もくじ
ー 初代のデザイン要素
ー 生産 スロバキア工場で
ー 独立式リア・サス新採用
初代のデザイン要素
近々復活するランドローバー・ディフェンダーのインストゥルメント・パネルを撮影した写真が、オンライン上に流出した。スピードメーターとタコメーターの間に備わるディスプレイに映し出されたデジタル画像から、新型ディフェンダーの外観が明らかになったのだ。
匿名の読者からAUTOCARに送られてきたこの写真(トップ画像)は、最初にランドローバー・フォーラムに投稿されたものだという。おそらく、開発テスト中のプロトタイプを撮影したものと思われる。メーターパネルの上には、のぞき見しようとする視線から隠すための布が掛けられているからだ。
ディスプレイに描かれたクルマの画像を見ると、新型ディフェンダーはわれわれがよく知っている初代からデザイン要素を受け継ぐことが分かる。リアのテールゲートは直立し、上から載せたようなルーフのエッジが周囲を覆っている。
後部座席の上にはサンルーフと、そしてもちろん、車体後部にスペアタイヤが装備されている。実車の写真ではなく、ディスプレイに描かれた画像なので、完全に正確とは言えないが、ランドローバーの象徴的モデルの姿を、正式発表前にうかがい知ることができた。
生産 スロバキア工場で
ランドローバーは先日、これまで目撃されたテスト用車両よりもカモフラージュを減らしたプロトタイプの写真を公開した。そこにはアフリカ野生動物保護組織タスク・トラストが管理するケニアの1万4000ヘクタールにわたる土地で、丸太を積載したトレーラーをけん引したり、物資を運び、ライオンを追跡する新型ディフェンダーの姿が写っていた。
ランドローバーのエンジニア達は、このタフな四輪駆動車を、世界各地の最も過酷な環境へ持ち込み、120万kmにおよぶテスト走行を既に終えている。
ランドローバーは、新型ディフェンダーがディスカバリーと共に、ジャガー・ランドローバーが10億ポンド(約1430億円)を投じて新設したスロバキアの工場で生産されることも認めた。これまでディフェンダーは英国製であることを誇りとしてきたので、この決定は議論を呼ぶかもしれない。しかし設計や開発の作業はすべて英国ゲイドンの本社で行われていることを、ランドローバーは強調している。
新型ディフェンダーはこの数カ月の間に、何度もテスト中の姿を目撃されている。ニュルブルクリンク・サーキットでは、エンジニアが様々な状況に対応させるため、シャシーのファインチューニングとブレーキのセットアップを行っていた。
2020年に生産が始まるこの頑強な四輪駆動車は、これまで北アメリカでもテストを行っている様子が見られている。そこではトヨタ・ランドクルーザーに対抗するため、標高4000mの高地や、マイナス40度の極寒から48度の高温まで、多岐にわたる「極限的な環境でテスト」されたという。
独立式リア・サス新採用
最初に公開された “公式スパイショット” では、5ドアの「110」モデルが写っていた。続いて昨年には、ショートホイールベースの「90」がカモフラージュ姿でテストしている写真も見ることができた。さらにホイールベースが長い「130」の存在も噂されている。
新型ディフェンダーでは、快適性を向上させるため、独立懸架のリア・サスペンションを採用することが既にわかっている。車体は旧型のボティ・オン・フレーム構造に替わり、新開発のモノコック・シャシーとなる。
これによって剛性が向上し、軽量化されるとともに、様々なボディスタイルを作り出すことが可能になった。広範囲にアルミニウムが使用されるため、重量は先代よりも大幅に削減されるはずだ。
公道やサーキット、そして極限的な環境下で撮影されたプロトタイプの写真を見ると、テスト車両として使われている新型ディフェンダーは標準仕様のモデルだと思われる。ランドローバーはまず、標準モデルで磨きを掛けているというところだろう。新型の目標は「そのバッジを付けたどのモデルも、最大の性能を発揮できること」だ。価格帯は4万5000ポンド(約640万円)を超えるあたりから7万ポンド(約1000万円)になると予想される。
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