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スズキが考える理想の小型ハッチバックを追求した『バレーノ』【懐かしのカーカタログ】

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スズキが考える理想の小型ハッチバックを追求した『バレーノ』【懐かしのカーカタログ】

初代スズキ『バレーノ』が日本市場にお目見えしたのは2016年3月。前年のジュネーブショーで「iK-2」の名で「iM-4」(後の『イグニス』)とともに登場、インドのマルチ・スズキ・インディア社マネサール工場で生産が開始された。

スズキの小型乗用車づくりのノウハウを駆使し、デザイン、居住性、走行性能、安全性能など、コンパクトカーに求められる要素を高次元で調和させた、スズキが考える理想のコンパクトハッチバックを追求したモデル……とは当時のニュースリリースの一文だ。

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今年10月に登場した『フロンクス』同様に4mと切る全長(3995mm)に全幅は1745mmと広くとった、ダイナミック&ローのプロポーションが特徴。デザインテーマは“リキッドフロー”とし、これは凝縮したエネルギーを前へ解き放つイメージを表現したものだった。

ディスチャージヘッドランプを設定、光輝ベルトラインモールやメッキのドアハンドルで上質感を表現した。

搭載エンジンは当時『ソリオ』などにも搭載された1.2リットルのデュアルジェットと、新開発として1リットルの3気筒ターボエンジンを設定。後者は1.6リットルクラスに相当する性能を発揮した。

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みんなのコメント

10件
  • kat********
    世界戦略車としては、そこそこ売れたからまぁ成功だろうね。日本はオマケだし。
  • fxnhe501
    バレーノのデザインはスズキがイタリアに持っているスタジオで行われた。これはジウジアーロ家がイタルデザイン社をVWに売ってしまったので、SX4を手掛けたフィアット/スズキ(GM)担当のスタッフが取り残されるような形でスズキに残ったもの。つまり、実質イタルデザインなのである。

    この車にもSX4のようにジウジアーロの金看板が付いていたら、ここのコメントもいそいそと手のひらを返していたに違いない。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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