■情報が公開されはじめた新型「ステップワゴン」 現状でわかることは?
2021年12月10日、ホンダはティザーサイトを開設し、新型「ステップワゴン」が2022年春に登場することを明らかにしました。
そこから約1か月が経過した2022年1月7日には、YouTubeにてジャパンプレミアを公開。
今回発売される「AIR(エアー)」と「SPADA(スパーダ)」の2タイプについて、エクステリアやインテリアの詳細が説明されました。
【画像】パンフ配布開始! このデザインはあえて欲しいかも? 新型ステップワゴンの内外装を見る (43枚)
ジャパンプレミアでは走行シーンも確認することができ、新型ステップワゴンの全貌がより明確になっています。
エアー/スパーダにかかわらず、新型ステップワゴンは先代に比べるとスクエアを強調したデザインとなっているほか、リアデザインは初代や2代目をオマージュしたシルエットにしているようです。
開発責任者である蟻坂篤史氏によると、新型ステップワゴンは単なる交通手段ではなく「生活を豊かにするアイテム」を目指して開発されているといいます。
そのような一貫した目標を持ちつつ、エアーは「自由と安心」、スパーダは「強い塊」というコンセプトでそれぞれデザインされており、フロントデザインにとくに違いが現れています。
エアーは愛らしく落ち着きのあるフロントデザインですが、スパーダにはメッキのグリルが装着され、ややアグレッシブな印象となっています。ただ、どちらもフロントにエッジが少なく、飾りすぎていないのが特徴的です。
また、エアーにはありませんが、スパーダにはフロントからサイド、リアとメッキのモールが装着されており、重心が低く、品のあるデザインになっているのがポイント。
さらに、スパーダはエアーよりもフロント/リアそれぞれのオーバハングを20mm延ばしているほか、リア下部も10mm下げるなどよりロングな印象をもたせています。
このように、両車には異なる特徴があるため、どちらを選ぶかはユーザーそれぞれの好みによっても大きく異なることが予想されます。
そんななか、2022年1月8日には販売店でティザーパンフレットの配布が開始されており、グレードや価格といった詳細はまだ確認することができません。
配布されたパンフレットは見開き1ページの構成になっており、表紙には特徴的なL字型のデイタイムランニングランプが大きく写され、開くと、ステップワゴンの堂々としたサイドビュー、そしてゆったりとした室内空間の写真が掲載されています。
また、裏面には二次元コードが掲載されており、スマートフォンなどで読み取ると、7日にオープンした新型ステップワゴンの特設サイトを閲覧することができます。
サイトのトップ画面には、「ミニバンを変える、新しい大きさ。」とのキャッチコピーが表示され、ボディカラーや特徴、ホンダのハイブリッドシステム「e:HEV(イー エイチ イー ブイ)」の仕組みについて確認できます。
ボディカラーは、共通色である「プラチナホワイトパール」「スーパープラチナグレーメタリック」「クリスタルブラックパール」の3色。
さらにエアーは「フィヨルドミストパール」「シーグラスブルーパール」、スパーダには「トワイライトミストブラックパール」「ミッドナイトブルービームメタリック」のそれぞれ5色がラインナップされています。
室内空間においては「リビングのように居心地がよく、柔軟に使いこなせる自由な室内。」として、多彩なシートレイアウトが挙げられています。
とくに2列目のキャプテンシートは、前後に大きく移動できる「ロングスライド」が採用されているうえ、車体中央部に向け横にスライドすることもできる「中寄せスライド」も採用されています。
例えば、小さい子供を2列目に乗せて運転する場合には、シートを車体中央に寄せ、前にスライドすることで運転席側に近い場所へシートを動かせます。
そうすると、信号待ちの際やトラブルがあった際に、運転席からでもすぐに手を伸ばすことができます。
また、3列目のシートと互い違いのように配置することもできるため、通常コミュニケーションを取りにくい、後ろの席の人とも顔を合わせやすくなっています。
スパーダのオプションには、パワーテールゲートや2列目のキャプテンシートにて足を伸ばせる「オットマン」が用意されており、ロングスライドと合わせて利用することで、よりリラックスした状態でクルマに乗ることができそうです。
このように、さまざまな情報が公開されはじめた新型ステップワゴン。
先代のようにファミリー層や大人数でクルマを利用する人をターゲットにしつつ、乗員ひとりひとりが快適に過ごせるよう、室内空間にこだわられていることがうかがえます。
前述したように、まだグレードや価格などは明らかにされていませんが、少しでも多くの情報を得たい場合には、販売店を訪れてパンフレットをもらうなどをするのが良いかもしれません。
※ ※ ※
新型ステップワゴンの先行予約の受付は、各販売店によると2022年2月上旬頃から中旬とされており、2021年1月上旬時点では見積もりの作成は出来ないようです。
また、発表時期や納車時期について、ホンダ販売店の担当者は「発表は2022年5月頃と聞いています。そのため、先行予約開始からすぐに受注予約をすれば、早くて2022年5月下旬から6月頃に納車出来るのではないでしょうか」と話します。
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
年収は最低いくら必要!? “500万円台から”のトヨタ高級ミニバン「アルファード/ヴェルファイア」を買える“幸せな家族”の世帯年収とは
新型[ランドクルーザー250]正式デビュー!! 注文殺到は必至のデキも気になる[価格]は?
全長3.6mで2人乗り! スズキ「次期型ジムニー」!? 流麗なのに“超タフデザイン”採用!? 超斬新な謎モデル「エックスランダー」とは
アンダー200万円! トヨタの「快適小型SUV」何が良い? デビュー“4年”でも売れまくり! 「ヤリスクロス」の魅力は?
黄ばんだレンズは磨かないとダメ? いったい誰が得するのよ? 車検でロービーム検査が始まるぞ
「違反じゃないんだからいいだろ」って非常識! まわりの迷惑を顧みない「自己中運転」5選
トヨタ「アルファード」が欲しい! けど“現行”は高すぎ… 「先代アルファード」なら200万円程度で買える!? 狙い目の「お買い得中古車」とは
年収は最低いくら必要!? “500万円台から”のトヨタ高級ミニバン「アルファード/ヴェルファイア」を買える“幸せな家族”の世帯年収とは
ガソリンスタンドで「クルマ買取」なぜ増加? どんなメリットがある? GSが“給油以外”のサービスを行う理由は?
クルマのドアに装着された「謎のバイザー」どんな機能!? 「付いてないクルマ」と何が違う? 気になる「効果」や取り付け方法とは
みんなのコメント
でも、内装の質感とかはあっちの方がよさそう…。