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【外装/内装/詳細は?】三菱新型アウトランダー発表 2021年4月より北米で発売

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【外装/内装/詳細は?】三菱新型アウトランダー発表 2021年4月より北米で発売

「威風堂々」三菱フェイスに

三菱自動車(以下、三菱)はクロスオーバーSUV「アウトランダー」をフルモデルチェンジし、2021年4月より米国、カナダ、プエルトリコで発売する。

【画像】フルモデルチェンジしたアウトランダー【第3世代と第4世代(新型)を比較】 全150枚

発売に先立ち、米国のアマゾン・ライブにて2021年2月17日にオンライン発表会が実施された。同コンテンツを用いた商品紹介や、カーコンフィギュレーターは2021年3月31日まで利用可能。

今回フルモデルチェンジしたアウトランダーは、グローバルに展開するクロスオーバーSUVでこれまで累計約260万台(PHEVなどを含む)を販売した実績を持つ。

北米では2002年に三菱初のクロスオーバーSUVとして投入され、実用性と機動力、そして環境性能と経済性をアピールポイントとしてきた。

4世代目(第1世代は日本ではエアトレックの名で発売)となる新型アウトランダーは、力強く存在感のあるスタイリング、安心・安全な走行性能、上質な室内空間の3点において大きく進化したという。

三菱の加藤CEOは、「新型アウトランダーは『威風堂々』を商品コンセプトとし、スタイリング、走行性能、上質感を大幅に進化させ、行動範囲を広げたい、さまざまなことに挑戦したいというユーザーの想いに応える頼もしいSUVに仕上げた」。

「この新型アウトランダーの投入により、まずは北米市場の販売を活性化させ、グローバルでの成長軌道につなげていきたい」とコメントした。

力強いスタイリング

デザインコンセプトに「ボールドストライド」を掲げ、ドライバーが自信をもって新しい一歩を踏み出せる力強さや頼もしさを表現したという。

パッケージを見直し、フロントからリアへと伸びる水平基調で力強いプロポーションや、張りのある面とエッジの効いたシャープなキャラクターラインのコントラスト、大径20インチタイヤとワイドボディを強調する張り出したフェンダーにより、存在感と安定感を表現した。

フロントでは、力強いパフォーマンスと、人とクルマを守る安心感を表現した「ダイナミックシールド」を次世代化し、力強さを表した。

デイタイムランニングランプとターンランプを薄くシャープな形状として上部に配置し、対向車や歩行者からの被視認性を向上。

また、ヘッドライトはその下のバンパーサイドに配置することで、より路面を明るく照らすとともにワイドボディを強調させた。

リアの1つの面から切り出したような六角形のテールゲートは、タイヤを背負ったパジェロ伝統のリアスタイルからインスピレーションを受けたという。

上部は安定感、下部はSUVらしい機動性の高さを表現した。また、水平基調のTシェイプ・テールランプはワイドなイメージで安定感を強調する。

ボディカラーでは、三菱独自の高輝度塗装であるダイヤモンドシリーズとして、レッドダイヤモンド、ホワイトダイヤモンドに続く第3弾となるブラックダイヤモンドを新たに設定。

ブラックダイヤモンドは、3コートの特別なカラーで、ガラスを使った密度の高い光る層を追加することで、光の当たらないところでは漆黒、光が当たると輝く。

これらにベーシックな6色を加えた全9色のボディカラー展開とした。

安心・安全な走行性能

新開発プラットフォームの採用により、衝突安全性を高め、同時に高い操縦安定性を実現した。

キャビン周りには三菱初のホットスタンプ式超高張力鋼板を採用し、変形の少ない高耐力キャビン構造としながら軽量化を実現した。また、エンジンルーム、およびキャビン周りには連続した環状構造を採用し、従来よりボディの曲げやねじり剛性を大幅に向上させた。

マルチリンク式のサスペンションや、デュアルピニオン式の電動パワーステアリングの採用などにより、上質な乗り心地でありながら、リニアでダイレクト感のある操縦性を実現したという。

これにより、直進安定性に加え、コーナリング時のトレース性も大きく向上した。

また、2.5Lガソリンエンジンを新開発し、従来車に対して最高出力で約8.9%、燃料消費率(WLTCモード)で約2.6%向上した。

トランスミッションは8速スポーツモードCVTを搭載。加速時は多段ATのようなメリハリのある変速をおこなうステップシフト制御を採用し、アクセルを強く踏み込んだときは力強い加速フィーリングが得られる仕様とした。

一方、クルージング時にはCVTの特長を活かした静かで滑らかな走りを実現させた。

4WD車では前後トルク配分をおこなうセンターカップリングのデバイスに、電動モーターによる油圧クラッチを取り入れた電子制御4WDを採用。

停車中から前輪と後輪を強く拘束し、走り出しの瞬間から後輪駆動力が発生し、4WDらしい力強さを体感できるという。とくに凍結路面での坂道発進といったシビアコンディションで、より威力を発揮する。

さらに、4WD車では、進化した車両運動統合制御システム「S-AWC」を搭載。ブレーキ制御「ブレーキAYC」を後輪にも採用することで、前後輪の分散制御に発展させた。

ハンドル角、ヨーレイト、駆動トルク、ブレーキ圧、車輪速などをセンサーで検知し、ドライバーの操作と車両の状態を常に把握。旋回時には「ブレーキAYC」が前後左右輪の駆動力や制動力差を最適化することで、タイヤのグリップ能力をさらに引き出す。

また、2WD車にも前後輪の分散制御に発展させた「ブレーキAYC」を取り入れ、「ASC」、「ABS」と統合制御し、さまざまな路面で走行安定性を実現させた。

加えて、運転スタイルと走行シーンに最適化された車両運動特性を選べるドライブモードを採用。4WD車は6モード、2WD車は5モードを選択可能。

室内空間のこだわり

インテリアでは、水平基調のインストゥルメントパネルを採用することで、広々とした印象を与えながら、車体姿勢の変化をつかみやすくなる機能性をあわせ持つ。

上部には触感の良いレザー巻きのソフトパッドを採用、さらにステッチをあしらうことで質感の向上させた。

ドアパネルには、広い面積にドアインサートを配し、インストゥルメントパネルやフロアコンソールサイドと同様のソフトパッドを採用し、上質で居心地の良い空間を目指した。

インテリアのカラーバリエーションは、Pグレードにはシックなブラックと開放感あるライトグレーの本革シートを設定。

インストゥルメントパネルとドアトリムも同色とし、アルミニウムの加飾をシフトパネルに採用した。サドルタンのアクセントカラーも用意し、シートには上級本革(セミアニリン)を使用したオプションカラーも設定した。

Hグレードにはスエード調コンビネーション素材のブラックシートとピアノブラックの内装を、Mグレードにはファブリック素材のブラックとライトグレーのシートとピアノブラックの内装をそれぞれ設定。

フロントシートは2層ウレタン構造として、座った瞬間の掛け心地の良さと、長時間座っていても疲れにくいシートを実現した。車体を幅方向に拡大し、また1、2列目のシート足元スペースを広げた。

メーターはグレード別に2種類を用意。三菱初の全画面のフルカラー液晶(12.3インチサイズ)を搭載したメーター「フルデジタルドライバーディスプレイ」は、鮮明な画像と大画面により見やすさにこだわった。

さまざまな情報を自由に組み合わせて表示できるカスタマイズ機能も搭載。

もう1つのハイコントラストメーターは、中央のインフォメーションディスプレイに簡易的な矢印ナビなどの表示が可能で、7インチ液晶を搭載しながらも、アナログ表示による高い視認性の利点を活かしつつ、立体的な文字盤と加飾付き指針により高級感を演出したという。

センターディスプレイにはグレード別装備として9インチの大画面を採用したスマートフォン連携ナビゲーションを設定。

画面下に常時表示されるランチメニューのアイコンをワンタッチするだけで、ナビやオーディオなど様々な機能が簡単にセレクトできる。

アンドロイド・スマートフォンやアイフォーンをつなげることで、アンドロイド・オートやアップル・カープレイのアプリケーションの使用が可能。最新の交通情報の取得やソフトの更新がオンラインで可能になる機能にも順次対応予定という。

また、三菱初のウインドシールドタイプの10.8インチヘッドアップディスプレイを搭載し、運転に必要な情報をフルカラーで投写。

表示内容は、走行情報や車線逸脱などの各種警報のほか、センターディスプレイと連携したナビ情報やオーディオ楽曲情報などを投写し、これらの情報を複数同時に表示することができる。

スピーカーには、ボーズ(BOSE)プレミアムサウンドシステムを採用し、上質なサウンドを楽しめる仕様とした。

フロアコンソールトレイには、スマートフォンを置くだけで充電できるワイヤレス充電機能を設定し、利便性を向上させた。

安全運転性能も進化

高速道路同一車線運転支援技術「マイ・パイロット」を搭載。

レーダークルーズコントロールシステムとレーンキープアシストを統合した制御で、 車間距離と車線中央をキープしながらの走行をサポート。

さらにナビリンク機能搭載車は、速度標識を読み取って設定速度を自動で切り換えたり、ナビゲーションの地図情報を活用して高速道路のカーブや分岐などで適切な車速に自動で調整したりすることが可能。

高速道路では、渋滞時でも停車後約30秒以内なら自動発進できる。

運転席にフロントセンターエアバッグ、セカンドシートにサイドエアバッグを全車標準設定し、計11個のエアバッグを装備。フロントセンターエアバッグは、側面衝突時に運転席と助手席の間で展開し、乗員同士の衝突を防止する。

カーライフをもっと快適に、安心してドライブを楽しむためのカーサポートシステムとして、「三菱コネクト」を搭載。事故や故障時にボタン1つでコールセンターへの救助依頼が可能で、エアバッグが展開した場合は自動的に通報する。

車両の盗難警報や盗難にあった車両の位置情報を取得してユーザーに通報するなどのアクシデントにも対応する。

また、スマートフォンを使い、車両を駐車した位置を表示させることや、ライトを点滅させて自車位置の確認ができる。

リモート操作では、乗車前にエンジンを始動させて空調を作動させておくことで、寒い冬や暑い夏でも快適な室内を準備しておくことや、離れた場所からドアロックの解除ができるなど便利な機能を充実させた。

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みんなのコメント

1件
  • 北米での販売価格は270万円台から?

    本当なら、めっちゃバーゲンプライス!!
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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