三菱・アウトランダーが内外装デザインとシャシーを大幅改良

三菱自動車は、『アウトランダーPHEV』、『アウトランダー』のフロントデザインを一新したほか、パワートレインやボディ、シャシーなどに大幅改良を施した。新型『アウトランダー』は6月18日（木）から、新型『アウトランダーPHEV』は7月9日（木）から全国の系列販売会社を通じて販売する。

三菱自動車の新しいフロントデザインコンセプト「ダイナミックシールド」のもとデザイン。『アウトランダーPHEV』では、専用形状のバンパーエクステンションやサイドガーニッシュなど各所を車体色と同色に統一している。また、『アウトランダー』では前後バンパー下部やホイールアーチモール、サイドガーニッシュをブラックにした2トーンを採用する。内装においては、シートやステアリングの表皮デザインや素材変更を行ったほか、『アウトランダーPHEV』では「漆箱」をモチーフとしたデザインの大型センターコンソールを採用した。

シャシー面では、サスペンション取り付け部やボディの剛性を向上させ、操舵感とレスポンスを向上。リヤのショックアブソーバーのシリンダーを大径化し、走行安定性と乗り心地を両立した。また、吸音材や遮音材、制振材やダイナミックダンパーの追加など30点以上の改良を施すことで、静粛性を向上している。

さらに、プラグインハイブリッドEV制御の最適化やエンジンのフリクション低減により、『アウトランダーPHEV』はハイブリッド燃料消費率（JC08モード）を1.6km/L向上させ、20.2km/Lを実現。『アウトランダー』には新世代CVTを搭載し、エンジン制御とCVT制御の協調制御を最適化。燃料消費率 （JC08モード）を2WD車で0.8km/L向上させ16.0km/L、4WD車で0.2km/L向上させ14.6km/Lとした。

車両本体のメーカー希望小売価格は、『アウトランダーPHEV』が359万6400円～4,590,000円（消費税込）、『アウトランダー』が251万9640円～321万1920円（消費税込）。