F1スペインGPを終えて、フェラーリのカルロス・サインツJr.が現在のF1勢力図について分析。今やマクラーレンはレッドブルを上回り、最も安定した最高のマシンパッケージを手にしていると語った。
スペインGPでは、マクラーレンのランド・ノリスはレッドブルのマックス・フェルスタッペンを相手に勝利を逃したが、チームの進歩が浮き彫りとなった。
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サインツJr.は、レッドブルでさえ縁石への対応で問題を抱える一方、マクラーレンの今季マシンMCL38に大きな弱点がないように見えると考察した。
「正直なところ、今最も安定しているのはマクラーレンだと思う」
レッドブル、マクラーレン、メルセデスを前に表彰台を逃したフェラーリのサインツJr.はそう語った。
「レッドブルは特定のコースで苦戦していると思う。それは僕らも同様だ。マクラーレンはどこでも速い」
「彼らは低速域で速い。(カタルニア・サーキットの)ターン3とターン9を全開で走ることができる。ターン5では最速だった」
「だから今のマクラーレンに弱点があるとは思えない。僕としてはレッドブルもまだ上にいる。ただマクラーレンはどこでも速い。印象的だ」
レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表は、決勝スタートでノリスが3番手に後退し、メルセデスのジョージ・ラッセルの後ろでタイムロスしていなければ、フェルスタッペンが勝つことは難しかったと認めた。
「もしランドのトラックポジションが良かったら、今回彼を打ち負かすのは難しかっただろう」とホーナー代表は言う。
「ふたりはとても接近していて、他から18秒(実際は15秒)ほど離れていた」
「だから、最も安定したチャレンジャーとして、集団の中から姿を現したと言える」
マクラーレンが実際に最速のマシンを持っていたと思うかとの質問に、ホーナー代表は次のように答えた。
「マクラーレンは速く見えたし、ここ数戦で見られていたことだけど、スティント終盤は確かに速かったと思う」
「彼らのデグラデーション(タイヤの性能劣化)は良いみたいだ。戦略やタイヤライフの差によって少しは相殺できた。でも、自分たちの仕事をやり遂げるには十分だった」
ただマクラーレン側はレッドブルとのパフォーマンス差について、もう少し慎重な見方をしており、チーム代表のアンドレア・ステラは、2チームが全くの互角だったと感じているという。
「レースペースはとても似たモノだったと思う」とステラ代表は言う。
「最後に我々が速かったのは、我々の方がフレッシュなタイヤだったからだ。そして彼(フェルスタッペン)が序盤に速かったのは、我々がラッセルの後ろにいたからだ」
「しかし予選での素晴らしいパフォーマンスバランスは、レースでもほとんど発揮することができた。普通なら、タイヤとの相性によって多少のばらつきが出るものだ」
「しかし、タイヤにも空力にも厳しいサーキットで、マシンのパフォーマンスを向上させることができたのは、本当にいいニュースだ」
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