かつて端正なノッチバッククーペのカレンがトヨタには存在していた。当時、兄弟車の6代目セリカとはまた違った美麗なボディラインに魅せられたものだが、プレイバックしてみたい!
文:ベストカーWeb編集部/写真:トヨタ
可憐な[カレン]を知っているか! ST200系セリカの兄弟車は端正なフロントマスクのノッチバッククーペだった!!
■コロナクーペと同じような成り立ちで誕生
1994年1月に誕生したカレン。販売の主力を担ったのはハイメカDOHCを積んだXS系だった
カレンは6代目ST200系セリカのノッチバック版として1994年1月から日本国内で販売された2ドアクーペ。そのフロントマスクは左右丸目2灯のヘッドライト採用でややアクの強かった6代目セリカよりも、端正で異形ヘッドライトを採用したモデルだった。
実は6代目セリカの北米仕様にはノッチバック版も存在していたのだが、国内には導入されずに国内専用モデルが設定されたことは4代目セリカとそのノッチバックモデルだったコロナクーペと同様の関係となる。
セリカとは違い、トランクスペースを持つノッチバックスタイルのクーペとなっている
カレンのボディサイズは全長4490×全幅1750×全高1310mm、ホイールベース2535mmで、ほぼ6代目セリカと同サイズ。ただし、エンジンラインナップは直4のNAエンジンのみだったこともあり、車重は同等グレードのセリカよりも30kgほど軽量だった。
パワートレーンはセリカGT-FOURが搭載していた2L直4DOHCターボの3S-GTEはなく、トップグレードのZSには3S-GE(最高出力180ps/170ps、最大トルク19.5kgm)を搭載していた。
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■1代かぎりでの消滅は惜しかった……
カレンのインテリア。セリカよりもカジュアルな雰囲気の配色になっていた
ただ、販売の主力は2LスポーツDOHCを積んだZSではなく、2LハイメカDOHCの3S-FE(最高出力140ps/最大トルク19.0kgm)を搭載していたXSがメインとして据えられており、スタイリングをカジュアルに楽しむといったスペシャルティカー的なポジションが与えられていた。
もちろん、駆動方式はFFのみでセリカのような4WDは設定されず。しかしながら6代目セリカSS-IIと同じくスーパーストラットサスペンションを採用したZSスポーツセレクションやXSに4WS機構を採用したXSツーリングセレクションも設定され、1996年には300台限定のTRDスポーツも販売されていた。
カレン後期型のリアビュー
インテリアに関してはほぼセリカと同等だが、インテリアカラーの差し色には明るいブラウン系が使用されており、ブラックでスポーティなムードの強いセリカとは差別化されていた。
ちなみに弊社にはこのカレンのMT車を2台乗り継いだというレアな女子社員がいるのだが、「免許を取った時に最初に買ったのがMTのカレンでした。運転していた時にサイズ感がちょうどよくて、快適で安心して走れたの。2台目のカレンはその最初の思い出が忘れられず、同じMT車をウン十年後にヤフオクで購入しました。ウフフ」とのことだった。
結局、販売開始から5年半後の1999年8月に販売終了したが、販売台数は4万4500台を超え、RVブームでクーペ系モデルには販売的に受難の時代でありながら健闘したほうだと言えるだろう。
【画像ギャラリー】6代目セリカとはまた違った魅力を持つのが兄弟車のカレンだ!(10枚)
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みんなのコメント
ハッチバックの方が後席を倒してラゲッジルームを大きくしてSUVっぽく使えて便利でしたから。
セリカのコンバーチブルはわざわざカレンのノッチバックを付けた車をアメリカに持っていきオープン化していた。
素直にカレンをオープンにすればいいのにやらなかったのは、カレンのフロントマスクに自信がなかったのだろうねw