保安基準適合と最新制御システムを活かすのはマスト!
トヨタエンジンで走るZN6製作計画が進行中!
「L28改ツインターボ仕様のR30スカイラインが誕生間近!?」扱いやすい400馬力を求めた老舗の挑戦
「ウチのスタッフが、トヨタ86にレクサスの4気筒ターボを積む作業を進めているんです」と紹介してくれたのは、名門チューニングショップとして名高い“フナッツ”の船津代表。
何でも、『ドリフト大好き、86大好き、でも水平対向は好きじゃない!』という若手メカニックの渡邉さんが、終業後の空き時間や休みの日にプライベートで製作を進めている車両なのだそうだ。
この計画のために用意したエンジンは、レクサスやクラウンに搭載されるトヨタの『8AR-FTS』という直列4気筒直噴2.0Lターボ。3.5L・V6エンジンの代替となる性能を持つ、ダウンサイジングターボユニットだ。
換装作業はまだスタートしたばかりだが、水平対向エンジンを搭載する86のエンジンルームは見た目のイメージよりも薄く、ボンネット位置は低い。
そのため、エンジンはまだダミーで搭載した状態だが、位置はこれより高くなっても低くなっても成立しないという。しかも、このポジションですらオイルパンの位置・形状が合わず、ワンオフを余儀なくされた。
制御に関しては、エンジンハーネスを引き直した上でプラグインECUを投入予定。トヨタ86用のプラグインECUを発売しているメーカーは少ないが、おそらくモーテックのM150系を選ぶことになりそうだ。
もちろん一筋縄では行かないだろうが、「直噴や電制スロットル、可変バルタイやトラクションコントロールなど、最新のデジタル制御を学んでいきたいです」と、渡邉さんは前向き。ちなみに、プラグインECUに拘るのは、電子デバイスの全てをコントロールするためだ。
「子供の頃からの憧れでもあるAE86のイメージが強くて、僕の中でハチロクは水平対向じゃダメなんですよ。やっぱり直4なんです。だからって古いエンジンを載せるのは嫌だし、NAではパワー不足。そこで行き着いたのが、8AR-FTSでした。タービンまで交換して、ドリフトに最適な400馬力くらいのパッケージに仕上げる予定です」。
トヨタから販売されている86にトヨタ製エンジンを積み、堂々とストリートを走れる公認スペックで仕上げる。完成までの道は険しいだろうが、86以上に”ハチロク”らしいスーパーチューンドの誕生を楽しみに待つとしよう。
●取材協力:フナッツ 東京都西多摩郡瑞穂町箱根ケ崎東松原2-6 TEL:042-513-9327
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