世界ラリー選手権(WRC)第3戦ラリー・メキシコのSS7では、Mスポーツのエサペッカ・ラッピがドライブするフォード・フィエスタWRCのマシンに火災が起き、最終的にマシンが“全焼”するというアクシデントが発生した。
ラッピのマシンは“エル・チョコレート”と呼ばれるSS7を走り終えた後、後部から火が上がっているのが確認された。コ・ドライバーのヤンネ・フェルムはマシンから降り、マーシャルが消火活動を行なったが、完全には消火されなかった。それを見たラッピは、人のいないエリアにマシンを移動させるために、マシンを再発進させてひとり森の中へ向かっていった。
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ところが、火は収まるどころか次第に大きくなっていった。それに気付いたラッピは道の中央、すなわち木から離れた場所にマシンを停め、運転席から飛び降りた。
その後、カメラクルーがラッピに追い付き、燃えさかるマシンを背景にインタビューを実施した。
最初に火がついたことを確認した際について、ラッピはこう話した。
「(火が確認されたのは)僕がストップラインにいた時だ。ヤンネがドアを開けた時、彼は『OK、マシンが燃えているぞ』と言った。僕は火の大きさに気付いていなかったので(森の中で)走り続けていたけど、火は消えなかったんだ」
「ブレーキが効かなくなってきた時に、マシンがかなり燃えていることに気付いた。そして僕は急いでマシンから飛び降りたんだ!」
「ステージ自体はとても良いタイムで走っていたし問題はなかったから、何が原因なのかは分からない。僕たちは順調に表彰台を目指して戦っていたので、僕たちにとっても、チームにとっても、非常に残念なことだ」
「ただ、全員無事だ。今はそれが最も大事なことだ」
この後救急隊が駆けつけ、マシンの消火活動にあたった。ただ、手の施しようがないほど火が回っていたこともあり、マシンは全焼。ラッピはリタイアとなってしまった。なおこの火災の影響で、SS8はキャンセルされた。
Mスポーツのチーム代表、リチャード・ミラーは今回のアクシデントについてこのようにコメントした。
「何が起こったのかを正確に伝えるのは難しいが、オイルがエキゾーストパイプに向かって漏れたように見える」
「火を消すために皆が全力を尽くしてくれたが、こういったマシンは一旦炎上してしまうと、どうしようもないんだ。エサペッカとヤンネを安全な場所に避難させてくれたことを感謝する」
「このアクシデントによる損失が、Mスポーツに大きな影響を与えたということは言うまでもない。そして(新型コロナウイルスの影響で)選手権がいつ再開されるかも分からないことも、状況を難しくしている」
「しかし、何よりも重要なことは、全員が無事で無傷であったということだ」
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