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【2024年版】日産 エクストレイルVSスバル フォレスターを徹底比較

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【2024年版】日産 エクストレイルVSスバル フォレスターを徹底比較

中古車購入チェックポイント [2024.07.17 UP]


【2024年版】日産 エクストレイルVSスバル フォレスターを徹底比較
SUVは人気が高いジャンルで、各メーカーが肝いりの車種を打ち出しています。その中でも日産のエクストレイルとスバルのフォレスターは比較される機会が多い2台です。

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今回は両車種について、価格やグレード、走行性能など様々な観点で比較します。一口にSUVといっても、車種ごとにボディサイズの大きさや室内空間の広さ、装備の充実が大きく異なります。

自分にぴったりのSUVをお探しの場合にぜひお役立てください。


日産 エクストレイルのプロフィール
エクストレイルは日産から販売されるミドルサイズのSUVです。初代の発売開始から20年以上経過した今も高い人気を誇ります。

数あるSUVの中でも価格を抑えながら力強い走りが楽しめるため、全ての年代を通して人気が高く、中古車市場においても流通量が多く見られます。また、現行モデルでは排気量が1.5Lのためランニングコストを抑えられる点も特徴的です。

力強い走りを維持しながらもコストを抑えたい方にとって適した1台です。


先代モデルとの比較
エクストレイルは4代目が現行モデルです。ここでは20年以上続くエクストレイルの変遷を振り返ります。

初代のエクストレイルは2000年から販売されたモデルです。ラゲッジスペースが水洗いできる機能性の高さやオフロード走行に特化した走破性が特徴的で、アウトドアを好むユーザーから高い支持を獲得しています。

2007年からは2代目のエクストレイルが販売開始されます。初代の走行性を維持しながらもインテリアの改良が行われ、ボディサイズも一回り大きくなった点が特徴的です。ただ力強い走りを行うだけでなく、普段使いに使えるようなインテリアの変化が新たな層を獲得し始めます。

2013年には3代目のモデルが販売されます。3代目からは3列シートの7人乗りモデルも展開され、より様々なニーズに応えています。それまでのエクストレイルはボディが角ばった印象を与えていたものの、3代目からはやや丸みを帯びたボディデザインが優しい印象を与えます。

2022年からは4代目のエクストレイルが販売開始されました。4代目ではプラットフォームの刷新や「e-4ORCE」の搭載などにより、より走行性能が高く街乗りとアウトドア双方に適した車に進化しています。


スバル フォレスターのプロフィール
スバルの数あるSUVの中でも人気が高いフォレスターは、安定感のある走行性とSUVらしいダイナミックなデザインが特徴的です。フォレスターのユーザーは若年層からファミリー層と幅広く、アウトドアはもちろん街乗りでも活用されています。

フォレスターの由来は森を表す「フォレスト」が元となっており、アウトドアや環境など様々なイメージが膨らみます。なお、環境への配慮やコスト面ではエンジンにおいてハイブリッド車を搭載しており、時代のニーズにもあわせた車といえるでしょう。


先代モデルとの比較
フォレスターの歴史は古く、初代は1997年まで遡ります。当時すでに販売開始されていた初代インプレッサをベースにしながら、ターボエンジンを搭載し、力強い走りを実現しています。その特徴から「いろいろ遊べるスポーツカー」と話題にもなりました。初代では全てのグレードで4WDをすでに採用しており、SUVらしい走りが楽しめました。

2代目は2002年にデビューしたモデルで、多様化するユーザーニーズに合わせた様々なグレード展開が特徴的です。クロススポーツやピュアスポーツSUVを目指した「STI」バージョンなどの登場は新たなユーザー獲得につながりました。

3代目のフォレスターは2007年から販売されたもので、ボディの拡大や面構えの変化が特徴的です。ボディの拡大は室内の開放感にもつながっています。

4代目のフォレスターは2012年から販売されたモデルで、アイサイトを搭載したグレードが登場します。またSUVの使用シーンに合わせて撥水ファブリックシートや撥水カーゴフロアボードを採用し、利便性を高めています。SUVならではの車を道具として使う楽しさはもちろん、走る楽しさも加わりユーザーの満足度が高まっています。

2018年には現行モデルである5代目へと続いていきます。


グレードと価格の比較
ここではエクストレイルとフォレスターのグレード展開と価格を紹介します。

エクストレイルのグレードメーカー小売希望価格S3,601,400円(税込)X3,840,100円(税込)G4,448,400円(税込)S e-4ORCE3,851,100円(税込)X e-4ORCE(2列)4,140,400円(税込)X e-4ORCE(3列)4,271,300円(税込)X e-4ORCE エクストリーマーX(2列)4,492,400円(税込)X e-4ORCE エクストリーマーX(3列)4,623,300円(税込)G e-4ORCE4,752,000円(税込)フォレスターのグレードメーカー小売希望価格Touring3,069,000円(税込)X-BREAK3,300,000円(税込)Advance3,399,000円(税込)SPORT3,465,000円(税込)STISport3,740,000円(税込)価格で比較すると大きな違いは見られません。ただし、エクストレイルにおいては「4ORCE」モデルになると価格が上がる傾向にあります。

できる限り予算を抑えたい場合は新車だけでなく中古車の購入も検討してみましょう。エクストレイルもフォレスターも人気の車種のため中古車市場において多く流通しています。


外観とボディサイズの比較
ここではエクストレイルとフォレスターのボディサイズを比較します。両車種のサイズは下記の通りです。

エクストレイル全長4,660mm×全幅1,840mm×全高1,720mmフォレスター全長4,640mm×全幅1,815mm×全高1,715~1,730mm両車種のボディサイズにおいて大きな違いは見られません。しかし、いずれも全高が比較的高めに設定されているため、1.5mや1.55mなど低めの機械式駐車場の利用は難しいでしょう。


室内の広さを比較
ここではエクストレイルとフォレスターの室内サイズを比較します。具体的なサイズは下記の通りです。

エクストレイル室内長1,980mm×室内幅1,540mm×室内高1,255mmフォレスター室内長2,130~2,140mm×室内幅1,545mm×室内高1,275mmボディサイズが大きく変わらないことと比較して、室内空間においてはフォレスターの方が広く確保されています。居住空間の広さを重視している場合はフォレスターがおすすめです。

なお、車を購入する際は実際にディーラーや販売店に行き、室内サイズや乗り心地を確かめておいたほうが安心です。カタログ数値では広いと感じていても、実際に乗ってみると自分のイメージと違うこともあります。

特に、家族で乗る車の場合、全員で乗っても圧迫感がないか、荷物は十分に置けるかなど、実際の生活で使用するシーンを想像しながら確認しましょう。


燃費性能の比較
エクストレイルとフォレスターの各グレードごとの燃費(国土交通量審査値)は下記の通りです。

3列シート)

エクストレイルのグレードWLTCモード市街地モード郊外モード高速道路モードS/X/G(2WD)19.7km/L17.3km/L21.7km/L19.7km/LS/X/G/e-4ORCE(4WD)
2列シート18.4km/L16.1km/L20.5km/L18.3km/LS/X/G/e-4ORCE(4WD)
3列シート18.3km/L16.1km/L19.9km/L18.4km/Lフォレスターのグレード
(ハイブリッド車)WLTCモード市街地モード郊外モード高速道路モードTouring
X-BREAK
Advance14.0km/L11.2km/L14.2km/L16.0km/Lフォレスターのグレード
(ガソリン車)WLTCモード市街地モード郊外モード高速道路モードSPORT
XT-EDITION
STISport13.6km/L10.3km/L14.3km/L15.2km/L燃費性能で比較するとエクストレイルの方が良いといえるでしょう。車選びにおいて、ランニングコストを意識する場合は、エクストレイルがおすすめです。


動力性能の比較
こちらではエクストレイルとフォレスターの動力性能を見ていきましょう。両車種のスペックは下記の通りです。

エクストレイルのグレードエンジン種類総排気量最大出力ガソリン車(全グレード)
ハイブリッド車(全グレード)直列3気筒1.497L106kW(144PS)/4400~5000rpmフォレスターのグレードエンジン種類総排気量最大出力Touring
X-BREAK
X-Edition
Advance水平4気筒1.995L107kW(145PS)/6000r.p.mSPORT
XT-ADITION
STISport水平4気筒直噴ターボ1.795L130kW(177PS)/5200~5600r.p.mエクストレイルにおいてはエンジン種類が全グレードで共通です。排気量はエクストレイルの方が小さいことから、自動車税を抑えたい方はエクストレイルを選択しましょう。

一方で、フォレスターは通常のエンジンの他にターボ車の設定があります。そのため、より高い走行性を期待する場合はフォレスターのターボモデルがおすすめです。


タイヤサイズの比較
ここではエクストレイルとフォレスターのタイヤサイズを比較します。具体的なタイヤサイズは下記の通りです。

エクストレイルのグレードタイヤサイズGグレード以外235/60R18Gグレード235/55R19フォレスターのグレードタイヤサイズTouring
X-BREAK225/60R17Advance
SPORT
XT-EDITION(SPORT特別仕様車)
STISport
X-EDITION(Touring特別仕様車)225/55R18エクストレイルはGグレードのみが大きめのタイヤサイズになっています。一方で、フォレスターにおいてはグレードごとにタイヤサイズが異なり、17インチもしくは18インチです。

一般的にタイヤサイズは大きくなるとボディ全体にダイナミックな印象を与えます。しかし、購入費用が数千円から数万円程度高くなるためランニングコストを重視するなら注意が必要です。

ダイナミックなSUVらしいデザインの車に乗りたい場合は大きなタイヤを、コストを重視する場合は小さめのインチ数を選択しましょう。


安全装備の比較
ここではエクストレイルとフォレスターの安全性能を比較します。

エクストレイルは「自動車安全性能2023」において最高評価であるファイブスター賞を獲得しています。「プロパイロット」や「360°セーフティアシスト」など様々な安全装備が搭載されているため、安心して乗れる車です。

フォレスターにおいてはスバル独自の安全装備である「アイサイト」を搭載しています。広い視野角を持つステレオカメラが周囲を監視し、命を守るサポートを行います。事故が起こりやすい交差点での運転支援やバック駐車時のサポートなど、ドライバーが悩むポイントで役立つでしょう。


ラゲッジスペースの比較
ここではエクストレイルとフォレスターのラゲッジスペース(荷室)の大きさを比較します。具体的なサイズや荷室容量は下記の通りです。

エクストレイル奥行約950~1,175mm×幅約1,095mm×高さ約830~840mm
荷室容量:約575Lフォレスター奥行908mm×幅1,300mm×高さ884mm
荷室容量:最大675L2車種を比較すると、奥行きにおいてはエクストレイルが、高さにおいてはフォレスターが大きめに作られています。容量においても高さがある分、フォレスターの方がたっぷりと物を積めるでしょう。

なお、ラゲッジスペースにおいても実物を確認し、自分が乗せたい荷物が積載できるか確認することが大切です。


おすすめグレードの選び方
ここからは、エクストレイルとフォレスターの「価格」「走り」「装備」の3つの観点から、おすすめのグレードを紹介します。

車は高額な買い物のため「長く乗るために失敗したくない」と考える方も多いでしょう。自分が求める要素を重視して後悔のない車選びを行いましょう。


価格重視
価格重視で車を購入する場合、下記のグレードがおすすめです。

・エクストレイル
Sグレード:3,601,400円(税込)

・フォレスター
Touringグレード:3,069,000円(税込)

いずれも最も価格を抑えたグレードではあるものの、普段使いでは不便さを感じません。

なお、価格重視で車を選ぶ場合は中古車も検討してみましょう。エクストレイルもフォレスターも中古車市場で流通量が多くあるため、状態のいい車を見つけられるでしょう。


走り重視
走り重視で車を選ぶ場合、エクストレイルはグレードを問わずガソリン車がおすすめです。エクストレイル全てにおいて走行性能で大きな違いは見られないものの、ガソリン車では「19.7km/L」と燃費が高くなっています。

しかし、駆動方式が2WDのため力強い走りを求める場合は「Xe-4ORCE」モデルとの選び分けが必要です。

フォレスターにおいては「e-BOXER」搭載グレードがおすすめです。スバル独自の水平対向エンジンをモーターがアシストし、高い加速性能を体感できます。こちらは走りにおいて静粛性と加速の良さを重視する場合におすすめのグレードでしょう。


装備重視
装備重視で選ぶ場合、下記のグレードがおすすめです。

・エクストレイル
Gグレード

Gグレードにはプロパイロットパーキングが搭載されており、他グレードと比較して運転支援技術や予防安全技術がさらに充実しています。また、LEDフォグランプや19cmアルミホイールなど、ボディデザインにおいても他グレードとの差別化がなされています。

・フォレスター
Advanceグレード

アイサイトでは後方支援機能である「アイサイトセーフティプラス」を標準装備しており、安全性能が高まっています。また、オプションでナッパレザーシートをブラック・ブラウンから選択でき、内装面で高級感を演出することも可能です。毎日乗る車だからこそ、乗るたびにワクワクできる装備を重視するのも良いでしょう。

なお、装備を重視すると車両価格が高くなる傾向にあります。装備の充実を希望しながらコストを抑えたい場合も中古車がおすすめです。中古車の中でも未使用車であれば新車価格よりも費用を抑えながら、上級グレードを手に入れられるかもしれません。


※本記事は、2024年4月時点の情報になります。現在の相場価格と異なる可能性がございます。

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みんなのコメント

3件
  • *****
    いや。。。前も言ったけど
    あえて今この写真を使います?
  • trx********
    長っ!

    ネット自動車ライターに有りがちな、持ってる知識全部盛りしちゃう悪いクセw
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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