現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 日産「新型マーチ」まもなく登場!? “丸目”ライトが超カッコイイ! 日本“復活”に期待大な「新型コンパクト」どうなるのか

ここから本文です

日産「新型マーチ」まもなく登場!? “丸目”ライトが超カッコイイ! 日本“復活”に期待大な「新型コンパクト」どうなるのか

掲載 24
日産「新型マーチ」まもなく登場!? “丸目”ライトが超カッコイイ! 日本“復活”に期待大な「新型コンパクト」どうなるのか

■40年・4世代にわたって続いてきた「マーチ」が復活する!?

 日産「マーチ」は、ハッチバックのコンパクトカー。その歴史は古く、初代登場は1982年にさかのぼりますが、2022年に惜しまれつつ国内の販売を終えています。
 
 そんなマーチが復活するとの噂があがっています。次期マーチはどのようなクルマとなるのでしょうか。

【画像】めちゃカッコいい! 日産「新型マーチ!?」を画像で見る(30枚以上)

 初代マーチは「マッチのマーチ」をキャッチコピーに、“マッチ”こと近藤真彦さんがイメージキャラクターに起用され、そのCMとともに大ヒットを飛ばしました。

 初代から日本と欧州を中心に海外でも販売されるグローバルモデルで、国外では「マイクラ」という車名が与えられています。

 2代目へのフルモデルチェンジは1992年、3代目は2002年と10年毎のフルモデルチェンジという長いモデルスパンで刷新され、4代目へのフルモデルチェンジは8年のスパンで2010年に行われました。

 なお4代目マーチはタイで生産される輸入車となっています。

 そんなマーチは、3代目までは好調なセールスを維持し続ける人気モデルでしたが、4代目になると人気に陰りが見えてきます。

 発売から11年が経過した2021年、マーチは国内の登録車で50位以内にランクインする堅調な販売台数を記録していたものの、2022年の8月で、4代目マーチは日本国内での販売が終了してしまいます。

 折しもマーチ生誕40周年という節目の年の出来事でした。

 結果、2010年から2022年と12年にわたった歴代マーチ随一のロングライフモデルとなりました。

 そんななかで海外向けの「マイクラ」は2017年3月、独自にフルモデルチェンジした5代目が欧州市場で発売されていました。

 5代目マイクラが日本市場に導入されなかった理由を日産は公表していませんが、そのボディサイズが全長4m強かつワイドボディの3ナンバーサイズであることが背景にあったと言えるでしょう。

 このサイズでは日産のコンパクトカー「ノート」とほぼ同じ全長で、全幅はむしろマイクラのほうが大きくなってしまいます。

 マーチは日産のエントリーモデルであり、最もコンパクトで安価であるという位置づけですので、5代目マイクラを国内市場で販売する理由がなくなってしまいます。

 また5代目マイクラのフルモデルチェンジ当初は、すべてMT車のガソリンないしはディーゼル車であったこともネックになる点です。

 日産は国内では電動化戦略を取っていましたが、もし5代目マイクラに「e-POWER」(ハイブリッド)を搭載したら、完全にノートとのカニバリ(需要の共食い)を発生させてしまいます。

 そんなこともあって、5代目“マイクラ”が新型マーチとして国内に導入されることはありませんでした。

■すでに先行公開されている「次期マーチ!?」の姿

 5代目マイクラはその後、2022年8月に生産終了。翌年7月には欧州市場での販売終了で全市場から撤退となってしまいました。

 ただし日産は2022年1月、欧州市場でマイクラの後継となる新型コンパクトEV(電気自動車)を投入することを明らかにしていました。

 この新型コンパクトEVの車名は明らかにされていませんでしたが、次期マイクラと考えるのが自然な流れでしょう。

 また2024年3月に発表された日産の経営計画「The Arc」では、2022年の発表時にもチラ見せした次期マイクラと思われるコンパクトカーのティザー画像を紹介しており、特徴的な丸目ヘッドライトが目をひいていました。

 このかわいらしい雰囲気は、4代目や3代目マーチの流れを汲んでいると言っても間違いではないでしょう。

 もう1つ、次期新型マーチが復活販売される可能性となる出来事があります。

 それは、日産と連合にあるルノーが、2024年2月にコンパクトEVの「5(サンク)」を発売したことです。

 サンクは1972年から1996年まで2代に渡って販売されたコンパクトハッチバックで、ルノーのエントリーモデルでした。

 マーチ/マイクラと同じ位置づけでボディサイズも近しく、新型サンクをベースに次期マーチ/マイクラを開発というストーリーが見えてきます。

 新型サンクは全長3920mmで、現行型ノートに近いサイズ感になりますが、ノートにはないEVとして日本市場導入となれば、モデルのカニバリが発生しません。

 また日産の電動化戦略において、軽EV「サクラ」と、ミドルサイズEV「リーフ」の間を埋めるコンパクトEVとしてマーチをラインナップに追加するのは自然な流れと言えます。

 いっぽうで、次期マーチにe-POWERモデルが設定される可能性は微妙なところでしょう。

 国内におけるノートのセールスは好調で、2023年の通年販売台数は登録車の中で第4位につける10万2508台となっています。全車ハイブリッドのモデルのなかでは、ノートがトップセールスを記録しています。

 そこに新たな(しかも廉価な)コンパクトハイブリッドカーを登場させる理由は希薄といえます。

 これらの背景をまとめると、次期新型マーチが「かっこかわいい」コンパクトEVとして日本市場に復活する可能性は十分に期待できそうです。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

トヨタ「クラウン”クーペ”」誕生か!?  もはや懐かしい“ハイソカー”復活の可能性とは?
トヨタ「クラウン”クーペ”」誕生か!? もはや懐かしい“ハイソカー”復活の可能性とは?
くるまのニュース
スズキ新型「ソリオ」いつ登場? 「先進安全装備」進化&クールな“特別仕様車“追加もある? デビュー4年目の大人気「小型ハイトワゴン」に起こり得る変化とは
スズキ新型「ソリオ」いつ登場? 「先進安全装備」進化&クールな“特別仕様車“追加もある? デビュー4年目の大人気「小型ハイトワゴン」に起こり得る変化とは
くるまのニュース
“新車149万円”のトヨタ「格安ミニバン」なぜ売れず!? 全長4.1mの“極小ボディ”に「3列シート」搭載! 斬新すぎた「超コンパクト・ミニバン」に寄せられた評価とは
“新車149万円”のトヨタ「格安ミニバン」なぜ売れず!? 全長4.1mの“極小ボディ”に「3列シート」搭載! 斬新すぎた「超コンパクト・ミニバン」に寄せられた評価とは
くるまのニュース
日産「ケンメリGT-R」復活!? 3000万円超えでも反響多数!? RB26×ATTESA搭載も可能? 内外共に激レアなRocky Autoモデルに寄せられる声とは
日産「ケンメリGT-R」復活!? 3000万円超えでも反響多数!? RB26×ATTESA搭載も可能? 内外共に激レアなRocky Autoモデルに寄せられる声とは
くるまのニュース
トヨタ最後の「“5ナンバー”セダン/ワゴン」今後どうなる? 5速MT&アンダー200万円設定も「全面刷新」はなし… ロングセラーの「アクシオ」「フィールダー」の行方とは
トヨタ最後の「“5ナンバー”セダン/ワゴン」今後どうなる? 5速MT&アンダー200万円設定も「全面刷新」はなし… ロングセラーの「アクシオ」「フィールダー」の行方とは
くるまのニュース
全長3.6m! ダイハツの新型「爆速コンパクトカー」復活に期待大! 超スパルタンな「ターボ×四輪駆動」採用した“走り特化”モデル「クロス4」が凄かった!
全長3.6m! ダイハツの新型「爆速コンパクトカー」復活に期待大! 超スパルタンな「ターボ×四輪駆動」採用した“走り特化”モデル「クロス4」が凄かった!
くるまのニュース
三菱“新型”「パジェロ」!? タフ顔×高級感デザインが超カッコイイ! 復活待望の「“本格SUV”」予想CGがスゴイ
三菱“新型”「パジェロ」!? タフ顔×高級感デザインが超カッコイイ! 復活待望の「“本格SUV”」予想CGがスゴイ
くるまのニュース
ホンダ斬新「最小・最安コンパクトカー」がスゴイ! “159万円”から&「5速MT」モデルあり! 全長3.8mボディの「ブリオ」とは?
ホンダ斬新「最小・最安コンパクトカー」がスゴイ! “159万円”から&「5速MT」モデルあり! 全長3.8mボディの「ブリオ」とは?
くるまのニュース
3000万円超えで日産「ケンメリGT-R」復活!? 280馬力誇る“RB26”搭載! 平成版ケンメリなぜ誕生? 中身も超名車なRocky Auto仕様とは
3000万円超えで日産「ケンメリGT-R」復活!? 280馬力誇る“RB26”搭載! 平成版ケンメリなぜ誕生? 中身も超名車なRocky Auto仕様とは
くるまのニュース
日産「新型“小さな高級車”」登場! 斬新グリル&“精悍”内装が超カッコいい! 全面刷新の「キックス」メキシコでラインオフ
日産「新型“小さな高級車”」登場! 斬新グリル&“精悍”内装が超カッコいい! 全面刷新の「キックス」メキシコでラインオフ
くるまのニュース
三菱に「オープンSUV」あった! 開放感“エグい”けどめちゃ「硬派」!? 復活にも期待大の「パジェロ“Jトップ”」とは
三菱に「オープンSUV」あった! 開放感“エグい”けどめちゃ「硬派」!? 復活にも期待大の「パジェロ“Jトップ”」とは
くるまのニュース
トヨタ新型「GRカローラ“ツーリング”」!? まさかの「爆速ステーションワゴン」の姿がスゴイ! ワイドボディ&3本出しマフラーの予想CGが登場
トヨタ新型「GRカローラ“ツーリング”」!? まさかの「爆速ステーションワゴン」の姿がスゴイ! ワイドボディ&3本出しマフラーの予想CGが登場
くるまのニュース
約139万円!三菱「超コンパクト”ミニバン”」がスゴイ! 全長3.6m級に”3列”詰め込んだ「低価格&狭小モデル」! 希少すぎる「タウンボックス」とは
約139万円!三菱「超コンパクト”ミニバン”」がスゴイ! 全長3.6m級に”3列”詰め込んだ「低価格&狭小モデル」! 希少すぎる「タウンボックス」とは
くるまのニュース
ニッサン斬新「“2列6人乗り”ワゴン」に大反響! “前列3人座れるシート”に「便利だった」の声も! メーカー初の“画期的なモデル”もある「ティーノ」に熱視線!
ニッサン斬新「“2列6人乗り”ワゴン」に大反響! “前列3人座れるシート”に「便利だった」の声も! メーカー初の“画期的なモデル”もある「ティーノ」に熱視線!
くるまのニュース
日産「新型エクストレイル」発表! 唯一無二の「ターボエンジン」&“本革内装”搭載! 「3列シート」仕様の「高級SUV」豪州で登場
日産「新型エクストレイル」発表! 唯一無二の「ターボエンジン」&“本革内装”搭載! 「3列シート」仕様の「高級SUV」豪州で登場
くるまのニュース
スズキ新型「アルト」いつ登場? 超“軽量”化&「スーパーエネチャージ」搭載!? めちゃ「運転」楽しそうな「次期モデル」について見えてきたこととは
スズキ新型「アルト」いつ登場? 超“軽量”化&「スーパーエネチャージ」搭載!? めちゃ「運転」楽しそうな「次期モデル」について見えてきたこととは
くるまのニュース
マツダ斬新「スポーツクーペ」がスゴイ! 世界最小「V6エンジン」搭載&“全長4.2m”級ボディ! 独特なデザインの「プレッソ」とは?
マツダ斬新「スポーツクーペ」がスゴイ! 世界最小「V6エンジン」搭載&“全長4.2m”級ボディ! 独特なデザインの「プレッソ」とは?
くるまのニュース
トヨタ次期「RAV4」はいつ登場? 「新・オシャグリーン」追加に期待高まる! デビュー5年目の「大人気SUV」大幅改良に求められることとは
トヨタ次期「RAV4」はいつ登場? 「新・オシャグリーン」追加に期待高まる! デビュー5年目の「大人気SUV」大幅改良に求められることとは
くるまのニュース

みんなのコメント

24件
  • 美辞麗句
    結局、マーチ復活ではなくて、派生車マイクラの話ですか?
    ご苦労さまでした。
  • pcl********
    くるまのニュースの安定した
    不安定記事。
    次はランサーエボリューション復活ですかw
    それともシルビア復活ですかww
    まさかのRX7復活ですかwww
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

128.9187.7万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

4.8254.0万円

中古車を検索
マーチの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

128.9187.7万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

4.8254.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村