三菱は2018年03月21日、現地時間20日に「アウトランダーPHEV」20台と「i-MiEV」29台が日本政府からコスタリカ政府に納入され、同国首都のサンホセにある大統領官邸で記念式典が開催されたことを発表した。
今回の車両供給は、日本政府とコスタリカ政府間での次世代自動車の供給に関するODA(政府開発援助)供与合意に基づくもの。この車両供給は、コスタリカ政府の環境の持続可能性の促進並びに、低炭素社会の実現に向けた取り組みの一助となる。
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コスタリカはクリーンエネルギーの使用、及びカーボン・ニュートラルを国家的課題として掲げていて、2030年までに温室効果ガスの排出量を2012年比で25%低減することを表明している。また、今後5年間に電気自動車を10万台導入する計画があり、EV用の充電インフラの大規模な拡充も検討している。
納入された車両は、15の政府機関や大学でコスタリカ政府の環境対応モビリティの取り組みに使用される。コスタリカ経済・社会の開発支援に加え、次世代自動車の認知度向上と継続的な需要創出、さらに日本の優れた環境技術の普及促進が期待されている。
ーー三菱の益子修CEOは「コスタリカにおける自動車の環境対応技術の普及に貢献できることを非常に嬉しく思っています。今回の車両供給が、コスタリカの環境負荷の低減に少しでも寄与するのであれば幸いです」と今回の車両納入について述べた。
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