現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > なんとハイブリッド仕様も!! クラシックなボディに6気筒を押し込んだ[クラウン]セダンがスゴすぎる

ここから本文です

なんとハイブリッド仕様も!! クラシックなボディに6気筒を押し込んだ[クラウン]セダンがスゴすぎる

掲載 4
なんとハイブリッド仕様も!! クラシックなボディに6気筒を押し込んだ[クラウン]セダンがスゴすぎる

 ハイブリッドとFCEVの2モデルを用意して、2023年11月より販売が開始されたクラウンセダン。実は車名に「クラウンセダン」が付けられたのは、街中で見かけるタクシーや商用車などで使われていることが多かったモデルだった!!

文:小鮒康一/写真:ベストカーWeb編集部

なんとハイブリッド仕様も!! クラシックなボディに6気筒を押し込んだ[クラウン]セダンがスゴすぎる

【画像ギャラリー】ついに出た!!!!!! 新型[クラウン]のパトカーを見つけたぞ!!!!!!(17枚)

■コンフォート/クラウンコンフォートの兄弟車として歩み始めた人生

クラウンコンフォートは1995年12月に販売開始され、2018年2月に販売終了。クラウンという名が付いているが、ベースはX80系マークIIセダン

 2023年11月に発売となった新型クラウンセダン。言うまでもなくクラウンの4ドアセダンモデルということになるが、トヨタが正式にクラウンセダンと名付けたモデルをリリースするのは、2017年いっぱいまで生産していたモデル以来、およそ6年振りということになる。

 ではそのクラウンセダンとはどのようなモデルだったかというと、2001年8月に登場したもので、コンフォート/クラウンコンフォートと兄弟車関係になるものだった。

 先代クラウンセダンはタクシーやハイヤー、社用車といったビジネスカーとして使われることが主だったが、5ナンバーサイズに直列6気筒エンジンを搭載したFRとなっており、今見るとクラシカルなルックスを含め、非常に魅力的に思えてくるではないか。

【画像ギャラリー】ついに出た!!!!!! 新型[クラウン]のパトカーを見つけたぞ!!!!!!(17枚)

■マイルドハイブリッド仕様を用意して時代をリード

クラウンコンフォートの上級版として、2001年8月に登場したクラウンセダン。2018年1月まで、長きにわたって生産された

 コンフォート/クラウンコンフォートと兄弟車関係にありながらも、クラウンの名前に恥じないように上級車種として登場したクラウンセダンは、カラードバンパーやメッキドアハンドルなど、上級指向の強い装備を備えていた。

 エンジンはタクシー向けのLPG仕様こそ4気筒だったが、ガソリンモデルには直列6気筒2.0Lの1G-FE型が搭載され、古き良きフォーマルセダンの風格を漂わせていたのだ。

 そして2002年10月には、コンフォート/クラウンコンフォートにはラインナップされないマイルドハイブリッド仕様が追加された。

 これは1G-FE型エンジンに補機駆動用ベルトによりエンジンと連結した発電機を兼用する小型モーターを搭載し、電圧36Vの駆動用バッテリーと組み合わせるもので、車両停止時にはエンジンを自動停止。モーターで車両発進させるとともにエンジンを始動させるというものだった。

 モーターは3kW/56N・mと小型なものだったが、燃料を多く消費する発進時にアシストすることで燃費性能を改善し、カタログ燃費は通常の1G-FE型搭載モデルの+1.6km/Lとなる13.0km/Lの燃費を実現していた。

 あくまでマイルドハイブリッドであるため、ストロングハイブリッドのように大幅な燃費向上は見込めなかったが、当時のビジネスユーザーが環境に配慮していることをアピールするには十分の存在となっており、官公庁を中心にそれなりの台数がリリースされたようだ。

 マイルドハイブリッド仕様は2008年4月をもって生産が終了し、同時に純ガソリンモデルも終売。その後はLPGモデルのみのラインナップとなっているため、自家用車としてねらうのであれば、これ以前のものがオススメだ。

 現在、中古車としてのクラウンセダンは総額50万円台~130万円台と幅広くなっているが、過走行なものでも法人オーナーで定期的なメンテナンスがなされていた個体も多い。

 そもそもタクシー/ハイヤーとして数十万km走ることを前提に作られたモデルがベースであるため、距離よりも現車の状態を優先したほうがよさそうだ。

【画像ギャラリー】ついに出た!!!!!! 新型[クラウン]のパトカーを見つけたぞ!!!!!!(17枚)

投稿 なんとハイブリッド仕様も!! クラシックなボディに6気筒を押し込んだ[クラウン]セダンがスゴすぎる は 自動車情報誌「ベストカー」 に最初に表示されました。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

待ってろスイスポ!!! FF1.3Lターボのピリ辛ボーイズレーサー[新型GRスターレット]は若者にも手が出しやすい250万円で登場か!?
待ってろスイスポ!!! FF1.3Lターボのピリ辛ボーイズレーサー[新型GRスターレット]は若者にも手が出しやすい250万円で登場か!?
ベストカーWeb
オヤジむせび泣き案件!! ホンダの[デートカー]が帰ってくるぞ!! 新型[プレリュード]は究極のハイブリッドスポーツだ!!!!!!!!!
オヤジむせび泣き案件!! ホンダの[デートカー]が帰ってくるぞ!! 新型[プレリュード]は究極のハイブリッドスポーツだ!!!!!!!!!
ベストカーWeb
日産「新型スカイライン」発売! 歴代最強「匠“手組み”エンジン」×旧車デザインの「特別仕立て」登場も「次期型」はもう出ない…? 「集大成」完売した現状とは
日産「新型スカイライン」発売! 歴代最強「匠“手組み”エンジン」×旧車デザインの「特別仕立て」登場も「次期型」はもう出ない…? 「集大成」完売した現状とは
くるまのニュース
マツダが「超凄いロードスター」公開! 2Lで200馬力×幌仕様で登場!? こだわり“リアスポイラー”にも注目!? 限定で明かされた内容とは
マツダが「超凄いロードスター」公開! 2Lで200馬力×幌仕様で登場!? こだわり“リアスポイラー”にも注目!? 限定で明かされた内容とは
くるまのニュース
「運転席の横に“クルマが踊っている”スイッチがありますが、押したら滑りますか?」 謎のスイッチの意味は? 知らない「使い方」とは
「運転席の横に“クルマが踊っている”スイッチがありますが、押したら滑りますか?」 謎のスイッチの意味は? 知らない「使い方」とは
くるまのニュース
「ノーマルタイヤで立ち往生」に国交省ブチギレ!?「行政処分の対象です」2年連続で大量発生…「スタックの7割が夏用タイヤ」今年も緊急警告
「ノーマルタイヤで立ち往生」に国交省ブチギレ!?「行政処分の対象です」2年連続で大量発生…「スタックの7割が夏用タイヤ」今年も緊急警告
くるまのニュース
100万円以下で「クラウン」に乗りたい! めちゃ安い“高級セダン”は買っても大丈夫? 古くても「やっぱりクラウン」だけど格安中古はやめたほうがいい?
100万円以下で「クラウン」に乗りたい! めちゃ安い“高級セダン”は買っても大丈夫? 古くても「やっぱりクラウン」だけど格安中古はやめたほうがいい?
くるまのニュース
[圧倒的燃費]と環境性能! [トヨタ・ヤリス]を超えるクルマってぶっちゃけある? 
[圧倒的燃費]と環境性能! [トヨタ・ヤリス]を超えるクルマってぶっちゃけある? 
ベストカーWeb
ミニバンなら日本車……とも言い切れんぞ! ちょっとマイナーだけどヨーロッパにも個性派ミニバンが存在した
ミニバンなら日本車……とも言い切れんぞ! ちょっとマイナーだけどヨーロッパにも個性派ミニバンが存在した
WEB CARTOP
ホンダ新型「プレリュード」まもなく登場? 22年ぶり復活で噂の「MT」搭載は? 「2ドアクーペ」に反響多数!海外では“テストカー”目撃も!? 予想価格はいくら?
ホンダ新型「プレリュード」まもなく登場? 22年ぶり復活で噂の「MT」搭載は? 「2ドアクーペ」に反響多数!海外では“テストカー”目撃も!? 予想価格はいくら?
くるまのニュース
27年ぶりにあの懐かしいスターレットが戻ってくる!? ヤリスより小さいリッターカーは2026年登場か!?
27年ぶりにあの懐かしいスターレットが戻ってくる!? ヤリスより小さいリッターカーは2026年登場か!?
ベストカーWeb
“45年ぶり”マツダ「サバンナGT」復活!? まさかの「オープン仕様」&斬新“レトロ顔”がサイコー!ワイドボディも魅力の「RXカブリオレ」とは?
“45年ぶり”マツダ「サバンナGT」復活!? まさかの「オープン仕様」&斬新“レトロ顔”がサイコー!ワイドボディも魅力の「RXカブリオレ」とは?
くるまのニュース
破格の約90万円!! ダイハツ・[コペン]は今こそ買い時でしょ!
破格の約90万円!! ダイハツ・[コペン]は今こそ買い時でしょ!
ベストカーWeb
新車77万円! ホンダ革新的「コンパクトカー」に「安くて広くて最高!」の高評価! 全長3.7mで「フィット」より小さい“街乗り最強”モデルとは! デザイン&乗り心地も大満足
新車77万円! ホンダ革新的「コンパクトカー」に「安くて広くて最高!」の高評価! 全長3.7mで「フィット」より小さい“街乗り最強”モデルとは! デザイン&乗り心地も大満足
くるまのニュース
[大型ミニバン]頂上対決!? レクサス[LM]vsトヨタ[ヴェルファイア]約800万円の価格差はどこ?
[大型ミニバン]頂上対決!? レクサス[LM]vsトヨタ[ヴェルファイア]約800万円の価格差はどこ?
ベストカーWeb
下取り額爆上がり? アルヴェルのドアの速さまで変えられるトヨタの[KINTO FACTORY(キントファクトリー)]がすごい!
下取り額爆上がり? アルヴェルのドアの速さまで変えられるトヨタの[KINTO FACTORY(キントファクトリー)]がすごい!
ベストカーWeb
いずれスポーツカー[バブル]は崩壊する!! その時あなたは買う勇気があるか!?
いずれスポーツカー[バブル]は崩壊する!! その時あなたは買う勇気があるか!?
ベストカーWeb
めっちゃカッコいいぞ!?? スズキ新型SUVをトヨタへ供給&日本導入ってマジか
めっちゃカッコいいぞ!?? スズキ新型SUVをトヨタへ供給&日本導入ってマジか
ベストカーWeb

みんなのコメント

4件
  • ***********
    1Gは一世を風靡したね。
    Mの後継として長らくトヨタの直6エンジン代名詞みたいなもんだった。日産もRBがあったな。
    V6のVZに比べてもやっぱりスムーズさは一枚上手だった。もともとの設計上排気量を増やさずにJZにだんだんと移行した。
    今は2000 6気筒なんて存在せず、トヨタだとチンケな2500 4気筒ばかりだから6気筒はかなり優位性があったな。
  • mon********
    カローラにアクシオがあるんだからクラウンもこういうの出そうよ。
    カムリもマークXも消えて困ってる人(・・・俺含む笑)助けと思って。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

276.7305.9万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

35.0350.0万円

中古車を検索
クラウンセダンの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

276.7305.9万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

35.0350.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村