2モーターハイブリッドシステム「e:HEV」の性能向上を図った。メーカー希望小売価格は1,592,800円から（消費税込）。


ライフスタイルに合わせてデザインにも変化をつけた5グレードを設定

BASIC（ベーシック）


HOME（ホーム）


CROSSTAR（クロスター）


LUXE（リュクス）


RS
　現行型フィットは2020年2月に発売した4代目で、「人の生活に寄り添う」という考えに基づき開発された。今回のマイナーチェンジではユーザーのライフスタイルやライフステージに合わせて各グレードを設定するとともに、新たに走りを追求した「RS」を設定し、全5グレード展開に。グレードごとにデザインにも変化を付け、多様なニーズに応えるラインアップを揃えた。

　ベースのデザインではアッパーグリルの位置を上げ、フロントノーズの形状を変更してすっきりとした印象に。HOME / LUXEはグリル上部にメッキ加飾のラインを水平に通し、より端正なデザインに仕立てた。加えてLUXEはフロントバンパーやドアロア、テールゲートにもメッキ加飾を施し、上質なイメージを高めている。
　CROSSTARは、専用エクステリアによってタフギアらしいデザインにし、クロスオーバーらしさを強調。さらに外装色の2トーンパターンを専用色に設定し、個性を際立たせた。
　そして新設定のRSでは、専用デザインのバッジやアルミホイールなど専用装備を多数採用し、スポーティさを前面に押し出したデザインとしている。


「e:HEV」はモーター出力を強化して伸びやかな加速感をアップ

ホンダ　フィット e:HEV LUXE
　パワートレーンは、2モーターハイブリッドシステム「e:HEV」と、ガソリンエンジンの2タイプを用意。「e:HEV」は、モーター最高出力を14PSプラスとなる123PSに向上。低速域でアクセルを踏み込んだ瞬間から電気自動車のように力強くスムーズに走り出し、気持ち良く伸びる加速感を実現した。

　一方のガソリンエンジンは、全タイプに1.5L DOHC i-VTECエンジンを新採用。最高出力118PS / 6,600rpm、最大トルク142Nm / 4,300rpmを発揮し、低速域から高速域までトルクフルなパフォーマンスを発揮し、日常のさまざまなシーンでゆとりある走りを楽しめる。


安全運転支援システム「ホンダセンシング」全車標準装備　渋滞運転支援機能などを新たに標準設定
　安全面においては、安全運転支援システム「ホンダセンシング」を全車に標準装備。従来の機能に加えて、トラフィックジャムアシスト（渋滞運転支援機能）、急アクセル抑制機能を新たに標準設定となった。さらに、ブラインドスポットインフォメーション、後退出庫サポートをグレード別設定として追加している。


【RS】専用サスペンション採用で走りの楽しさを追求　ガソリンモデルも追加予定

RS専用エクステリア (フロントグリル、フロントバンパー<ピアノブラック塗装>)

RS専用エクステリア (サイドシルガーニッシュ<ピアノブラック塗装>)

RS専用エクステリア (リアバンパー<ピアノブラック塗装>、テールゲートスポイラー、エキパイフィニッシャー)

RSエンブレム

RS専用デザイン 16インチアルミホイール
　走りの質にこだわった「RS」は、荒れた路面で車体の揺れを抑えるため、徹底的に性能を突き詰めたRS専用のサスペンションを採用。ドライバーの操作とクルマの挙動がさまざまなシーンで気持ちよくつながる操る楽しさと、質感の高い爽快な乗り味を両立した。また、e:HEVモデルでは、アクセルオフ時の減速力を4段階で選択できる減速セレクターと、3つのドライブモードスイッチ（NORMAL／SPORT／ECON）を専用装備に追加。走行シーンに合ったドライブモードを選択できる。
　なお、ガソリンモデルの設定も予定されており、詳細は11月10日（木）に発表予定としている。


e:HEV RS専用 ドライブモードスイッチ

e:HEV RS専用 減速セレクター

メーカー希望小売価格一覧
タイプ乗車
定員エンジントランスミッション駆動
方式価格（消費税込）e:HEV BASIC5名1.5L DOHC
i-VTEC
＋2モーターハイブリッド電気式
無段変速機FF1,997,600円4WD2,195,600円e:HEV HOMEFF2,175,800円4WD2,373,800円e:HEV RSFF2,346,300円e:HEV CROSSTARFF2,422,200円4WD2,620,200円e:HEV LUXEFF2,499,200円4WD2,664,200円BASIC1.5L DOHC
i-VTEC無段変速
オートマチック
（トルクコンバーター付）FF1,592,800円4WD1,790,800円HOMEFF1,826,000円4WD2,024,000円CROSSTARFF2,072,400円4WD2,270,400円LUXEFF2,149,400円4WD2,314,400円※価格には、保険料、税金（消費税を除く）、登録などに伴う費用は含まない。

【あわせて読みたい】

https://www.goo-net.com/magazine/contents/buyers-guide/177880/https://www.goo-net.com/magazine/contents/buyers-guide/65152/https://news.bikebros.co.jp/model/news20220905-02/?utm_source=goo_magazine&utm_medium=178967referral&utm_campaign=goo_magazine&utm_content=179208 フィットの新車情報を見る

Comments

顔つきをもっとシャープにしないと売れん

ホンダの悪いところが凝縮されたクルマ。
過去の成功を全否定したデザイン、
コロコロ変わって熟成できないパワートレイン、
そしてスポーツモデルでテコ入れ。

初代の頃みたいにまだNシリーズが無くて
大ヒットしていたのは、グローバルカーとして
ウハウハだっただろうけど、今は日本でしか
展開できない軽自動車に偏った上に
それでユーザーは満たされているみたいだから
軽自動車のユーザーがフィットに戻らない限り、
もう昔みたいな栄光はやって来ない。