TOYOTA GAZOO Racing(以下、TGR)は同社の提供するスポーツカーシリーズ「GR」の走行性能や世界観を多くのユーザーに提供することを目指したモデル「GR SPORT」のラインアップに、新型「アクア GR SPORT」を追加し、本日より発売を開始すると発表した。メーカー希望小売価格は2,595,000円となっている。
【写真25枚】専用チューニングでよりスポーティに! 新型アクアGR SPORTの詳細を写真で見る
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「GR SPORT」の国内ラインナップは計6車種に
先代アクア GR SPORTは、GRが手掛けるスポーツコンバージョン車シリーズとして、アクア G’sからスポーティな走りを受け継ぎ、2017年に誕生、スポーツコンバージョン車としてより多くのユーザーにクルマや走りの楽しさをご提供するロング&ベストセラーモデルとして親しまれてきた。
今回発売する2代目アクア GR SPORTは、誕生当時から変わらない「意のままに操れる歓び」というコンセプトを踏襲し、先代アクア GR SPORTより操縦安定性がレベルアップ、加速性能も向上。
TGRが目指す“モータースポーツを起点としたもっといいクルマづくり”で培った知見を活用し、ボディ剛性の強化や足回りやパワーステアリング制御のチューニングにより走行性能を向上。ベース車であるアクアの乗り心地の良さを継承しながら、様々な路面に追従するよう足回りに磨き上げたという。さらに、アクア GR SPORTの開発には、「GR」シリーズの開発ドライバーも携わり、「GR」の“走りの味”を「GR SPORT」でも継承することを目指している。
また、エクステリアでは、ファンクショナルマトリックスグリル及び専用バンパーの採用や、ワイド&ローのスタンスの専用デザインにより走行や空力性能の向上に寄与する機能美を追求。
今回、アクア GR SPORTの投入により、スポーツカーシリーズ「GR」で採用された技術や走りの味、機能美を、トヨタの市販車に投入したコンバージョンモデル「GR SPORT」の国内ラインナップは、計6車種となり、より多くのユーザーのニーズやライフスタイル、価値観にお応えしていくことを目指していくという。
アクア GR SPORTの改良点・特徴
■専用剛性アップパーツ
ベースとなるアクアの高いボディ剛性をより高水準なものにするため、フロア下2か所へブレースを、さらにリヤバンパーリンフォースを追加することで、操縦安定性の向上とフラットな乗り心地に寄与。
■専用チューニングサスペンション
(1) フロントサスペンション:アブソーバ特性やコイルスプリングの専用チューニング、スタビライザーの特性変更、専用バウンドストッパーの採用、ロアアームのブッシュの特性変更等により、優れた応答性、適切な車両姿勢やコントロール性能、質感の高い乗り心地を高次元で両立。
(2) リヤサスペンション:アクアのトーションビームサスペンションを踏襲しつつ、GR SPORT専用にコイルスプリングやショックアブソーバーをチューニング、締結ボルトの変更などにより、優れた操舵応答性と質感の高い乗り心地の両立。
■専用電動パワーステアリング制御
電動パワーステアリングをGR SPORT専用にチューニングすることで、操舵フィールを向上し、クルマとの一体感のある走りを実現。さらに、POWER+モードでは、よりスポーティな手応えを感じるEPS特性により、さらなるスポーツフィールを体感できる。
■エクステリア
(1) フロントバンパー&ロア加飾バー:フロントバンパーの形状をベース車から改良し、フロントタイヤ周辺の空気流を整流化し、後方に流すことで空気抵抗を低減。さらに、バンパーサイドまで回り込んだロア加飾バーを「ファンクショナルマトリックスグリル」と融合させることで機能性と上質なデザインを両立。
(2) 専用ラジエーターグリル:専用の「ファンクショナルマトリックスグリル」を採用。六角形のメッシュ形状は“G”をモチーフにし、車両中心に対してシンメトリーに配置。Gモチーフの三角形部分を光が反射する角度で造形することで、立体感を演出。
(3)専用リヤバンパーロアカバー:リヤバンパー下部を、ハの字の リヤバンパーガーニッシュでブラックアウトし、Gメッシュのテクスチャーを配し、ワイド&ローでスポーティなリヤビューを演出。
(4) 専用ロッカーモールディング(カラード):ドア下端のロッカー部を張り出させてボディサイドの厚みを持たせ、低重心なスポーティさを表現。
(5) タイヤ及びホイール:205/45R17タイヤ(POTENZA RE050A)及び専用17インチアルミホイール(切削光輝+ブラック塗装/センターオーナメント付き)を採用。アルミホイールはまっすぐ伸びやかなスポークでスポーティな意匠。タイヤはグリップとコーナリング性能を高次元で実現しています。また、フロントブレーキキャリパーはGRロゴ入りの赤色塗装でスポーティなイメージを強化。
■インテリア
体をしっかりとサポートしてくれるスポーティシート(GRロゴ付)を採用し、専用シート表皮(エアヌバック+合成皮革)で特別感を演出。天井や周辺部品をブラックで統一したコーディネート。その他、専用本革3本スポークステアリングホイール(GRロゴ付)、アルミペダル、専用コンソールオーナメントなどを採用。グロスを抑えたダークメタリック塗装、及びレジスターノブやインサイドドアハンドル(フロント)にはシルバー塗装を施した。
アクアGR SPORT公式サイト
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みんなのコメント
剛性アップや専用足回り、内外装これだけやって
20万〜30万アップと言う感じでしょうか?
最近のトヨタ車、とても戦略的な価格ですね。
と言うか、先日のセレナも想定範囲内だし、
スイフトはさらにコスパ神!
まあ、ホンダ車の価格が無謀なんだろうな。