■三菱PHEV vs トヨタPHV
これまで、国産メーカーでは三菱アウトランダーPHEVのみだった電動SUVのカテゴリーにトヨタがRAV4 PHVで参入。2台のスペックや価格を比較すると、RAV4 PHVは高級志向でハイスペック。アウトランダーPHEVは安価なグレードからラインアップするなど、どちらを選べばいいか、かなり悩ましい状態だ。
【オーナーズレポート】SUVのよさ、楽しさを実感「三菱アウトランダー」
〈三菱アウトランダーPHEV〉
・価格:393万9100~529万4300円
・ハイブリッドモード燃費:16.4km/L ※WLTCモード
・EV走行距離:57.6km ※WLTCモード
・エンジン最高出力/最大トルク:128ps/199Nm
・モーター最高出力/最大トルク:前82ps 後95ps/前137Nm 後195Nm
・CEV補助金:22万円
〈トヨタRAV4 PHV〉
・価格:469万~539万円
・ハイブリッドモード燃費:22.2km/L ※WLTCモード
・EV走行距離:95km ※WLTCモード
・エンジン最高出力/最大トルク:177ps/219Nm
・モーター最高出力/最大トルク:前182ps 後40ps/前270Nm 後121Nm
・CEV補助金:22万円
■2台の決定的な差は「急速充電」
駆動用バッテリーの総電力量はアウトランダーPHEVが13.8kWh、RAV4 PHVが18.1kWh。RAV4 PHVのほうがより容量の大きいバッテリーを搭載。スペックだけ見ればRAV4 PHVが魅力的に映るが、やはり高価。その点、アウトランダーPHEVは400万円を切る価格から手に入るわけで、プラグインハイブリッドのある生活を手軽に始めたいのなら、まだアウトランダーPHEVに分がありそうだ。
さらに決定的な違いは、RAV4 PHVは急速充電に非対応の点。アウトランダーPHEVは、急速充電を使えば約25分で80%まで充電できる。この気軽さは、アウトランダーPHEVの魅力だ。
■エクリプス クロスPHEVはいつ!?
高ければ高いほど、プラグインハイブリッドはハイスペックになる。それは、やはり駆動用バッテリーの容量やモータースペックに依存するからだ。バッテリーの容量が大きくなればなるほど高価になるわけで…。
そんな意味で期待したいのが、三菱がすでに公言しているエクリプス クロスPHEVの設定だ。2018年のエクリプス クロス発表記者会見の場で、「PHEVも設定します」とのコメントがあった。あれからすでに2年が経過。そろそろその姿を見せてくれてもいいころかなと思うのだが…。
ウワサでは、どうやらベース車の大幅改良と併せてPHEVを設定するようだ。そのシステムはもちろんアウトランダーPHEVが基本。とはいえ、そのまま移植するのではなく、エンジン排気量を現在の2.4Lからダウンサイズする可能性も。システム自体の大幅アップデートにも期待しつつ、アウトランダーPHEVよりもさらに安価な価格設定を望みたいところだ。370万円ぐらいから手に入る価格設定なら、かなりのインパクトを持って受け入れられるのではないだろうか。
〈文=driver@web編集部〉
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みんなのコメント
なぜRAV4は急速充電対応させなかったんだろう…
高速のSAやショッピングモールの充電スペースが使えないんじゃ
プラグイン買うメリット半減。