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チェイサーの価格高騰はもう終わり!?チェイサーの概要と中古車事情を解説

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チェイサーの価格高騰はもう終わり!?チェイサーの概要と中古車事情を解説

運営元:旧車王
著者 :旧車王編集部

ランドクルーザー 60系のリセールバリューの相場は?高く売却する方法についても解説

初代が誕生してから今年で45周年となるトヨタのチェイサー。レースでの活躍により、スポーツセダンとしてのイメージが強い車といえます。チェイサーはどのような車なのか、今後高騰していくのかについて解説をします。チェイサーを所有されている方や購入をお考えの方はぜひ参考にしてください。

チェイサーとはチェイサーは、トヨタマークIIの兄弟車として誕生しました。トヨタが1977年から2001年まで生産しており、日産スカイラインの対抗車として開発されています。1984年に発売された3代目は翌年に「GTツインターボ系」グレードが追加され、5代目から「ツアラー」の名を冠するグレードが登場しています。

最終型となる6代目は走行性能に加え、オーバーハングが前後とも短縮されたシャープな外観も相まって、現在でも高い人気があります。1997年に全日本ツーリングカー選手権に投入され翌年のラストイヤーでチャンピオンに輝きました。2000年にスタートした全日本プロドリフト選手権(現在のD1 GRAND PRIX)でも活躍しています。

チェイサーは高騰している?チェイサーは高騰しています。中でもJZX100系のツアラーVは、2001年に販売が終了しており流通量が極めて少ないため、より高値で売買されています。また、D1 GRAND PRIXの影響から始まったFormula Driftの関係でアメリカやモンゴルでも非常に高い人気を博するようになりました。

さらに、アメリカでは通称「25年ルール」と呼ばれるクラシックカー登録制度があり、それが日本車や英国車の相場を引き上げる事象を引き起こしています。これは右ハンドル車の輸入を禁止しているアメリカの特例ルールで、初年度登録から25年経過した車は規制の対象外となるものですが、人気の高い最終型チェイサーが2021年からその対象となりました。

チェイサーはもう値上がりしない?所謂「旧車バブル」でチェイサーの価格は高騰していました。しかし、そのバブルが崩壊するのも間もなくと言われています。
新型コロナウイルスの蔓延による外出の自粛で、旧車や腕時計、骨董品など、目で見るだけでも楽しめるものにお金をつかう方が増えました。この消費行動の変化が、旧車の価格高騰にも大きな影響を与えたと言われています。しかし、昨今では外出の自粛要請も緩和されて人々の生活は元に戻りつつあり、コロナ禍で価格が高騰したものがどんどん値下がる可能性があります。事実、アメリカの中古車販売大手の「カーバナ(Carvana)」の株価は、新型コロナウイルス流行初期に比べて99%も下落しました。(※2022年12月時点)日本にとっても決して対岸の火事とは言えません。チェイサーの売却をご検討されているのであれば、値下がり前の今がチャンスです。


価格が高くなりそうなチェイサーの特徴価格が高くなりそうなチェイサーについて解説していきます。

こまめにメンテしているチェイサーは、一番人気の最終型JZX100系でも既に20年以上が経過した車となります。純正部品の廃番も増えているため、こまめにメンテナンスをしている車両の価格が高くなりやすいです。過給機が搭載されたツアラーVの場合は、特にオイルや消耗品の交換と耐久性に不安があるタービンの状態が価格を左右します。

ターボエンジン搭載のツアラーVツアラーVは、特に最終型のJZX100系が人気です。当時の自主規制枠である280psを発揮する2.5Lターボエンジンを搭載し、標準仕様で5速MTの設定とドリフト走行の定番であるFR駆動の組み合わせは現在では希少な存在というのが主な理由です。アメリカの25年ルールの影響もあり今後も暴騰していく可能性が高いといえます。

スポーツ走行が楽しめるツアラーSツアラーSは、ツアラーVと同じく最終型のJZX100系が人気です。自然吸気エンジンのためツアラーVほどの加速力はありませんが、スポーティな外観と走りを楽しめるFR駆動であるため、状態の良い車両であれば新車価格と同等の価格帯で販売されています。こちらも国内外問わずに人気が集中し高騰する可能性が高いといえます。

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