もくじ
ー ル・フィル・ルージュに続く新言語
ー 「感覚に訴えるスポーティネス」とは
ル・フィル・ルージュに続く新言語
ヒュンダイは最近発表されたル・フィル・ルージュに続く、ふたつ目のコンセプトモデルを構想している。
ル・フィル・ルージュの引き締まったルックスは、エモーショナルな魅力に満ちている。4ドアクーペのこのクルマは、3月に行われたジュネーブ・モーターショーのスターだった。
そして、スタイリング・チーフのサン・ヤップ・リーによれば、ル・フィル・ルージュに続いて、ヒュンダイの新デザインテーマを全く違った形で解釈した新たなコンセプトカーが発表されるという。
「わたしたちは『金太郎あめ』式のスタイリングは求めていません。ヒュンダイというブランドにはうまく当てはまらないのです」とリーはいう。
「というのも、ヒュンダイは世界中で多くの異なるモデルを販売しており、その全てに合うようなデザインを作ることは不可能なのです」
リーはヒュンダイのアプローチを、チェスに例えて説明した。
「チェスにはキング、クイーン、ビショップ、ナイトなどがありますが、すべて異なります。しかし一度集まれば、ひとつのチームになります。これがわたしたちの戦略です。わたしはこれを、ファミリールックではなく、ヒュンダイルックと呼んでいます」
「ヒュンダイのデザインは次のレベルに上がる必要があります。だからこそ、コンセプトカーを作ったのです」
さらにリーは語る。
「感覚に訴えるスポーティネス」とは
リーは語る。「これはひとびとがヒュンダイについて考えるきっかけになると思います。ヒュンダイは今までのところ、実用性と高いコストパフォーマンスで知られています。しかしクオリティの向上のためにも、1番目にエモーショナルな面を加えたい。これは、われわれが次の一歩を踏み出すために大切なことです」
「ヒュンダイは『感覚に訴えるスポーティネス』というデザインテーマを構築すべく、1960~1970年代のイタリア車を研究しました。このテーマはすでに、新型コナ、ネキソ、サンタフェに採用されています」
「『感覚に訴えるスポーティネス』は、ヒュンダイの技術やアーキテクチャーの面にも当てはまります。その極端な例が、コンセプトカーであるル・フィル・ルージュです。未来のヒュンダイとして、以前と全く異なるプロポーションをもち、キャビンではレザーは使わず、様々なテクノロジーの調和を目指しています」
次のコンセプトカーについてリーが言うには、「ル・フィル・ルージュがクイーンなら、次はビショップです」
最後にリーは付け加えた。「また、2019年に新しく発売されるクルマ(おそらくは新型ソンタ)は、ル・フィル・ルージュからの影響を大きく受けるでしょう」
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