■40年・4世代にわたって続いてきた「マーチ」が復活する!?
日産「マーチ」は、ハッチバックのコンパクトカー。その歴史は古く、初代登場は1982年にさかのぼりますが、2022年に惜しまれつつ国内の販売を終えています。
そんなマーチが復活するとの噂があがっています。次期マーチはどのようなクルマとなるのでしょうか。
【画像】めちゃカッコいい! 日産「新型マーチ!?」を画像で見る(30枚以上)
初代マーチは「マッチのマーチ」をキャッチコピーに、“マッチ”こと近藤真彦さんがイメージキャラクターに起用され、そのCMとともに大ヒットを飛ばしました。
初代から日本と欧州を中心に海外でも販売されるグローバルモデルで、国外では「マイクラ」という車名が与えられています。
2代目へのフルモデルチェンジは1992年、3代目は2002年と10年毎のフルモデルチェンジという長いモデルスパンで刷新され、4代目へのフルモデルチェンジは8年のスパンで2010年に行われました。
なお4代目マーチはタイで生産される輸入車となっています。
そんなマーチは、3代目までは好調なセールスを維持し続ける人気モデルでしたが、4代目になると人気に陰りが見えてきます。
発売から11年が経過した2021年、マーチは国内の登録車で50位以内にランクインする堅調な販売台数を記録していたものの、2022年の8月で、4代目マーチは日本国内での販売が終了してしまいます。
折しもマーチ生誕40周年という節目の年の出来事でした。
結果、2010年から2022年と12年にわたった歴代マーチ随一のロングライフモデルとなりました。
そんななかで海外向けの「マイクラ」は2017年3月、独自にフルモデルチェンジした5代目が欧州市場で発売されていました。
5代目マイクラが日本市場に導入されなかった理由を日産は公表していませんが、そのボディサイズが全長4m強かつワイドボディの3ナンバーサイズであることが背景にあったと言えるでしょう。
このサイズでは日産のコンパクトカー「ノート」とほぼ同じ全長で、全幅はむしろマイクラのほうが大きくなってしまいます。
マーチは日産のエントリーモデルであり、最もコンパクトで安価であるという位置づけですので、5代目マイクラを国内市場で販売する理由がなくなってしまいます。
また5代目マイクラのフルモデルチェンジ当初は、すべてMT車のガソリンないしはディーゼル車であったこともネックになる点です。
日産は国内では電動化戦略を取っていましたが、もし5代目マイクラに「e-POWER」(ハイブリッド)を搭載したら、完全にノートとのカニバリ(需要の共食い)を発生させてしまいます。
そんなこともあって、5代目“マイクラ”が新型マーチとして国内に導入されることはありませんでした。
■すでに先行公開されている「次期マーチ!?」の姿
5代目マイクラはその後、2022年8月に生産終了。翌年7月には欧州市場での販売終了で全市場から撤退となってしまいました。
ただし日産は2022年1月、欧州市場でマイクラの後継となる新型コンパクトEV(電気自動車)を投入することを明らかにしていました。
この新型コンパクトEVの車名は明らかにされていませんでしたが、次期マイクラと考えるのが自然な流れでしょう。
また2024年3月に発表された日産の経営計画「The Arc」では、2022年の発表時にもチラ見せした次期マイクラと思われるコンパクトカーのティザー画像を紹介しており、特徴的な丸目ヘッドライトが目をひいていました。
このかわいらしい雰囲気は、4代目や3代目マーチの流れを汲んでいると言っても間違いではないでしょう。
もう1つ、次期新型マーチが復活販売される可能性となる出来事があります。
それは、日産と連合にあるルノーが、2024年2月にコンパクトEVの「5(サンク)」を発売したことです。
サンクは1972年から1996年まで2代に渡って販売されたコンパクトハッチバックで、ルノーのエントリーモデルでした。
マーチ/マイクラと同じ位置づけでボディサイズも近しく、新型サンクをベースに次期マーチ/マイクラを開発というストーリーが見えてきます。
新型サンクは全長3920mmで、現行型ノートに近いサイズ感になりますが、ノートにはないEVとして日本市場導入となれば、モデルのカニバリが発生しません。
また日産の電動化戦略において、軽EV「サクラ」と、ミドルサイズEV「リーフ」の間を埋めるコンパクトEVとしてマーチをラインナップに追加するのは自然な流れと言えます。
いっぽうで、次期マーチにe-POWERモデルが設定される可能性は微妙なところでしょう。
国内におけるノートのセールスは好調で、2023年の通年販売台数は登録車の中で第4位につける10万2508台となっています。全車ハイブリッドのモデルのなかでは、ノートがトップセールスを記録しています。
そこに新たな(しかも廉価な)コンパクトハイブリッドカーを登場させる理由は希薄といえます。
これらの背景をまとめると、次期新型マーチが「かっこかわいい」コンパクトEVとして日本市場に復活する可能性は十分に期待できそうです。
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
マツダ「“5人乗り”軽トラ!?」公開! 「4人も寝られる」全長3.7m級ボディに「驚き」の声も! 「AZ-MAXラクーンツー」登場に反響集まる
「車検のシールをガラス真ん中ではなく運転席の上に貼られました。貼り直しできますか?」質問に回答殺到!?「ダメだろ」「分かっていますか?」の声も 法律ではどう決まってる?
スバル新型「“すごい”4ドアセダン」公開に反響多数! 約680馬力の2リッター「水平対向4気筒ターボ」に「スゴイ技術」「走りが気になる」の声も! 漆黒の最速マシン「プロジェクト ミッドナイト」米国で登場
“生産版”「“R36”GT-R」公開! 日産の「旧車デザイン」+4.1リッター「V6」採用! 7000万円&1000馬力超えの「Artisan GT-R」の登場が迫る
トヨタ新型「ランドクルーザー」初公開! 旧車デザイン採用で超カッコイイ「ROX」! オシャベージュ内装×オープン仕様も良すぎる「本格モデル」米で登場へ
「左足ブレーキ」の是非を問う!…AT車普及率98%の日本なら、なおさら「踏み間違い」による事故を減らすことができます【Key’s note】
「レガシィ」消滅で改めて問う SUVは日本の交通事情に合っているのか? 日の丸SWは“オワコン”か
レクサス風フロントにバタフライドア…トヨタ「86」を唯一無二スタイルに! オーナーは北米仕様のサイオン「FR-S」からの乗り換えでした
街に溢れる「マツダ車」の“1番人気”ってなに? 「流麗SUV」や10年続く“ロングセラーモデル”も! 爆売れの「マツダ車」トップ3とは?
電気自動車はガソリンスタンドに行かないだけに「日常メンテ」を「見落とし」がち! 常日頃からここだけは見ておきたいポイントとは
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
ご苦労さまでした。
不安定記事。
次はランサーエボリューション復活ですかw
それともシルビア復活ですかww
まさかのRX7復活ですかwww