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BMW M史上最強のパワーでサーキット走行もお手のもの!七代目となる新型、「BMW M5」圧巻のスペックで発売!

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BMW M史上最強のパワーでサーキット走行もお手のもの!七代目となる新型、「BMW M5」圧巻のスペックで発売!

4.4L V8ツインターボ+電気モーターで727ps&1000Nmを発生!

BMWジャパンは、プレミアム・セグメントにおけるミドル・クラス・セダン「BMW 5シリーズ」のラインアップに、ハイ・パフォーマンス・セダン「BMW M5(エムファイブ)」の新型モデル(全面改良)を追加し、全国のBMW正規ディーラーにおいて発売した。納車開始は本年11月中旬以降を予定している。

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麻布台ヒルズのBMWブランドストア「FREUDE by BMW」で行なわれたメディア向けの発表会では、冒頭に代表取締役社長の長谷川正敏氏が登壇。自らも先代M5に乗っていることや、Mモデルの販売が好調なことをアピールした。

その後.同ブランドコミュニケーションマネージャーの御舘康成氏がM5の詳細についてプレゼンテーションを行った。

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エクステリアデザイン
今回で七世代目となる新型M5は、スポーティさとエレガンス、セダンらしい格式を併せ持つというBMW 5シリーズをベースとしつつ、随所にMモデルらしい変更を行い、存在感を強調。フロント・デザインは、M専用エアロ・バンパーやガーニッシュ、BMWアイコニック・グローを備えたM専用ブラック・キドニー・グリル、5シリーズより75mmワイドなフロント・フェンダーを特徴とする。 リア・デザインでは、Mカーボン・リア・スポイラー、M専用リア・バンパーとディヒューザーを持ち、Mスポーツ・エギゾースト・システム、5シリーズより48mmワイドなリア・フェンダーと相まって、精悍な佇まいを表現。




パワー漲るエンジン、ドライブトレイン
最高出力585ps(430kW)、最大トルク750Nmを発揮する4.4L V型8気筒BMWツインパワー・ターボ・ガソリン・エンジンと、M専用プラグイン・ハイブリッド・システム「M HYBRIDシステム」が搭載されている。同システムは第五世代のBMW eDriveテクノロジーを採用した電池容量22.1kWhを持ち、197ps(145kW)を発揮する電気モーターが搭載されている。

クロスバンク型のツイン・ターボ・エンジンはサーキット走行直結の技術のひとつ。ツイン・スクロール・ターボ2機を、向かい合うシリンダーの排気管を敢えて跨いで配置することで、ターボに排気のパワーが遅れずに干渉することなく理想的な間隔で加わるため、鋭いレスポンスとスムーズな力強い加速を実現する事が可能であるという。

また新型M5においては、Mモデル専用に開発された8速Mステップトロニック・トランスミッションのハウジングに電気モーターを組み込み、BMWグループが特許を取得したプリ・ギアリングにより、電気モーターが発生するトルクを6気筒ツイン・ターボ・エンジン相当の450Nmまで増強させることが可能となり、システム・トータルの最高出力727ps(535kW)、最大トルク1,000Nmを発揮。

これにより、電気自動車を除き、BMW史上最強のパワー・ユニットを搭載するモデルのひとつとなった。また、電気のみでの走行も可能であり、約70kmまでゼロ・エミッションで走行する。




ドライビング・ダイナミクス
ロング・ホイールベース、前後ともトレッド幅拡大、約50:50の前後重量配分、軽量構造、ボディとシャシーの接続剛性向上等に加え、様々なMモデル専用の最先端シャシー・テクノロジーが採用されているという。

例えば、センシングと同時に最短時間で直接制御されるホイール・スリップ・テクノロジー、統合ブレーキ・システム、可変ステアリング・レシオを備えたスポーツ・ステアリング、アダプティブMサスペンション、アクティブMディファレンシャル、BMW M5初となる4輪操舵を可能とするインテグレーテッド・アクティブ・ステアリングなど。

これらが標準装備され、サーキットにおける本格的かつダイナミックな走行性能と、快適な乗り心地とを極めて高い次元で両立することで、サーキット走行においても、通常走行においても、新時代の「駆けぬける歓び」を実現したとしている。
エンジンのパワーは、Mモデル専用4輪駆動システムM xDriveを介して路面に伝達される。M xDriveは、インテリジェント4輪駆動システムBMW xDriveとアクティブMディファレンシャルをベースとし、Mモデル専用に開発されたシステム「ドライビング・ダイナミクス・コントロール」によって制御。

車両の安定走行をサポートするというDSC(ダイナミッック・スタビリティ・コントロール)も装備され、日常の安定した走行から、サーキットでのアクティブな走行までを提供するとのこと。

基本設定は「DSCオン・4WDモード」、「Mダイナミック・モード(MDM、4WD Sport)」ではリア・アクスルへの駆動トルク配分を増加させ、ハンドリングを楽しむことが可能になるという。さらに、DSCオフ時に選択可能な後輪駆動「2WDモード」では制御システムの介入を断ち、操作する歓びがダイレクトに味わえるとのこと。

新型M5のスポーツ走行をサポートするドライブロジック付き新型8速Mステップトロニック・トランスミッションは、ドライブロジック選択スイッチによって、シフト特性を3段階から選択するもの。「モード1」は効率的な走りをサポート、「モード2」ではシフト時間を短縮し俊敏な走りに、「モード3」はシフト時間が最大限短縮され、サーキット走行に適した設定になるという。

Mであることを主張するインテリア
新型M5のインテリアは、「BMW特有の駆けぬける歓びを感じられ、長距離走行においては、高次元の快適性を提供するデザイン・エレメント」を採用したという。運転席は先代モデルに比べてボタン類を大幅に削減。BMWカーブド・ディスプレイは、最新の12.3インチのインフォメーション・ディスプレイと14.9インチのコントロール・ディスプレイで構成される。

インストルメント・パネル中央からドア・トリムをクリスタル面が貫くBMWインタラクション・バーを標準装備。Mカラーのアンビエント・ライティングなどによって、ドライバーの好みに応じて室内空間を演出する。Mマルチ・ファンクション・シートなどM専用装備品を随所に採用、室内においてもMモデルであることを主張する。




ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援など便利なシステム満載
BMW社が国内認可取得モデルとして初めて導入したハンズ・オフ機能が搭載されている。「ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能」とは、高速道路での渋滞時において、ドライバーの運転負荷を軽減し安全に寄与する運転支援システム。この機能は、ドライバーが絶えず前方に注意し、状況に応じてハンドル操作が可能な状態にある限り、一定の条件下でステアリングから手を離しての走行を可能とする。

この他、新型M5には多数の便利な機能が標準装備されている。

(1)「ドライビング・アシスト・プロフェッショナル」、「パーキング・アシスト・プロフェショナル」
高性能カメラ&レーダー、および高性能プロセッサーによる高い解析能力によって、より精度と正確性が向上したという、最先端の運転支援システム。

アクティブ・クルーズ・コントロール(ストップ&ゴー機能付)、レーン・チェンジ・ウォーニング(車線変更警告システム)およびレーン・ディパーチャー・ウォーニング(車線逸脱警告システム)、ステアリング&レーン・コントロール・アシスト、サイド・コリジョン・プロテクションおよび衝突回避・被害軽減ブレーキ(事故回避ステアリング付)、クロス・トラフィック・ウォーニング、ペダル踏み間違い急発進抑制機能などが含まれる。

パーキング・アシスト・プロフェッショナルには、時速35km以下で車両が直前に前進したルートを最大200mまで記憶、同じルートをバックで正確に戻ることが可能という、リバース・アシスト・プロフェッショナル機能を採用。細い道で対向車とのすれ違いに困った際などに便利だという。

さらに、駐車時にステアリング、アクセル、ブレーキ操作が一切不要な「パーキング・サポート・プロフェッショナル」も備わる。自宅や勤務先の駐車場(最大10ヶ所)を車両に登録しておくことで、駐車スペースが近づくと車両が自動で検知、完全自動駐車が可能だという。駐車スペースの幅が狭い場合はドライバーが下車し、車外よりスマートフォンでコントロールできる「リモート・パーキング」も可能であるとのこと。

  (2)車両全方向に対応したBMWドライブ・レコーダー
車載カメラを使用した全方向(前後&左右)記録可能なドライブ・レコーダー。車両後方もウィンドウ越しでなく直接撮影するので、危険運転車両と遭遇した際にはナンバーも鮮明に記録すると同時に、サイドのカメラで幅寄せの映像記録にも対応するという。前方カメラによって前方の景色を記録することも可能。 (3)車両の異常をスマートフォンに知らせるアラーム・システム
車両の盗難や車上荒らし等の被害を事前に防止するアラーム・システム。車両がロック中に異常を検知した場合、登録のスマートフォンに通知を行うと同時に、車両周辺および車両室内の映像もスマートフォン上で確認が可能。 最新のBMW iDriveおよびBMWオペレーティング・システム8.5
進化したBMWカーブド・ディスプレイと「QuickSelect」機能を備えた制御システムも、新型BMW 5シリーズの特徴のひとつであるという。BMWオペレーティング・システム8.5をベースにしており、運転席側に機能アイコンを縦に並べたホーム画面を備え、「QuickSelect」機能により直接アクセスできるため、操作しやすくなったとのこと。

新しいBMW iDriveは、BMWカーブド・ディスプレイおよびBMWインテリジェント・パーソナル・アシスタントとも組み合わされ、タッチ・ディスプレイと言語で操作できる設計。

さらに、最新のBMWオペレーティング・システム8.5により、AirConsoleプラットフォームを用いた車内ゲームの使用が可能になっているという。ドライバーと同乗者は車両が停止している際、スマートフォンをコントローラーとして、14.9インチのセンター・ディスプレイを使用しての対戦型ゲームをプレイすることが可能であるとのこと。

コネクティビティにおいても優位性は高く、「OK, BMW」と話し掛けることで、車両の操作、目的地の設定等が可能。Apple CarPlayやSpotifyへの対応、BMWコネクテッド・ドライブ標準装備により、大きな利便性がある。BMWデジタル・キー・プラスが標準装備で、対応のスマートフォン、スマートウォッチを携行していれば、車両に近づくだけでロック解除が可能。

BMW Intelligent Personal Assistant(インテリジェント・パーソナル・アシスタント)
これは、音声会話だけで車両の操作、情報へのアクセスが可能となるBMW最新の機能。今までの音声入力と異なり、より自然な会話に近い言葉で、ドライバーの指示や質問を理解し、適切な機能やサービスを起動可能にする他、使用頻度に応じてドライバーの好みを学習するという。

その最大の特徴は、ドライバーがシステムの「名前」を自由に付けることが可能な点。起動の際、「OK, BMW(オーケー・ビー・エム・ダブリュー)」だけでなく、呼びかける言葉を任意に設定することが可能なため、より身近な存在としてストレス無く使用できるという。

BMWサービス・インクルーシブ・プラス
3年間の主要メインテナンス無償提供、タイヤ/キーの破損や紛失の際の費用サポート等が含まれる「BMWサービス・インクルーシブ・プラス」が全車に付帯。これは2016年よりBMW全モデルに標準装備された新しいメインテナンス・パッケージで、より安心なドライブを提供しているとのこと。

新型M5のメーカー希望小売価格は19,980,000円(税込)となる。

【問い合わせ】
BMWカスタマー・インタラクション・センター フリーダイヤル0120-269-437(受付時間:平日9:00-19:00、土日祝9:00-18:00)
BMWウェブサイト

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みんなのコメント

2件
  • Lore in
    車重が2.5トンにもなったことには一言も触れない☺️
  • uka********
    4WD,このパワーにして0-100Kmがライバルよりやや劣るかなと思う数字なんだけど、重い為かな
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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