現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > トップパフォーマンス ラグジュアリーモデルの新型「メルセデスAMG GTクーペ」が日本デビュー

ここから本文です

トップパフォーマンス ラグジュアリーモデルの新型「メルセデスAMG GTクーペ」が日本デビュー

掲載
トップパフォーマンス ラグジュアリーモデルの新型「メルセデスAMG GTクーペ」が日本デビュー

2024年4月2日、メルセデス・ベンツ日本はメルセデス AMG のトップパフォーマンスモデルである新型「メルセデス AMG GT クーペ」を発表し、同日より予約注文の受付を開始した。納車は、4月下旬より順次行われる予定だ。

エレガントさとスポーティさを兼ね備えたフォルム
メルセデス・ベンツのハイパフォーマンスブランド「メルセデスAMG」のトップに君臨する、新型「メルセデスAMG GTクーペ」が日本デビューを飾った。

●【くるま問答】ガソリンの給油口は、なぜクルマによって右だったり左だったりするのか

そのエクステリアデザインは、メルセデス・ベンツのデザイン基本思想「Sensual Purity(センシュアル ピュリティ)」とメルセデス AMGの DNAを高次元で融合した、現代のアイコニックなスポーツカーデザインと目指したという。

フロントは、低い位置に配された立体形状のワイドな専用フロントグリルや、ワイドで高い空力性能を有するフロントエプロン、パワードームが配されたロングボンネットが存在感をアピールする。ヘッドライトは 。3つのLEDのドットが特徴的なデイタイムランニングライトを備えたデジタルライト(片側100万画素)となる。

サイドは、ロングホイールベースをはじめ、ショートオーバーハング、大きく傾斜したフロント
ウインドー、ロングボンネット、後方にオフセットしたキャビンが、ダイナミックさを演出している。際立つショルダーラインや、エッジのない面の抑揚による美しいパネル、力強く張り出した前後フェンダーもエレガントにしてスポーティだ。シームレスドアハンドルの採用も、その美し良いエクステリアの実現に大いに貢献しているようだ。

リアエンドは、3つの立体的なグラフィックが目を惹く LEDリアコンビネーションランプがポイントだ。スリムで水平に伸びるランプデザインがリアエンドのワイド&ロースタイリングを強調している。

電動格納式のリトラクタブルリアスポイラーも装備される。展開時は空力性能を高めるばかりでなく、スタイリングにスポーツカーならではの精悍なアクセントを与えてくれる。そして、新デザインのデュアル エグゾーストエンドを一体化したハイグロスブラックのディフューザーや、前後に履く21インチ鍛造アルミホイールも忘れてはならない。

2シーターだけでなく、2+2 仕様の可倒式リアシートを用意
インテリアのコンセプトは「ハイパーアナログ」。航空機からインスパイアされた左右対称のダッシュボードはこれまで通りだが、11.9 インチの縦型メディアディスプレイと12.3インチのデジタルコックピットディスプレイ目を引く。

シートは、AMG 専用のスポーツシート(ナッパレザー)を標準装備。シート ベンチレーターとヒーター(運転席・助手席)やマルチコントロールシートバック(運転席・助手席)も備えている。シートカラーは標準内装で 4 色、オプション内装(ダイヤモンドステッチ入)で 3 色から選択することができる。 また、よりレーシーなAMG パフォーマンスシートのオプション設定もある。

またこれまでは2シーターだけだったが、新型では可倒式リアシートを備えた4名乗車可能な 2+2 仕様もオプションで用意された。 リアシートを倒せばラゲッジルームを最大 675L(2シーター仕様は321L)まで拡大することができる。

エンジンは最高出力585psの4L V8ツインターボ、AMG 4MATIC+を初採用
搭載されるエンジンは、4L V 8ツインターボ(M177)。 最高出力 585ps (430kW)、最大トルク 800Nm という圧倒的なパフォーマンスの持ち主だ。 ちなみにこの エンジンは、Sクラスや Gクラスなどの「63」モデルにも搭載されている。

新型GT クーペへの搭載にあたり、新たなオイルパンや搭載位置を変更したインタークーラー、アクティブクランクケースベンチレーションなど、数多くの改良が施されたという。また、3系統の冷却システムを搭載。エンジン本体及びターボチャージャー用、トランスミッション、エンジンコントロールユニット及びインタークーラー用、エンジンオイル用に備えられた各システムが、ハードなサーキット走行時においてもドライブトレインを常に最適な温度を保ってくれるという。

組み合わされるトランスミッションは、AMGスピードシフト MCT(9速AT)。一般的なトルクコンバータに代わり、湿式多板クラッチを採用した設計で、軽量かつ低慣性で優れたレスポンスが期待できる。ちなみに、0→100km/hまでは3.2秒で駆け抜けることができる。

駆動システムは先代の後輪駆動に対して、新型では前後トルク配分の連続可変( 50:50~0:100 )の間で連続可変が可能な4WD「AMG 4MATIC+」を搭載。これは「メルセデスAMG GT クーペ」では初採用となる。

さらに軽量なアルミニウム複合シャシにより最大限の剛性を生み出す新開発のボディシェルの採用ともども、ダイナミックな走りへの貢献が大いに期待できそうだ。

メルセデスAMG GT63 4MATIC+主要諸元
●全長×全幅×全高:4730×1985×1355mm
●ホイールベース:2700mm
●車両重量:1940kg
●エンジン:V8DOHCツインターボ
●総排気量:3982cc
●最高出力:430kW(585ps)/5500-6500rpm
●最大トルク:800Nm/2500-5000rpm
●トランスミッション:9速AT
●駆動方式:4WD
●燃料・タンク容量:プレミアム・70L
●タイヤサイズ:前295/30R21、後305/30R21
●車両価格(税込):2750万円

[ アルバム : 新型「メルセデスAMG GTクーペ」 はオリジナルサイトでご覧ください ]

こんな記事も読まれています

ルクレール、”チームオーダー無視”のサインツJr.を批判「優しくすると、いつも損をするんだ!」
ルクレール、”チームオーダー無視”のサインツJr.を批判「優しくすると、いつも損をするんだ!」
motorsport.com 日本版
F1 Topic:ホテルでも空港でも遊べる“ギャンブルの街”ラスベガス。気になる賭け率とガスリーの躍進
F1 Topic:ホテルでも空港でも遊べる“ギャンブルの街”ラスベガス。気になる賭け率とガスリーの躍進
AUTOSPORT web
異形の「センチュリーロイヤル」!? 唯一無二の“Sワゴン型”なぜ存在?
異形の「センチュリーロイヤル」!? 唯一無二の“Sワゴン型”なぜ存在?
乗りものニュース
クルマはいまやボディだけじゃなくてシートもコーティングが基本! 車内で飲食するなら「布シートコーティング」は必須だった
クルマはいまやボディだけじゃなくてシートもコーティングが基本! 車内で飲食するなら「布シートコーティング」は必須だった
WEB CARTOP
エンブレムが立ち上がった! メルセデスベンツ『EQS』が「電気自動車のSクラス」らしく進化 1535万円から
エンブレムが立ち上がった! メルセデスベンツ『EQS』が「電気自動車のSクラス」らしく進化 1535万円から
レスポンス
4連覇達成のフェルスタッペン、レッドブル離脱は考えていたのか? 内紛とライバル猛追に苦しんだ2024年を回顧
4連覇達成のフェルスタッペン、レッドブル離脱は考えていたのか? 内紛とライバル猛追に苦しんだ2024年を回顧
motorsport.com 日本版
もう“永遠の2番手”じゃない。ヌービル、悲願のWRC初タイトルは「諦めず頑張り続けたご褒美。残る全てはオマケだ!」
もう“永遠の2番手”じゃない。ヌービル、悲願のWRC初タイトルは「諦めず頑張り続けたご褒美。残る全てはオマケだ!」
motorsport.com 日本版
「くっそかっこいいやん!」トライアンフの新型ミドルアドベンチャー登場にSNSは好感触
「くっそかっこいいやん!」トライアンフの新型ミドルアドベンチャー登場にSNSは好感触
レスポンス
「横で積む」それとも「縦に置く」? 知らないドライバーも多数! 外した「夏タイヤ」の「正しい積み方」正解はどっち!?
「横で積む」それとも「縦に置く」? 知らないドライバーも多数! 外した「夏タイヤ」の「正しい積み方」正解はどっち!?
くるまのニュース
メルセデス・ベンツ「Gクラス」の電動仕様「G580」のスゴさとは? 戦車みたいに“その場”で旋回! BEV化にて舗装路も悪路も「走りが格上」に
メルセデス・ベンツ「Gクラス」の電動仕様「G580」のスゴさとは? 戦車みたいに“その場”で旋回! BEV化にて舗装路も悪路も「走りが格上」に
VAGUE
初めてのスポーツバイクにオススメ 『境川サイクリングロード』を走ってみた
初めてのスポーツバイクにオススメ 『境川サイクリングロード』を走ってみた
バイクのニュース
サインツ予選2番手「マクラーレンに勝ってタイトルをつかむため、最大限のポイントを獲得する」フェラーリ/F1第22戦
サインツ予選2番手「マクラーレンに勝ってタイトルをつかむため、最大限のポイントを獲得する」フェラーリ/F1第22戦
AUTOSPORT web
日産が93.5%の大幅減益! ハイブリッドの急速な伸びを読めなかったのは庶民感覚が欠けていたから…「技術の日産」の復活を望みます【Key’s note】
日産が93.5%の大幅減益! ハイブリッドの急速な伸びを読めなかったのは庶民感覚が欠けていたから…「技術の日産」の復活を望みます【Key’s note】
Auto Messe Web
【カワサキ×IXON】初コラボでジャケットを設定!2024秋冬から販売中!緑がチラチラ、かっこいい!  
【カワサキ×IXON】初コラボでジャケットを設定!2024秋冬から販売中!緑がチラチラ、かっこいい!  
モーサイ
残す? それともクビ? レッドブル、ラスベガスでも大苦戦セルジオ・ペレス処遇を最終戦後の会議で決定へ
残す? それともクビ? レッドブル、ラスベガスでも大苦戦セルジオ・ペレス処遇を最終戦後の会議で決定へ
motorsport.com 日本版
4K映像 × EIS手ブレ補正機能搭載のバイク用ドライブレコーダー「AKY-710Pro」の予約販売が12月末スタート!
4K映像 × EIS手ブレ補正機能搭載のバイク用ドライブレコーダー「AKY-710Pro」の予約販売が12月末スタート!
バイクブロス
悲願の「全固体電池」が実現間近! ホンダが2020年代後半の量産開始を目標にしたパイロットラインを初公開
悲願の「全固体電池」が実現間近! ホンダが2020年代後半の量産開始を目標にしたパイロットラインを初公開
THE EV TIMES
ホンダ『N-BOX JOY』の走りを変える! ブリッツの「スロコン」「スマスロ」が登場
ホンダ『N-BOX JOY』の走りを変える! ブリッツの「スロコン」「スマスロ」が登場
レスポンス

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

1207.51254.8万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

248.0398.0万円

中古車を検索
クーペの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

1207.51254.8万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

248.0398.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村