ランボルギーニは、現地12月2日から4日までマイアミで開催される「Art Basel」において、新型「Huracan Sterrato(ウラカン ステラート)」を初公開した。このHuracan Sterratoは、1499台の限定販売で、2023年2月から製造開始する予定となっている。
Huracanモデルでは初となるローグリップ状態でのRALLYモードを装備
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Huracan Sterratoは、未舗装の路面やダートトラック上においても運転する楽しさを最大限に実感できるように設計された初のスーパースポーツカー。スポーティーさのコンセプトそのものに新たな解釈を加え、ランボルギーニのブランド指針である勇ましさ、信頼性の高さ、斬新な発想を強調したモデルだ。
今回の発表に際してアウトモビリ・ランボルギーニChairman and CEOのステファン・ヴィンケルマン氏は、次のように述べている。
「未来志向で大胆、かつ型破りなブランドとしての当社の価値観を忠実に守って完成したSterratoと共に、ランボルギーニは新たなドライブ体験を生み出しました。マイアミのアート・バーゼルで紹介されるSterratoは、まるで前衛美術の一作品であるかのように、スーパースポーツカーのコンセプトを画期的、独創的に塗り替えながらも、世界で最もダイナミックでエキサイティングなドライビング環境を提供しています」
あらゆる路面で最適なパフォーマンスを提供
Sterratoは、高速道路からダートトラックまで、あらゆる環境で完璧なコントロールを可能にする、最適化されたドライビングダイナミクスを提供。Huracan EVOと比較した場合、Sterratoは最新のLDVI(ランボルギーニ・ディナミカ・ヴェイコロ・インテグラータ)システムが搭載され、「STRADA」および「SPORT」モードに加え、Huracanモデルでは初となるローグリップ状態での「RALLY」モードが装備されている。
Sterratoには、5.2リットルのV10エンジンが搭載され、そのトルクは560Nm(6500rpm)で最高出力610HPを発生。7速デュアルクラッチ トランスミッションおよび電子制御の4輪駆動で、リア部分にはメカニカル セルフロック ディファレンシャルが装備されている。未舗装路や砂地の路面でも最適なパフォーマンスを提供するように設計され、0-100km/h加速は3.4秒、最高速は260km/hとなる。
ブレーキには、6ピストン(フロント)と4ピストン(リア)のアルミ製モノブロックキャリパーを装着。放熱性に優れたクロスドリル加工カーボンセラミック製ディスクを採用し、フロント用が直径380mm、厚み38mm 、リア用は直径356mm、厚み32mmとなっている。
19インチのリムには、ブリヂストン独自のカスタムタイヤ「Dueler AT002」が装着され、あらゆるコンディションや路面に対応し、運転の楽しさを最大限に高めている。サイズはフロント235/40R19、リア285/40R19で、万が一パンクした場合でも空気圧ゼロで80km/h以上の走行を保証するランフラットテクノロジーが搭載されている。
この特注タイヤは、革新的なパターン設計と最先端のコンパウンドにより、グラベルでもターマックでも完璧なグリップを発揮し、優れたハンドリングと高速走行性能を維持することができる。
続いてランボルギーニChief Technical Officerのルーヴェン・モール氏は、以下のようにコメントしている。
「全地形において高速域での走行を可能にするという のコンセプトに沿って、真のスーパースポーツカーのドライビング・エクスペリエンスとラリーカーが持つ運転の楽しさを独自の技術で融合させました。ランボルギーニはどんなときにもエモーションを感じることができ、Sterratoのドライブ中にはレベルアップしたスリルを味わえます」
チャレンジスピリットに満ちたデザイン
Sterratoの外観を一目見ただけでも、チャレンジスピリットに満ちていることが分かる。最低地上高はHuracan EVOより44mm高くなりサスペンションの移動量を確保し、またフロント(+30mm)とリア(+34mm)のトラック幅も広げられた。
さらには、ボディ プロテクションに加えて、強化されたシル、リアディフューザーおよび頑丈なホイールアーチなど、すべてのパーツが力強さを際立たせている。リアフードに設置されたクラシックなエアインテークは、スポーツスピリットを高めるだけでなく、ほこりが多いトラックの走行時にはきれいな空気をエンジンに送りやすくする。
インテリアのシートには高級感あふれるアルカンターラ素材を施し、Huracanモデルの伝統的なフィロソフィー「プロレーサーのようなフィーリング」を反映している。主役となるドライバーは、極上のドライビング・エクスペリエンスとあらゆる機能の完全なコントロールが可能となる。タッチスクリーンには、新しいグラフィックとオフロード走行に特化した機能が追加され、メーターにはピッチロールインジケーター付きのデジタル計、コンパス、地理座標測定器、ステアリング角測定器が初めて装備された。
最後にランボルギーニ Head of Designのミィティア・ボルケルト氏のコメントを紹介したい。
「ランボルギーニのデザインDNAは、意外なプロポーションにも完璧に対応できることをSterratoが証明してくれました。Sterratoは伝統的なスーパースポーツカーのデザインを新しいスタイルへと変化させたものであり、これは非常にユニークで楽しいドライビング・エクスペリエンスを提供するという使命の現れなのです」
関連情報:https://www.lamborghini.com/jp-en
構成/土屋嘉久(ADVOX株式会社 代表)
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