Audi e-tron Sportback
アウディ e-tron スポーツバック
アウディ e-tron シリーズに流麗なスタイルを与えた「スポーツバック」を追加!
2020年春からヨーロッパを皮切りに導入をスタート
アウディは「e-tron」のラインナップを拡大し、ダイナミックなSUVクーペ「e-tron スポーツバック」を追加した。最大300kWを発揮する電動パワートレインを搭載し、1回の充電で最大446kmの航続距離を実現している。
エクステリアのハイライトとなるのは、量産車初採用の「デジタル マトリクス LEDヘッドライト」。この新技術は光線を小さなピクセルに分解し、極めて正確に制御するというもの。道幅の狭い道路でも正確に路面の中央を照らし、車線内を安全に走行することが可能となる。
このヘッドライトは、DMD(デジタル マイクロ ミラーデバイス)と呼ばれるテクノロジーをベースにしており、多くのビデオ プロジェクターでも使用されている技術。その中心には100万個のマイクロミラーを含む小さなチップを設置。個々のマイクロミラーは静電気によって毎秒5000回も動かす。
また、2020年半ばには、複数のタスクを実行することのできるデジタル ライトも導入される予定。デジタル ライト システムは、高精度なロービームによって、コーナー、市街地、高速道路を照らすだけでなく、ハイビームと協働しつつ対向車などへの眩惑も最小限に留める効果を持っている。
ヨーロッパにおけるe-tron スポーツバックの市場導入時期は、2020年春を予定。現時点で日本市場への導入タイミングは明らかにされていない。
SUV、クーペ、EVという3つのキャラクターを美しく統合
e-tron スポーツバックは、広々としたスペースのSUV、エレガントな4ドアクーペ、先進的な電気自動車のキャラクターを統合。全長は4901mm、全幅は1935mm、全高は1616mmというディメンジョンを持つ。ルーフは筋肉質なボディ対し、優雅なラインをリヤに向かって描いているのが特徴。典型的なクーペのシルエットを備えたこのルーフは、後方へ向かって大きく傾斜したDピラーへとシームレスに流れ込んでいく。
八角形のシングルフレーム、ホイール上のパワフルな造形、彫刻的なリヤエンドを備えたe-tron スポーツバックは、アウディの最新デザイン言語を完璧に体現。そのディテールは、このSUVクーペが電気自動車であることを明確に示している。例えば、ライトプラチナグレーで彩られたグリルには、ほとんど開口部が存在しない。これは、e-tronモデルを識別するポイントにもなっている。
新採用のマトリクスLEDヘッドライトの下端にある4本のデザインエレメントは、デイタイムランニングライトとして機能。e-tron独自のライトシグネチャーを生み出す効果が与えられている。
ホイールアーチトリムとシルにはアンスラサイトが採用され、力強さを強調。ブラックに塗装されたアンダーボディプロテクション、ディフューザー、ドアシルも同様の効果を演出している。また、アドバンスト エクステリアラインでは、アタッチメントは対照的なグレーが与えられ、オプションとしてボディ同色仕上げも用意されている。
e-tronを超える航続距離を実現した最高のエアロダイナミクス
「Sライン エクステリア」と「バーチャル エクステリアミラー」を装備したe-tron スポーツバックは、わずか0.25という優れたCd値を誇る。この数値は姉妹モデルのe-tronよりもさらに優秀な数値となる。
これはクーペ形状により、ボディ後方の空気抵抗が少ないため。高い位置に設置されたテールゲートのエッジ部分がボディ後部のエアフロー乱流を最小限に抑える。このデザイン処理は電力消費量の削減にも繋がった。1回の充電で走行可能な距離は最大446km(WLTP値)と、航続距離はe-tronと比較して約10kmも延びている。
ウイング形状のサポートに設置された小型のバーチャルエクステリアミラーは、さらなる効率化に貢献している。カメラの映像はインストゥルメントパネルとドアの間に設置された高解像度OLEDディスプレイに表示。ドライバーがディスプレイ上で指を動かすと、映し出すアングルを調整することも可能となっている。このミラーは、3つの運転状況(高速道路、旋回時、駐車時)に合わせて自動的に調整され、それぞれのシチュエーションに合わせて最適な視界を映し出す。
ブーストモードでシステム最高出力300kWを発揮
「e-tron スポーツバック 55 quattro」は、優れた電気モーターにより、高い効率、パフォーマンス、そして静粛性を確保。前後のアクスルにはパワーエレクトロニクスによって三相電流が供給される、非同期電気モーターを搭載する。
通常時、システム最高出力265kW&最大トルク561Nmを発揮する2基の電気モーターは、静止状態から力強いパワーで加速。0-100km/h加速はわずか6.6秒を誇り、最高速度は電子リミッターにより200km/hに制限されている。
シフトレバーをDモードからSモードに移行し、アクセルペダルを床まで踏み込むと、ブーストモードが起動。このブーストモードでは300kWのシステム出力と664Nmのトルクを発生し、わずか5.7秒でe-tron スポーツバックを100km/hまで加速させる。
電動4輪駆動により、あらゆる地形で卓越したトラクションとダイナミズムを実現。このシステムは、前後アクスル間の理想的なトルク配分を連続的かつ瞬時に調整する。ほとんどの走行状況ではリヤの電気モーターのみを使用。ドライバーがそれ以上のパワーを求めた場合にのみ、フロントのモーターも瞬時に作動する。
フロント電気モーターの作動は、滑りやすい路面や高速走行時などでスリップが発生する前、あるは車両がアンダーステアまたはオーバーステアの状態になる前にも予測的に行われる。
卓越したコーナリング性能を実現したのが、パワートレインやバッテリーを低い位置に搭載した低重心シャシー。重量物はすべて車両の中央に集中して配置された結果、ほぼ50対50の前後重量配分となり、バランスの取れた自然なステアリング特性を実現した。
5リンク式サスペンション、プログレッシブステアリング、電気油圧式ブレーキシステムといったコンポーネントから構成されたサスペンションは、最新のテクノロジーと組み合わせることによって、機敏なハンドリングと優れた快適性を提供。
電子制御ダンパーを備えた「アダプティブ エアサスペンション」は、速度が上がるにつれて車高が下がり、エアフローを大幅に改善。その結果、航続距離をさらに延長させることに成功している。システムはライドハイトを最大で76mmも変化させることができる。
95kWhのエネルギー容量を誇るバッテリーシステム
バッテリーシステムは、95kWhのエネルギー容量を備え、396Vの定格電圧で動作。パッセンジャーセルの下に幅広い平らなブロックとして取り付けられたバッテリーは、35ヵ所でボルト留めされている。そのバッテリーシステムは、頑丈な保護フレームと36個のセルモジュールを保持するアルミニウムケースにより、非常に高い剛性と耐衝撃性を実現している。
これは、31のモジュールから構成される長い「ロワーフロア」と、5つのモジュールからなる短い「アッパーフロア」の2層構造によるもの。各モジュールには12個の「ポーチセル」が統合されている。冷却システムは、セルチャンバーの下に設置された。
回生システムは、ドライバーがアクセルペダルから足を離したときに作動する「コースティングモード」と制動時の2つの状況で連続可変的に作動を調整。コースティング時の回生レベルは、ステアリングホイールに設置されたパドルを操作して、3段階で調整が可能。全体として、e-tron スポーツバックは航続距離のうち最大30%を回生エネルギーから得ている。
クーペスタイルながらも615リットルのラゲッジ容量を確保
e-tron スポーツバックは、2928mmという長いホイールベースにより、乗員5人とその荷物を収納可能なスペースを確保した。リヤシートの足元はほぼフラット。従来のセンタートンネルの場所には、わずかな段差があるのみ。
ボンネット下の60リットルの収納コンパートメント(工具キットと充電ケーブルを収納)を含め、合計615リットルのラゲッジ容量を提供。リヤシートの背もたれを倒すと、ラゲッジ容量は1655リットルにも拡大する。電動式テールゲートは、オプションで「キックアクション」による開閉も可能となっている。
ラウンジのような囲まれ感を実現したインテリア
インテリアは、デザインとテクノロジーがシームレスに融合した、ラウンジのような雰囲気を創出した。インストゥルメントパネルは、左右いっぱいに弧を描いて伸び、運転席側にはアウディ バーチャル コクピットのカバーが一体化されている。
ラップアラウンド形状のドアトリムには、オプションの「バーチャル エクステリアミラー」のスクリーンと統合。2つのタッチディスプレイを備えたインストゥルメントパネルは人間工学に基づき、ドライバーに向かって角度が付けられている。アッパーディスプレイはオフにすると、周囲の大型ブラックパネルに溶け込んで、ほとんど見えなくなる。
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