■人気のSUVのなかでも各メーカーの実力車がずらり
いま、人気のクルマといえば軽自動車のほかにSUVがあります。SUVを買おうと思っている人なら、多くのユーザーに選ばれているクルマが気になるところだと思います。
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そこで、一般社団法人日本自動車販売協会連合会(自販連)が発表している月別統計データをもとに、2019年上半期(1月から6月)のSUV販売台数トップ5を紹介します。
●第1位 ホンダ「ヴェゼル」3万3445台(前年比102.2%)
2019年上半期のSUV販売台数ナンバー1はホンダ「ヴェゼル」でした。SUVとクーペを融合したような洗練されたフォルムや、ミニバン並みにゆとりがあるリアシートによる使い勝手のよさも人気の要因でしょう。
ベーシックグレードに搭載される1.5リッター直列4気筒エンジンは、最高出力131馬力を発揮します。
スポーティグレードの「ツーリング」では、コーナーリング性能を高める「アジャイルハンドリングアシスト」やボディ剛性強化、専用仕様のパフォーマンスダンパーなどが装備され、スポーティな味付けの1.5リッター直列4気筒ターボエンジンを搭載。最高出力172馬力の性能を誇ります。
さらに最高出力132馬力を発揮する1.5リッター直列4気筒エンジンに、最高出力29.5馬力のモーターが組み合わされたハイブリッドシステム「SPORT HYBRID i-DCD」搭載車もラインナップ。
このハイブリッド車は車重1270kg(2WD)と、比較的軽量で、スポーティな走りが可能ながらJC08モード燃費で27.0km/Lの低燃費も両立しています。
車両本体価格はベーシックな「G・Honda SENSING(2WD)」が207万5000円(消費税込、以下同様)、ハイブリッドの「HYBRID・Honda SENSING」(2WD)でも246万円ですので、さまざまな視点で運転を支援する先進安全技術が装備されていることを考えたら、お買い得車といえるかもしれません。
●第2位 トヨタ「C-HR」3万2221台(前年比78.6%)
第2位となったトヨタ「C-HR」は「世界戦略SUV」とアピールするコンパクトクロスオーバーSUVで、2018年の国内SUV販売台数では第1位でした。
見栄えが良いことや高級感が強いクルマが好まれる傾向にあるSUVカテゴリーで、独創的なデザインのC-HRは販売面でも非常に健闘しているといえます。
トヨタは、SUVでありながらスポーツクーペに似たC-HRのデザインを「ほぼラフスケッチのまま実現した、独創的なフォルム。」としています。
欧州各国の一般道を徹底的に走り込んでセッティングされた、TNGAプラットフォームによる低重心パッケージに、98馬力を発生する1.8リッター直列4気筒エンジンと72馬力を発揮するモーターを組み合わせたハイブリッドか、116馬力を発揮する1.2リッター直列4気筒ターボエンジンが選択可能(4WD車は1.2リッターのみ)です。
現在の国内ブランドのSUVで、もっとも燃費が良いのはC-HRハイブリッドです。車重1440kgのボディを軽快に走らせながらも、JC08モード燃費で30.2km/Lという低燃費を実現しています。
なお、1.2リッターターボエンジン搭載車の燃費は16.4km/L(2WD)となっています。
価格はハイブリッド車の「S」で261万4000円(2WD)から。1.2リッターターボの「S-T」は229万円(2WD)からとなっています。先進安全技術の「Toyota Safety Sense」はすべてのグレードに標準装備です。
●第3位 日産「エクストレイル」2万2603台(前年比76.6%)
第3位は日産「エクストレイル」でした。現行モデルである3代目エクストレイルは、ルノーと共同開発したアーキテクチャーを採用し、新たに3列シート車(20Xのみ)も加わるなど、使い勝手も考慮されたオンロード向けのSUVとなっています。
エクストレイルは、世界初の車体振動抑制システム「インテリジェント ライドコントロール」や「インテリジェント エンジンブレーキ」などを採用しました。
さらに4WD車は「インテリジェント 4×4」と呼ばれる、各種センサーの情報から4WDコントロールユニットが走行状態を判断して、前後のトルク配分を100:0のFF駆動から約50:50の4WDに自動制御する4WDシステムを採用。
また、ハンドルの舵角センサー、車両の旋回情報を判断するヨーレートセンサー、Gセンサーからの情報を分析して、コーナーリング時に安定走行ができるように自動で前後トルク配分をおこなう「ヨーモーメントコントロール」も搭載しています。
パワーユニットは、最高出力147馬力の2リッター直列4気筒ガソリンエンジンと、そのエンジンに最高出力41馬力のモーターが組み合わされたハイブリッドが選択可能です。
価格は、ベーシックな「20S」2WDが223万1280円、4WDが243万7560円。「20S HYBRID」2WDが262万3320円、4WDが282万9600円です。
グレード別設定となりますが、何かと話題になる高速走行におけるドライバーの負担を軽減する「プロパイロット」は、ぜひ欲しい装備です。
■円熟の域にあるプレミアムSUVもランクイン
●第4位 トヨタ「ハリアー」2万772台(前年比87.0%)
2019年上半期のSUV販売台数第4位となったのはトヨタ「ハリアー」です。優雅なボディラインと迫力あるフロントマスクを持ち、海外でも人気です。
大柄なボディの4WDであるにも関わらず、ハイブリッド車はJC08モード燃費で21.4km/Lと低燃費。現行モデルでは充実した装備や、海外のプレミアムSUVにも負けない内装の質感とデザインで、高品位なSUVとして高い人気を維持しています。
搭載されるエンジンは、最高出力151馬力の2リッター直列4気筒と、231馬力の2リッター直列4気筒ターボ。さらに2.5リッター直列4気筒で最高出力152馬力を発揮するエンジンと最高出力143馬力のモーターでフロントを駆動し、リアを最高出力68馬力のモーターで駆動するハイブリッド4WD「E-Four」もラインナップされています。
価格はベーシックな2リッターエンジンで2WDの「ELEGANCE」が294万9480円、ターボエンジンで2WDの「ELEGANCE」が338万400円。
トップグレードの2.5リッター+モーターのハイブリッド4WD「PROGRESS “Metal and Leather Package”/PROGRESS」が460万4040円です。
●第5位 マツダ「CX-5」2万201台(前年比103.1%)
第5位はマツダ「CX-5」でした。2017年にモデルチェンジされ2代目となったCX-5は、マツダが「魂動デザイン」とネーミングした躍動的で生命力あふれる造形にこだわり、SUVでありながらも大人の風格を感じさせる、洗練された力強いスタイリングになりました。
搭載されるエンジンは、最高出力156馬力の2リッター直列4気筒と、実用燃費の向上に貢献する気筒休止機構を持つ190馬力の2.5リッター直列4気筒。
さらに、低速から高速まで広い範囲で高性能を実現する230馬力の2.5リッター直列4気筒ターボと、190馬力を発揮する2.2リッター直列4気筒ディーゼルターボの4種から、用途に合ったものを選択できます。
CX-5のベーシックグレードである「20S」の価格は257万400円。2.5リッターで4WDの「25S」が279万7200円。ディーゼルエンジン搭載の2WD「XD PROACTIVE」は311万5800円です。
なお、ディーゼルエンジン搭載車では、マイナーチェンジで6速MTを選択できるようになりました。
※ ※ ※
2019年上半期のブランド別販売台数統計からSUVだけを抜き出してみました。
今回は5位以内には入っていませんが、2019年4月に発売されたばかりのトヨタ「RAV4」の販売台数は、上半期合計で1万7775台と、3か月間の販売ながら6位にランクインしています。
また、6月単月ではSUV販売台数ナンバー1になるほどの人気ですので、2019年間ランキングでは間違いなく上位に食い込んでくると思われます。
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